太田光×桂枝曾丸 radikoが繋いだ東西ラジオの絆
radiko15周年を記念し、爆笑問題・太田光さんが人気ラジオパーソナリティ15人をゲストに迎え、"ラジオ"をテーマに深掘りしていく、ラジコ特別オリジナルPodcast番組『太田光と15人のしゃべり手』。今回の配信では、落語家・桂枝曾丸さんをゲストに迎え、ラジオを通じて生まれた2人の交流を始め、江戸落語と上方落語の違いや、2人が愛してきたラジオ文化について語り合いました。
東京と和歌山を結んだ「ラジオの力」 太田光×桂枝曾丸、特別対談が実現
桂枝曾丸、地元・和歌山で築いた「おばちゃん落語」秘話
太田光が語る「江戸落語」と「上方落語」
『鶴光ANN』、『ヤンタン』、『セイ!ヤング』…青春の深夜ラジオ談義
ラジコ特別オリジナルPodcast番組『太田光と15人のしゃべり手』
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東京と和歌山を結んだ「ラジオの力」 太田光×桂枝曾丸、特別対談が実現
radikoサービス開始15周年を記念し、radiko限定で配信しているオリジナルポッドキャスト番組『太田光と15人のしゃべり手』。radikoで全国各地のラジオ番組を聴取し、ラジオの魅力を発信している「radiko15周年PR大使」の爆笑問題・太田光さんが、各ラジオ局を代表する人気パーソナリティをゲストに迎え、「ラジオ」をテーマに対談を繰り広げる特別企画です。
5回目のゲストは、WBS和歌山放送で『しそまるの全開!金曜日』(毎週金曜13時~)を担当している落語家・桂枝曾丸さんが登場しました。太田さんがradikoの「エリアフリー」機能を使って枝曾丸さんの番組を聴き込み、自身の番組内で名前を挙げたことをきっかけに、2人の交流がスタート。今回の対談は東京と和歌山、本来であれば接点の無かった2人をradikoが結びつけた、ラジオならではの奇跡を象徴するひと幕となりました。
太田さんのけんか腰ともいえる煽りを受けた枝曾丸さんは「ジャックナイフみたいな人だから、扱いようによっては粉々になってしまう。恐る恐る反応した」と、当時の心境を明かしました。一方の太田さんは、各地の名物パーソナリティを次々と挙げながら、「radikoって、こんなにすごい番組がいろいろ聴けるんだよ、と実感した。俺がradiko大使に選んでもらったのは、そのことが大きかったと思う」とコメント。
さらに「『15人のしゃべり手』で本当に紹介したいのは、むしろこっちなんですよ。触れる機会が無くて知られていない人たちはたくさんいるけど、東京で有名な人とも変わらない。本当に面白い人たちがいることをみんなに知らせたい。ここからが本番なんですよ」と、特別番組の醍醐味を熱く語りました。
桂枝曾丸、地元・和歌山で築いた「おばちゃん落語」秘話
枝曾丸さんは、1987年に3代目桂小文枝さん(後の5代目桂文枝)に入門。「小味」、「小茶久」を経て、1998年11月に「2代目桂枝曾丸」を襲名しました。現在は、故郷・和歌山の方言を題材にした「和歌山弁落語」、白髪交じりの女性のカツラ姿で演じる「おばちゃん落語」などで人気を集めています。
「おばちゃん落語」を始めたきっかけについて、「枝曾丸」に改名したころに和歌山へ移住することになり、地元の人たちに受け入れてもらうため「和歌山弁落語」を始めたと説明。男性のままだと口調がきつく聞こえてしまうことや、観客に中高年の女性が多かったことから、新たな新作落語を考えるようになり、その後、母親の着物を借り、おもちゃのカツラを被って高座に上がったところ「今まで経験したことが無いくらいウケた」と振り返りました。
枝曾丸さんは、大阪の寄席でのエピソードも披露。その日は笑福亭鶴瓶さんがサプライズで出演しており、舞台袖から枝曾丸さんの「おばちゃん落語」を見ていたそうです。鶴瓶さんからは「それ(カツラ)、被らなあかんもんかい?」、「顔がもうおばちゃんやから、女物の着物を着て出たら、かえって客引くんちゃうか」と、鋭い指摘を受けたことを明かしました。
枝曾丸さんは「カツラを被って、なんとか自分の存在価値を…と思って、やっているものを全否定された。師匠、なんてことをおっしゃる…」と当時を回想。その後、実際にカツラ無しで演じても笑いが取れたとのことで、この話を聞いた太田さんは「芸がそれだけ成熟されたんだろうな」と称賛の言葉を贈りました。
太田光が語る「江戸落語」と「上方落語」
太田さんは、「落語家・桂枝曾丸」という本来の姿を知るため、枝曾丸さんから落語の音源を取り寄せたことを明かしました。「大丸屋騒動」を始めとした枝曾丸さんの古典落語を聴いた太田さんは、「聴いたらびっくりした。めちゃくちゃ上手いんですよ」「こんな渋い落語をするんだ」と、その実力に驚いた様子を見せました。
さらに太田さんは「上方と江戸前の落語って、またちょっと距離があるよね」と切り出し、「東京の落語は、江戸弁でトントンと進んでいく心地良さがあるじゃない。でも大阪は"もっと笑いを、笑いを"って感じ」と、笑いの取り方の違いについて言及。「ラジオの世界じゃないと、なかなかこういう体験ができない。東京の落語はなんとなく知っていたけど、あなたや(桂)南天さんの落語を聴いて"上方落語はこういう感じなんだ"と、ラジオを通じて初めて理解できた」と語りました。
江戸落語と上方落語における「言葉」の違いにも触れ、「上方落語は昔の話なのに、今の人が喋っても何も違和感が無い。だけど江戸前の落語は"そこを右、まっつぐ行って…"って、今はそんな言い方をしない。だから学生落語は違和感がすごくある」と分析。その上で「上方落語にはそれが無いし、壁が一段階薄い。落語家口調に酔っている感じが上方の落語家さんには無いよね」と、芸人ならではの鋭い視点で語りました。
『鶴光ANN』、『ヤンタン』、『セイ!ヤング』…青春の深夜ラジオ談義
対談の終盤では、2人が多感な時期に親しんだ深夜ラジオの話題で盛り上がり、『笑福亭鶴光のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)や『MBSヤングタウン』(MBSラジオ)、『パックインミュージック』(TBSラジオ)、『セイ!ヤング』(文化放送)など、かつての人気番組の名前が次々と挙がりました。
同世代ならではの空気感もあり、太田さんは「お互い、深夜ラジオが好きで聴いていたっていう共通の話題があるからね。今の若い人がそこまで意識する必要は無いと思うけど、そういうことを知ってもらえると嬉しいじゃない」と、ラジオが生んだパーソナリティ同士の繋がりについて語りました。
一方、枝曾丸さんは「ラジオって、テレビと違ってセットも無ければ演出も少ない。中央であろうが地方であろうが、口八丁とはなんだけど、フェアなんですよね。やりがいがある」とラジオの魅力を熱弁。さらに「面白かったらそれなりに評価されるけど、radikoの存在で面白くなかったら総叩きどころか無視される。そういう恐ろしさもあるけど、スリリングで面白いですね」と語り、現在のラジオ業界ならではの醍醐味を表現しました。
ラジコ特別オリジナルPodcast番組『太田光と15人のしゃべり手』
『太田光と15人のしゃべり手』では、今後も各局を代表するパーソナリティをゲストに迎え、ラジオについて、喋りについて、さらにはその人の活動や人生について、鋭く迫る対談を行います。次は誰が、どのような想いを明かすのか。どうぞお楽しみに!
- 太田光と15人のしゃべり手
※放送情報は変更となる場合があります。
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この記事を書いた人

radiko編集部
radiko編集部員が「ラジコを通じて、ラジオの良さをもっと知ってもらい、皆さんが面白い番組に出会うキッカケ」になるように、ラジオ各局の情報をまとめて発信中。radiko newsでは、新番組へのインタビュー、さまざまなテーマに沿ったまとめ記事など、独自の切り口でも番組をご紹介しています。ラジコ公式SNSの情報更新も行なっています。

