ゲーム実況&音楽制作集団「M.S.S Project」、Snow Man・佐久間大介と結成15周年を振り返る

Snow Man・佐久間大介さんがパーソナリティを務める『Snow Man 佐久間大介の待って、無理、しんどい、、』(文化放送)。7月13日(土)の放送は、ゲーム実況&音楽制作集団「M.S.S Project」をゲストに迎えました。(文化放送『Snow Man 佐久間大介の待って、無理、しんどい、、』2024年7月13日放送分)

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今年で結成15周年! ゲーム実況&音楽制作集団「M.S.S Project」がゲストで登場!

文化放送で毎週土曜20時から放送中の『Snow Man 佐久間大介の待って、無理、しんどい、、』(通称『マテムり』)。今回の放送は、ゲーム実況&音楽制作集団「M.S.S Project」から、あろまほっとさん、eoheohさんをゲストに迎えてお届けしました。

M.S.S Projectは、ニコニコ動画やYouTubeなどの動画配信プラットフォームを中心に活動する4人組(FB777さん、KIKKUN-MK-IIさん、あろまほっとさん、eoheohさん)のゲーム実況・音楽制作ユニット。グループ名は「Middle Second Sickness Project」の略称に由来し、「中二病プロジェクト」を意味しています。今年の9月で15周年を迎え、9月9日(月)には日本武道館でのライブが開催される予定です。『マテムり』では、2022年4月の放送開始以来、アニメに携わる声優やアーティストたちをゲストに迎えることが多い中、ゲーム実況者の出演は初となります。

トークの序盤では、佐久間さんが初めて観たM.S.S Projectの動画、結成15周年を迎えるM.S.S Projectの悩みにまつわる話題などで盛り上がりました。

「M.S.S Project、登場!」を3分お試しで今すぐ聴く↓

eoheohさんは、今までの活動で1番印象深い出来事に、投げ銭(※)が1億2000万円を超えた2020年3月に行われた全国ツアーでの無観客ライブを挙げました。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、特別措置が施行されたこのライブはYouTubeで生配信され、約2時間のライブで視聴者が7万2000人を突破するなど、大きな反響を集めました。

あろまほっとさんは「時期が良かったというのか、無観客ライブ自体も最初の方にやったくらい」、「いろんな界隈の人たちが、エンターテインメントに対しての救済というか、いろいろと応援してくれた」と当時を振り返りました。YouTubeでのドキュメンタリー動画を視聴したという佐久間さんは、同じエンタメ界に携わる立場から、無観客ライブ決行に至るまでの苦労についても触れながら、ファンにおける熱量の高さに称賛の言葉を贈りました。

※…オンライン配信の制作者や配信者に対して、金銭や応援アイテムなどを送ること。YouTubeでは「スーパーチャット」(通称:スパチャ)と呼ばれる、投げ銭システムを搭載。

「今まで1番印象深い出来事」を3分お試しで今すぐ聴く↓

事前アンケートでは「グループを一言で表すと?」の質問に、各メンバーから「大雑把」、「適当」など回答したことから、お互いのグループにおける関係性について迫る場面も。解散の危機について「無い」と即答した2人は、「(eoheoh)"俺、こうしたいぜ"みたいな奴がいない」、「(あろまほっと)"一つの目標に向かって、俺たちでやっていこうぜ"みたいなのが無い」と、適度な距離感でメンバーの関係性が保たれていることを語りました。

対する佐久間さんは「お互いに良いものを作ろうとしているから、否定はし合あわない」、「Snow Manの場合は多数決」と、メンバー全員で動くことを大切にしていると語りました。

「グループの関係性」を3分お試しで今すぐ聴く↓

Snow Man 佐久間大介の待って、無理、しんどい、、
放送局:文化放送
放送日時:毎週土曜 20時00分~21時00分
出演者:佐久間大介(Snow Man)
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自動車修理工場の女性社長が「自動販売機のハンバーガー」を開発

トラックなどのドライバーさんのなかには、昭和の頃は、よく幹線道路沿いにあった自動販売機のハンバーガーで、お腹を満たした経験がある方もいらっしゃることでしょう。じつは最近、令和版の「自動販売機のハンバーガー」がじわりじわりと増えているんです。今回は、この自動販売機のハンバーガーを手掛けている自動車修理工場の方のお話です。

ハンバーガー自販機と小林さん

それぞれの朝は、それぞれの物語を連れてやってきます。

東京・新宿から中央道の高速バス、または新幹線と飯田線の特急「伊那路」を乗り継いで、およそ4時間の長野県飯田市に「ガレージいじりや」という自動車修理工場があります。敷地内には、トヨタ・パプリカ、マツダ・シャンテをはじめ、昭和の車がズラリ。しかも、工場の前にある懐かしい自動販売機コーナーが目を引きます。

お店の代表・小林由季さんは、埼玉県出身の41歳。小さい頃、ちょうどミニ四駆が大人気だったこともあって、クルマに興味を持ちました。19歳でオートマチック車限定の運転免許を取ると、街を颯爽と駆け抜けていった、白い「マツダ・RX7」に心躍ります。

『カッコいい!あのクルマに乗りたい!!』

そう思った小林さんは、知り合いの自動車関係者に相談すると、軽くあしらわれました。「RX7? アンタ、あのクルマ、マニュアルだし、ロータリーエンジンって知ってるの? 乗りたいなら、自分で自動車が整備出来ないと、まず無理だよ」

愛車のマツダ・シャンテと小林さん

マニュアルもロータリーエンジンも、全くチンプンカンプンだった小林さんですが、乗りたい思いが高まって、マニュアルで免許を取り直し、自動車整備士を目指します。男社会の自動車修理工場で、厳しい試練を乗り越えて、見事、整備士資格を取得。縁あって信州に移り住むと、趣味で借りたガレージで、ノーマルタイヤからスタッドレスタイヤへの履き替えを請け負ったことをきっかけに、2010年、自ら自動車修理工場を立ち上げました。

やがて、工場のスタッフが昭和43年製・スバル360の修復を成し遂げたことから、小林さんも古い車に興味を持ち、旧車が続々持ち込まれて、車雑誌にも注目されます。あれよあれよと、旧車好きならまず知らない人はいない工場に成長。小林さんは雑誌連載企画で、旧車でレトロな自動販売機巡りをすることになりました。

ところが、ここで小林さんは大変なことが起きていたことに気付くんです。

『大きな道路沿いにたくさんあったハンバーガーやうどん・そばの自動販売機コーナーがどんどん無くなっている……』

24時間営業のコンビニエンスストアが増えた一方で、自動販売機は経年劣化、オーナーさんの高齢化も進んで、自動販売機コーナーは次々と姿を消していたんです。そんな折、小林さんはお祖父さまを亡くしたことで、小さい頃、自動販売機のハンバーガーをなかなか買ってもらえなかった記憶がよみがえりました。

『あの思い出の、自動販売機のハンバーガーを残したい。ならば、ハンバーガーを作っている食品メーカーを助けよう!』

自動販売機コーナー

そうひらめいた小林さんは、さっそく自動販売機用のハンバーガーを仕入れます。自動車工場の前に冷蔵機能付きの自動販売機と電子レンジを設置して販売を始めると、ちょうどコロナ禍と重なったことで、テイクアウトのニーズをつかんで大繁盛。各地のレトロ自動販売機で売れたハンバーガーのおよそ4倍を1台で売り上げました。

小林さんはもうイケイケドンドン、自動販売機を増やして各地で大人気となりますが、あまりの売れ行きにハンバーガーメーカーのほうが悲鳴を上げてしまいます。安定した納品が出来ないので、もう勘弁してくれませんか、と言われてしまったのです。代わる製造業者も無く、困り果てた小林さん、思い切りました。

『ハンバーガーを作ってくれる会社が無いなら、自分の会社で作ってしまおう!』

もちろん、小林さんは自動車整備士ではありますが、食品の知識は全くゼロ。体当たりで、様々な食品製造に関する許可や食品衛生を、片っ端から学んでいきます。食品部門の「いじりやフードサービス」も立ち上げ、ハンバーガーを作ってみましたが、パンはパサつき、肉の脂は溶け出し、レタスなどの生野菜は安全性の面で使えません。しかも、自動車修理工場と食品工場の二刀流で、睡眠時間3時間の日々が続きました。

ふんわりバンズのチーズバーガー

それでも試行錯誤を繰り返し、味やソースにもこだわったチーズバーガーに辿り着いて、安定した製造、出荷も出来るようになりました。今は、全国で39台の自動販売機が元気に稼働中。自動車修理工場生まれの自動販売機とハンバーガーは、各地域で話題になっています。

「気合と根性でやってきました」と笑う小林さんですが、やりたいことはいっぱいです。

「レストランもやってみたいですし、クルマのテーマパークがあっても面白いですよね。ハンバーガー片手にみんなに巡ってもらって。夢は大きく持てば、きっと叶います!」

「RX7に乗りたい」から始まった小林さんの夢、今はまだ、その途中です。

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