サブカル紹介番組から中古車をおもいっきり値切る番組まで、山口県のおすすめラジオ番組

4月からエフエム山口がradiko.jp(ラジコ)で聞けるようになりました。

実はエフエム山口にはアニメを紹介する長寿番組があったり、KRY山口放送にはマニアックな昭和ネタで盛り上がる番組があったりと、人気の自社制作番組がたくさんあります。そこで、今回はKRY山口放送とエフエム山口のおすすめの番組を紹介します。

KRY山口放送

開局62周年。情報番組からトークバラエティまで、自社制作の長寿番組が多い放送局です。風光明媚な山口県にあるKRYラジオは、のんびりした雰囲気の番組が多く、「そこがいい!」と近県のリスナー(遠距離リスナーも)も多く参加しています。

『お昼はZENKAI ラヂオな時間』月曜日〜金曜日 12時〜16時

注目のひとつは、開始から10年以上たっても人気の名物コーナー「ガチQ」です。パーソナリティとリスナーが直接対決する超難問のクイズコーナーで、難しすぎて1問しか出題されないのに15分経っても決着がつかないことも。パーソナリティが勝つと賞金は翌日持ち越しとなるため、どんどん賞金が上がっていくこともあります。出場希望者が多いため、電話回線がパンクして「ただいま繋がりにくい状態に……」のアナウンスが流れることもしばしば。

さまざまなカルチャーに詳しい、山根由紀夫さん(月曜日・火曜日)のトークや、どこか不思議なキャラクターが光る新人・力石舜久アナウンサー(水曜日)、ベテランなのに少年のような心の持ち主の渡辺三千彦アナウンサー(木曜日・金曜日)のトークに加え、リスナーからの楽しいツッコミも番組を盛り上げます。

『なりカル!』毎週土曜日 22時〜22時30分

2017年スタートした番組です。山口放送のルーキー(のひとり)で、アニメやアイドル、コミック、ゲームが大好きな”部長”こと成田弘殻アナウンサーのもとに、”部員”がメールやツイッターで大集合。

成田アナウンサーはサブカルトークにエンジンがかかってくると、話が止まらなくなるのが特徴で、ディレクターで”顧問”の花ちゃんは、そんな部長を温かく見守ります。

山口県をはじめ、全国の部員から寄せられるアツいメッセージや、他のラジオ局のサブカル好きなアナウンサーが、フラリと参加してくることもあるので要チェックです。

収録番組ですが、放送中は部長と顧問が番組Twitterで参加。放送終了後には番組サイトで”延長戦”として動画も配信しています。(※休止の場合あり)

番組Twitterでは、番組に関するお知らせや、成田アナの近況(奮闘ぶりも)がツイートされるので、ぜひ、フォローしてみてくださいね!

『徳田琴美の恋する☆オンガク』 毎週日曜日 12時〜13時

KRYテレビで夕方のニュース番組のキャスターも務める徳田琴美アナウンサーの音楽番組。

昨年放送したワイドFM開始2周年特別番組での『番組対抗プレゼン大会』で、徳田アナウンサーは名前にちなんだ琴を披露し優勝(ただしヘタ過ぎてウケたため)し、番組ノベルティ制作費として優勝賞金3万円を獲得しました。その予算を元手にイヤホンを購入して、番組シールを手作業で貼り付けて番組グッズにしています。

今春2度目の公開生放送を実施し、大勢の番組リスナーで盛り上がり、番組のゲスト・Jam9(E-Girls「Follow Me」の作曲者)におねだりして素敵な番組ジングルを作ってもらっていました。

『ラジKING GOLD』毎週土曜日 16時〜16時55分

山口放送のパーソナリティの中でも最大の身長差コンビ(およそ35センチ差)でお届けしている『ラジKING GOLD』。

お父さんと娘のようなコンビのトークが人気です。番組内の大喜利コーナー「すまいる大学校」では、キュートな”Sサイズ”こと中村衣里アナウンサー(学長)と、マニアックな話が大好きな渡辺三千彦アナウンサー(助教授)がネタを選びます。

最優秀作品には1単位。5つ単位を集めると「番組特製 金のラジオ」をプレゼント!

ちなみに、学長の中村衣里アナウンサーは大学時代にプロの噺家のもとで落語を教わり、その時の高座名は「すまいる亭うらら」なのだとか。持ちネタは「つる」と「からぬけ」だそうです。

番組の目玉コーナーで、特撰中古車をガチで値切る「おねだり大作戦」では、敏腕営業マンたちが自信を持っておススメする1台を2人が毎回容赦なく値切っていきます。

そのほか、山口県出身の松村邦洋さんが、さまざまな地方出身のゲストを迎えて、地元民ならではのトークを繰り広げる『松村邦洋のOH-!邦自慢』(毎週土曜日 15時〜15時30分/山口放送ほか全国16局で放送。各局によって放送時間は異なります)。2016年8月には、放送100回記念のスペシャルゲストとして、松本明子さんが登場しました。

大人の昭和バラエティ ご昭和ください』(毎週日曜日 11時30分〜12時)は「昭和の犬」「昭和の雨漏り」「昭和の二段ベッド」「昭和の パンに挟んだもの」など、ピンポイントなテーマでお届けする人気番組。

県内のニュースは『KRYニュースジャンクション』(月曜日〜金曜日 17時15分〜18時20分)で、しっかりと伝えます。

エフエム山口

1985年12月1日開局。

開局以来なが〜く愛されているパーソナリティが多いのも特徴です。4月にはJR新山口駅の北口広場にサテライトスタジオ「0(ゼロ)スタジオ」がオープン。後述の『PURE Morning』『COZINESS』が放送されています。

『PURE Morning』月曜日〜金曜日 7時30分〜11時

開局して間もない頃からアナウンサーとして活躍している新井道子さん(月曜日〜木曜日)と、アナウンサー歴18年でプロフィール欄に「好きな人工衛星は『だいち』『かぐや』『ひまわり』『あけぼの』」と独特なことを書いている沖永優子さん(金曜日)が、みずみずしい声でとっておきの話題を提供する番組。忙しいあなたを優しくエスコートします。

注目は「9時に登場! チョイスマン」。毎回2択でリスナーの皆さんからの意見を募集。「ああでもない、こうでもない」と言いながら井戸端会議のように進行します。

ちなみに、新井さんの趣味はスキューバダイビング、ベランダガーデニング(ベランダでオリーブを収穫)なのだとか。行動派で、先日は島根にある足立美術館にお母様と遊びに行き、往復650キロの道のりを運転していったそうです。 あとは「毛抜き」も趣味だそうで……。(気持ちは分かる)

顔の特徴は「似顔絵で描きやすいくらい、簡単な顔」と放送で自ら言っていました。

『COZINESS』月曜日〜木曜日 15時〜18時55分

パーソナリティは、山口県出身・大和良子さんです。1996年に関西のFMラジオ局でDJデビューし、昨年には、大和さんを応援する「大和良子サポーターズクラブ」も発足! 大和さん自身が企画するファンミーティングも実施されています。私も学生時代から大和さんの番組を聞いていて、ラジオ番組を通じて「頼りになるお姉さん」的な存在のイメージでしたが、その雰囲気は今も変わらずアネゴ肌な大和さん。(時々出てくる山口弁が痛快)。西野カナさんの曲を紹介した時には、「私はおばさんだけど、歌詞が響くもん。『男子は西野カナの曲を聴きやがれ!』って感じよね(笑)」と本音を漏らしていました。

番組Twitterで人生や音楽に関するアツい一言をつぶやくこともありますので、ぜひフォローしてみてくださいね!

注目のコーナーのひとつが、15時5分頃から放送される「選曲マイスター大和音楽堂」で、大和さんがリスナーのために本気で選曲し、リスナーからの要望にこたえます。

『ハピふラ』毎週金曜日 15時〜18時55分

金曜午後のエフエム山口は、ほかの曜日以上に賑やか。DJ・金光一昭さんはこの道25年以上のベテラン。(とはいえ、見た目が若い!)DJだけではなく、ディレクターやライター、ミキサーなども担当するマルチプレヤーです。お相手の兼頭のぞみさんが間違えたり、ボケたりした時のツッコミが早いのも特徴。

17時45分頃から放送の「GO! GO! RENOFA!!」には、レノファの選手が遊びにくることも。特に、金光さんは「レノファ山口」を熱烈に応援しており、イベントにも駆けつけて、大いに盛り上げます。

放送終了後は、スタジオ前に遊びに来た皆さんとミニ交流会を行っています。サテライトスタジオは新山口駅にあるので、足を運んでみては?

『ウキウキ放送局! 零』毎週日曜日 24時〜24時30分

エフエム山口の開局当時から続く長寿番組であり、当時はまだ珍しかった、ローカルFMラジオ局が制作するアニメ・アニソン情報番組。開局当時から水谷寛さんがパーソナリティを務めています。番組サイトでは、今では珍しくなった掲示板も存在しています。

注目の一つは「北斗のツボ」のコーナー。漫画『北斗の拳』で登場した北斗神拳の経絡秘孔を、スポンサーでもある鍼灸接骨院の先生が実際の「経穴(ツボ)」と関連づけて紹介します。

そのほか、アーティスト情報や県内のライブ情報、テーマに沿った楽しい音楽などをたっぷりとお届けする『Ride on Music』(毎週金曜日 21時〜22時)、山口県内でまさに“ムーブメント”を起こしている魅力のある人を紹介する『THE mouVement』(毎週日曜日 18時30分~18時55分)、シンガーソングライターのMIKKOとしゃべり始めたら止まらないヤスベェさんのトーク、リスナーからのユニークなメッセージが楽しい『MIKKOとヤスベェのHey!Girl Hey!BoyⅡ』(毎週土曜日 18時〜18時30分)など、個性的な番組が勢ぞろいです。ぜひ、聞いてみてくださいね!

この記事を書いた人

やきそばかおる

小学5年生以来のラジオっ子。ライター・構成作家・コラムニスト。

「BRUTUS」「ケトル」などのラジオ特集の構成・インタビュー・執筆を担当するほか、radiko.jp、シナプス「 I LOVE RADIO」(ビデオリサーチ社)/ J-WAVEコラム「やきそばかおるのEar!Ear!Ear!」/otoCoto「ラジオのかくし味」/水道橋博士のメルマ旬報など連載や、番組出演を通じて、ラジオ番組の楽しさを発信。

ラジコプレミアムを駆使しながら、全国のユニークな番組を紹介するツイキャス番組「ラジオ情報センター」(水曜21時〜22時)も放送。全てを合わせると、年間でのべ800本のラジオ番組を紹介している。

Twitter:@yakisoba_kaoru

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菅井友香、振付家TAKAHIROと当時の思い出を語る!

サントリー生ビールpresents『菅井友香の#今日も推しとがんばりき』のゲストにダンサー・振付家のTAKAHIROが登場し、菅井と出会った時の印象からグループ最後の楽曲「その日まで」についてまで菅井との思い出を語った。

-TAKAHIRO「菅井さんは不器用なんです」-

菅井とTAKAHIROの出会いは2016年。欅坂46のデビュー曲「サイレントマジョリティー」の振り付けの時だったという。TAKAHIROは当時の菅井について、「菅井さんはいっぱい練習する子でした。いっぱい練習しましたね。『不協和音』の立ち方だけでとか、手の引っ張り方だけで、一時間ぐらいずっとやっていた」と当時のことを振り返った。

また、リスナーからの質問で菅井のグループ時代の最後の楽曲「その日まで」の振り付けにどんな意味を込めたのかについて問われたTAKAHIROは、「あの楽曲は全部が逆再生されるように作ってあったんですが、でも、過去のことだけではなく今の菅井さんが表現できることを大切に、前に進んでいけるように。菅井さんはいっぱい背負ってきましたので。だからそのリュックを一回置いて、ただただ走って風を感じられるように。そういう思いを込めて、振り付けをさせていただきました」と語った。

そんな「その日まで」はミュージックビデオの撮影中に釣りをしている人を待つために一時撮影が中断されることもあったという裏話も語ってくれた。

さらに、リスナーから菅井のパフォーマンスに関する裏話を聞かれたTAKAHIROは、「菅井さんは不器用なんです」と断言。しかし、その不器用さ故の長所があると語った。「不器用だけど、努力するという力を持っていた。感覚でみんながやれるところを努力で全部補おうとする。だから本当にその瞬間を任せたときに、ある程度までは要領のいい人が勝つんだけれども、そこから先の努力でもっと深めることができるから、ステージに立った時に誰よりも輝く瞬間がある」

菅井は、その様にやり遂げられたのはTAKAHIROの存在が大きかったと語り、「少年のような大人でずっと誰より近くにいてくださった」と当時TAKAHIROに感じていたことについて振り返った。

その他、「キミガイナイ」の振り付けについての話やTAKAHIROが櫻坂46の振り付けを考えるうえで一番大切にしていることなど、様々な話が語られた。そちらについては是非タイムフリーで

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