キンプリ・永瀬廉『庭ラジ』6周年! 大好きなドラマ『プロポーズ大作戦』を語る

King & Prince・永瀬廉さんが『レコメン!』(文化放送)内でパーソナリティを務める『King & Prince 永瀬廉のRadio GARDEN』。6月11日(水)の放送は、永瀬さんが大好きなドラマを語る特別企画をお届けしました。(文化放送『King & Prince 永瀬廉のRadio GARDEN』2025年6月11日放送分)

『庭ラジ』6周年! 『プロポーズ大作戦』を語ろうスペシャル

文化放送の人気番組『レコメン!』(毎週月曜~木曜22時~)内で、毎週水曜24時5分ごろより放送している『King & Prince 永瀬廉のRadio GARDEN』(通称:『庭ラジ』)。2019年6月13日に番組がスタートし、今回の放送で6周年を迎えました。そして、スペシャルウィークを迎えた今回は、「番組6周年記念 ドラマ『プロポーズ大作戦』を語ろうスペシャル」と題した特別企画をお届けしました。

永瀬さんが大好きと語る『プロポーズ大作戦』は、フジテレビ系で2007年4月から6月にかけて「月9」枠で放送されていたテレビドラマ。山下智久さんと長澤まさみさんが主演を務めたラブコメディで、桑田佳祐さんが主題歌を担当したことでも話題となりました。

「『プロポーズ大作戦』を語ろう」を3分お試しで今すぐ聴く↓

作品全話を見直したスタッフが作成した放送リストとともに、リスナーから寄せられた『プロポーズ大作戦』で印象に残ったシーンや名言などを紹介しながら、当時の思い出を振り返りました。

永瀬さんは作品が好き過ぎる余り、マネージャーに『プロポーズ大作戦』のリメイクを希望しますが、「あんたはもう、高校生は無理」と言われたらしく、スタジオでも「こういう高校生活したい。野球頑張るから頼む!」、「もうソクラテス役(※)でもいい。ケンゾーとか言わないから」と懇願するのでした。

※…山下さん演じる岩瀬健(ケンゾー)の高校時代のクラスメイト。本名は根津重人で、芝居がかった振る舞いから"ソクラテス"というあだ名を付けられていた。キャストは渡部豪太さん。

「印象的なシーン」を3分お試しで今すぐ聴く↓

時間いっぱいまで『プロポーズ大作戦』を熱く語った永瀬さんは、物足りない様子を見せながらも「エピソードを箇条書きで出してくれると、いろんなものが付随して引っ張られてくるよね」、「第2弾、何がいいですかね?」と、今後の展開を語りました。

エンディングでは番組6周年についても触れ、「いろんな形であれ、このラジオを毎週すごく楽しくやらせていただいているので、6周年からも全力で皆さまに僕のお声を届けていきたいなと思います。まだまだちょっと、末永くよろしくお願い致します」と締めました。

「6周年の挨拶」を3分お試しで今すぐ聴く↓

レコメン!
放送局:文化放送
放送日時:毎週月曜~木曜 22時00分~25時00分
出演者:(月)駒木根葵汰(火)秋山寛貴(ハナコ)(水)矢吹奈子(木)吉田仁人(M!LK)
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勅使川原真衣が懸念を抱く!「大手商社の『自分史採用』は吉報なのか!?」

フリーライターの武田砂鉄が生放送でお送りする朝の生ワイド「武田砂鉄ラジオマガジン」(文化放送)。11月12日(水)8時台のコーナー「ラジマガコラム」では、水曜前半レギュラーの組織開発コンサルタント・勅使川原真衣が大手商社の人事の採用基準についての記事に懸念を示した。

勅使川原真衣「今日はちょっと就活の話をしたいと思ってます。『志望動機はもう古い? 自分史採用は吉報なのか?』と題したいんですけども、これ元ネタがありまして、先月末に日経新聞を見ていましたらこんな記事が目に飛び込んできました。三井物産の渡辺徹(てつ)執行役員が語る『学生時代に好奇心深める経験を』と書かれた記事ですけども、三井物産、大丈夫ですか?」

武田砂鉄「全然大丈夫ですよ。把握してます」

勅使川原「知ってますね。一応言っといてもいいですか? 日本の五大商社のひとつと言われています。いきなり下世話な話をしますけども、平均年収は1996万円」

武田「え? もう一回言ってもらっていいですか?(笑)」

勅使川原「1996万円が平均年収ということで、『ザ・エリート街道』と言ってもいいのかな? と思いますが、この人事管掌役員である渡辺さんが取材に応じていて、記者にこう聞かれていました。『選考で重視するのは何ですか?』と。これに対してちょっと途中省略しながら読みますと、『コミュニケーション能力などの人柄と、それを支える意味で学生時代の経験です。エントリーシートでは志望動機は聞かず、自分史を書いてもらっています』」

武田「自分史?」

勅使川原「自分の歴史ですね。学生の時にしかできないことを色々経験して、好奇心をどんどん深めていってほしい』。ここちょっとポイントなんですけども『1年生の時から就活のことを考えてアルバイトなどを選ぶ人は嫌ですね』と。『嫌ですね』と言われちゃったんですけども、どうなんですかね、これ地味な記事だと思いますよ。就活業界研究の記事なので。ですが、結構話題になりました。
色々SNSでも反応がありまして、例えばあの西村ひろゆきさんもXでこの記事をリプライする形でこの取り組みをXで肯定していました。『従来型のテストマシーンみたいな人はもういらないですよね』と」

武田「テストマシーン……」

勅使川原「『テストだけが出来るような人はいらない、テストだけに強い人はいらないよね』みたいなコメントです。あと、あるベンチャー経営者の方はこう言ってました。『表面的な就活スキルではなく、本物の好奇心と粘り強さ。それが何十億円のディールを生み出す源泉だと彼らは知っているんです』と、豪語していたんですね」

武田「スケールでかいですね!」

勅使川原「なんかそんな感じしますけども『どうなのかな?』と私は思っています。やっぱり当たり前を一応疑う教育社会学っていうのをやってきて、さらに仕事としても『仕事ってこんなもんだよね』っていうのを疑う仕事をしてきているので、ちょっとこれも疑ってみようかなと思うわけですけども、これ多くの人が『なるほど、新しい潮流だ!』って思ってるかも知れないんですけども、『ほとんどの人にはあんまり吉報にはならないんじゃないかな、なりにくいんじゃないかな』と考えてます。
3つほど懸念があります。1つはですね、これ生まれの影響を多分に受ける選抜方法じゃないかなと思うんですよ。就活対策なんかしてね、『嫌ですね』と言われようがなんだろうが、人生のある時期につけ焼き刃をしてでも評価機関に合わせて自分の将来を切り開くって、普通のことじゃないですか。『そんな悪いことだったのかな?』と思うわけです。
なんか最近やたらと個人が事前に対策できることを『表面的』とか、もっと言うと『実力がこれじゃわからない』みたいな言い方をすることがあるんですけども、いやいや、実力って何なんですか? 何が問われるのかを事前にちゃんと把握した上で、問われたものに対して自分なりの答えを用意していくって、これ機会の平等に近いと思います」

武田「そうね」

勅使川原「なので、ある意味でフェアだったはずなんですけども、果たして自分史採用ってどうなのかな? 評価機関で言うとこれ人生全体ですよね? これまでの生き様みたいな」

武田「全部出さなきゃいけない」

勅使川原「全部出さなきゃいけなくなる。『これで本当に実力が見えるんですか?』っていう問題があると思います。自分史でわかるとされている実力と呼ばれているものも、これ案外『育ち』。『育ち』の話になっていくんじゃないかと懸念してます。ちなみに育ちを決めているのは能力ですか?」

西村志野「違いますよね?」

勅使川原「100万%偶然じゃないですか。どの家庭に生まれ落ちるか、自分じゃどうにもできないです。選んだことある人、いません。この偶然の生まれのことを起点にして、その後の人生っていうのは教育社会学で『水路づけられる』っていう言い方をするんですよ」

武田「水路づけられる?」

勅使川原「完全に決定はしないけども、この学校に行くとこれぐらいの職業について、こういう人と結婚して……みたいなのがある程度あるでしょ、というのは実証研究で示されているので、この選抜対策不能にしようっていう意図はあると思いますけども、そもそも偶然性を引きずってますので、初期値、最初の生まれの影響がかなり大きいんじゃないかなと思うんです。生まれの影響が大きいと何が困るかって、結局番狂わせみたいなのが起きにくいんじゃないかと思うんですよ」

武田「そうかそうか」

勅使川原「『階層再生産』って言うんですけども、言い方あれですけど、お金持ちの家に生まれると、子供も三井物産のようなところに入ったりとかお金持ちになっていく、みたいなのが起きないかなと。老婆心ながら心配しております」

この後も、勅使川原さんによる熱い問題提議が続きました。気になる方は、Radikoのタイムフリーでご確認ください。

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