さだまさし、最新アルバム「神さまの言うとおり」制作秘話を語る

文化放送では、5月14日(木)にさだまさしさんの特別番組を放送。ゲストに音楽プロデューサー・渡辺俊幸さんを迎えて、さだまさしさんの最新アルバム「神さまの言うとおり」の制作秘話を語りました。(文化放送『『神さまの言うとおり』CDリリース記念! さだまさし ラジオも神さまの言うとおり』2026年5月14日放送分)

さだまさし最新アルバム「神さまの言うとおり」を自ら最速解説!

文化放送では、5月14日(木)にさだまさしさんの特別番組『「神さまの言うとおり」CDリリース記念! さだまさし ラジオも神さまの言うとおり』が放送されました。今回の特別番組は、5月13日(水)に発売された、さださんの最新オリジナルアルバム「神さまの言うとおり」のリリースを記念して放送されたもの。アルバム発売翌日に、さださん本人が作品に込めた想いをどこよりも早く語り尽くしました。

パートナーを務めたのは、文化放送で毎年恒例となっている、さださんのカウントダウン特番で実況中継を担当する寺島尚正さん。オープニングで寺島さんからアルバムの仕上がりについて聞かれると、さださんは「追い詰められましたね。歌作りって、なかなかに力が要るんですよ。ちょっと別の力が必要な楽曲が2曲ほどありまして、それに2か月かかったもので。アルバム作りが後手後手に回ったので、余裕を見過ぎて最後は追い詰められましたが、どうにか面白いアルバムが出来たと思います」と制作を振り返りました。

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最新アルバム『神さまの言うとおり』は、前作「生命の樹~Tree of Life~」から1年ぶりとなる作品で、さださんにとってソロ通算46作目、自身通算51作目のアルバムです。表題曲「神さまの言うとおり」は、映画『お終活3 幸春! 人生メモリーズ』の主題歌にも起用されています。

さださんは、「神さまの言うとおり」がアルバムの収録曲10曲の中で最初に完成した楽曲であることを明かした上で、映画で監督を務めた香月秀之さんから「「奇跡〜大きな愛のように〜」と同じような曲を書いてほしい」と依頼されたことを告白。「監督が望んでいる方向を外してはいけないんだけども、音楽っていろんな方向から同じところへ向かっていける。さだまさしが滅多にやらない4ビートを、心はトミー・ドーシーと一緒にライブをやっているフランク・シナトラみたいな感じになれないかな」と、制作時のイメージを語りました。

楽曲制作のきっかけとして、フォークデュオ「グレープ」でともに活動する吉田政美さんから「まさし、あんまりやらないことやったら? 今度のアルバムはもう遊んでもいいんじゃない?」と背中を押されたことも明かし、収録曲10曲のうち9曲の編曲を担当した音楽プロデューサー・渡辺俊幸さんとのやりとりもスムーズに進んだそうです。

その後、話の流れからゲストとして登場した渡辺さんは「さださんの楽曲って、50年近く一緒にやってきてますから、キーワードになるものや言葉を聞いて、曲調を聞くと、以心伝心というのかな。フッと湧いてくるんですよ」と、編曲時の印象を語りました。

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寺島さんの「空からアイデアが降ってきた経験」について聞かれると、さださんは「神さまがいろいろとくれてるんだろうね。それを受け取れる周波数が合うか合わないかで、随分違うんじゃないかな」と回答。渡辺さんも「さださんの場合、コンサートを始めると(時間が)長いでしょ。そのモードの神さまと繋がってるんですよ。作品作りになると、作品作りの神さまにアンテナを合わせるまでに時間が要るんですよ。その曲作りが「神さまの言うとおり」というタイトルソングだったんですよ」と、さださんの制作スタイルに理解を示しました。

さらに渡辺さんは、「何の曲かは言わないけど、さださんの今の曲作りに対する心境がよく分かる曲が入っている。ぜひ買って聴いてほしい」とコメント。「前の曲の焼き直しなんて絶対やりたくない、何か新しいものを届けたいという強い想いの中で、四苦八苦しながら絞り出すように曲を作っていることが分かる」と、アルバム制作に込められた姿勢を語りました。

渡辺さんの言葉を受け、さださんは現在の音楽業界についても言及。「今時、CDなんて売ってない。僕の場合は買ってくださる方が多いんですよ。買ってくださるから、ビッグバンドやオーケストラに予算をどうにか絞り出せるんですよ。今は配信、配信の世の中だけど、配信でやってるとお金なんか降りてきません。音楽家はどんどん食べられなくなってくる。レコーディングにお金をかけられなくなってくる。コンピューターで弦や管の音を使ったりするけど、やっぱり僕は人間が出す音が好きなんですよ」と、自身の音楽制作へのこだわりと業界の現状について率直に語りました。

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アルバムに収録されている楽曲「身も蓋もない BOOGIE-WOOGIE」について、さださんは「最近、SNSでいろいろな人が罵りあったりしてるじゃない。その罵り言葉に語彙がない。もっと罵り言葉あるぜ、と。一度、罵り言葉だけで歌を作ってみたらどうなるかと考えてみたら、人を罵る歌ってつまらない」と、制作のきっかけを明かしました。

その上で「日本語って、人を罵るより、人を褒める言葉の方が圧倒的に多い。昔から言霊思想があって、汚い言葉を使ったら自分の耳が汚れて、人間がダメになっていくという教えから、人を罵る言葉には諧謔(かいぎゃく)精神に満ちている。よく考えると笑っちゃうような罵り言葉が多い」と、日本語ならではの表現文化についても語りました。

さらに「現代語のまま訳したら、絶対にクレームが来て大炎上すると思った。でも昔の言葉だから、聞いている人は何を言ってるか分からないだろうと。最近の人はスルーしてくれるだろうと思って、ありとあらゆる罵詈雑言を書いた。その代わり、"クソ"という言葉は使いませんでしたけどね(笑)」と、歌詞にまつわるエピソードをユーモアたっぷりに振り返りました。

「身も蓋もない BOOGIE-WOOGIE」を3分お試しで今すぐ聴く↓

『神さまの言うとおり』CDリリース記念! さだまさし ラジオも神さまの言うとおり
放送局:文化放送
放送日時:2026年5月14日 木曜日 20時00分~21時00分
出演者:さだまさし、渡辺俊幸(ゲスト)、寺島尚正アナウンサー
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この記事を書いた人

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