鹿児島訛りが心地いい番組から学生参加型の番組まで! 鹿児島県のおすすめ番組

2018年は「西郷どん」ブームに湧いた鹿児島県。桜島をはじめ、特徴のある観光資源の多い同県は、ラジオ番組も特徴のあるものばかり。今回は、MBCラジオとμFMの番組の中から、とっておきの番組をチョイスしました。

MBCラジオの番組

「ふるさとたっぷり MBC」をキャッチコピーに、平日は朝6時30分から24時まで、自社制作の番組が多数連ねています。

生放送は展望スタジオから放送。桜島が見られるほか、目の前を流れる甲突川も一望できます。外からも少し見えるため、ラジオを聴きながらスタジオの様子を見て楽しんでいる人の姿も! 展望スタジオには副調整室がなく、スタッフも一緒に入っています。面白いことがあると、スタッフも一緒に笑っているところが微笑ましいところです。

『城山スズメ』

開局当時から続く午後の人気ワイド番組。現在は采野吉洋アナウンサー、笹田美樹さんが担当。

基本的にはリスナーから寄せられたメッセージを紹介したり、リクエストをかける番組ですが、特筆すべきは随所に垣間見られるユニークな演出。采野さんが急にリバーブをかけながら喋ったり、突然ものまねを始めたり、采野さん以外にもショッピングキャスターが去り際に、ちょっとした遊びを取り入れたりなど、番組全体に“采野マジック”がかかっています。“ささやん”こと笹田さんの合いの手が、ユニークさに輪をかけています。

城山スズメ
放送局:MBCラジオ
放送日時:毎週月曜~金曜 13時00分~16時40分
出演者:采野吉洋、笹田美樹
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

『岩﨑弘志のてゲてゲハイスクール』

日曜の午後に放送されている姉妹番組のひとつ。

『岩﨑弘志のてゲてゲハイスクール』は鹿児島県内の高校生が主役で、既に8年目に突入しています。学校ならではの行事や取り組み、クラブ活動など、学校のことが丸わかり! たまにガッチガチに緊張している生徒もいますが、その緊張を岩﨑アナウンサーがうまくほぐします。学校の卒業生が懐かしがってメッセージを送る人も。

2019年2月23日(土)、24日(日)には3回目となる「てゲてゲハイスクールフェスティバル」が開催されます。

昨年は鹿児島県のおよそ3分の1にも上る、35校が参加。ステージとブースを高校生たちで作り上げていきます。

ステージでは司会・ダンス・音楽ライブ・合唱・カラオケ大会・お笑いライブ・ファッションショー・先生方によるパフォーマンスなど多彩なステージを予定。ブースも農業高校、水産高校ならではの地元食材を使った加工品など多く並びます。今年は離島からの参加もあり、ゲストにココロオークション、チャラン・ポ・ランタン、ねお、ゴー☆ジャズらも駆けつけて盛り上げます。

岩﨑弘志のてゲてゲハイスクール
放送局:MBCラジオ
放送日時:毎週日曜 13時00分~14時00分
出演者:岩﨑弘志
番組ホームページ
公式Twitter

#tegeh

※放送情報は変更となる場合があります。

『#てゲてゲハウス』

『#てゲてゲハウス』は『てゲてゲハイスクール』に高校時代に出演したことのある大学生・短大生・専門学生が、岩﨑アナウンサーと番組を進行しています。

おしゃべり好き・ラジオ好きの学生が、高校を卒業してもラジオで喋れるというステージを作っており、子どもたちの成長が見られる番組でもあります。
 

#てゲてゲハウス
放送局:MBCラジオ
放送日時:毎週日曜 15時00分~16時50分
出演者:岩﨑弘志
番組ホームページ
公式Twitter

#tegeh

※放送情報は変更となる場合があります。

『青だよ! たくちゃん』

鹿児島で大人気の野口たくおさん(通称“たくちゃん”)の番組。

濃い目の鹿児島訛りが癖になりますが、中継コーナー「榮徳多賀子のおでばい中」の榮徳さんの鹿児島訛りはさらに上をいくほか、毎回なぜか妙に面白い空気になります。そのほか、ネットの世界で話題になっている鹿児島の今を紹介する「バズってかごしま」、リスナーが好きな球団への愛を綴る「私の熱狂! がんがんプロ野球」などのコーナーがあります。

たくちゃんの冗談が過ぎると、山口真奈アナウンサーが冷静にたしなめる点にも注目です。公式ツイッターでのスタッフからのツッコミも楽しいので、ぜひフォローを!

ところで、たくちゃんは、南海キャンディーズの山里亮太さんとも交流があります。山里さんの両親が鹿児島出身ということもあり、鹿児島訛りが聴きたくて、たくちゃんの番組を聞いていたそう。そのことを山里さんが『たまむすび』(TBSラジオ)で明かし、昨年3月にたくちゃんが所用で上京した時は、たくちゃんのSNSに山里さんがコンタクト。いきなりTBSでご対面する展開に! さらに、11月にはMBCラジオまつりに山里さんがゲスト出演し、たくちゃんとトークショーをするまでになりました。

青だよ! たくちゃん
放送局:MBCラジオ
放送日時:毎週土曜 11時00分~14時50分
出演者:野口たくお、山口真奈
番組ホームページ
公式Twitter

#青たく

※放送情報は変更となる場合があります。

『探検! かごしまじかん』

毎回、鹿児島のとある市町村にスポットを当てて“探検”する番組。

地元を知るゲストとリスナーから情報が探検を盛り上げます。例えば、「与論島」がテーマの回は「大潮の干潮のときにしか姿を見せない幻のビーチ」、「鉄道のない与論島に駅がある」といった情報が連発しました。ニッチな情報を発見したら、ぜひ送ってみてくださいね。

探検! かごしまじかん
放送局:MBCラジオ
放送日時:毎週土曜 15時00分~16時20分
出演者:原口奈菜、 土井隆
番組ホームページ
公式Twitter

#かごしまじかん

※放送情報は変更となる場合があります。

そのほか、『希望のリボン』(毎日 7時30分〜7時40分)は誕生日などの記念日を迎えた人にメッセージを送る番組で、『城山スズメ』同様、開局当日から放送されています。『こげなこっがあいもした!』(火曜日・水曜日 18時50分〜19時)は、謎のコンビ「かみたつお」さんと、「みやんじょたけこ」さんが鹿児島弁全開でおしゃべり。日本では珍しいドゥーワップシンガーとして活動、四半世紀にわたって歌い続けるジミー入枝さんの音楽番組『ジミー入枝のドゥーワップ・ステーション』(毎週日曜日 19時〜19時15分)もおすすめです。

μFMの番組

1992年に「鹿児島県から音楽と情報を発信して、新しい風を起こそう!」という願いをこめて開局しました。

鹿児島の繁華街・天文館から放送しており、さまざまなユニークなイベントも開催しています。例えば、2019年2月3日(日)には「vivid vol.10 バレンタイン恋フェス」を開催。昨年は24組のカップルが誕生しており、今年も男女各150名が参加予定なんだとか。

また、昨年桜島でフェス「HES」が開催された時は、会場とスタジオと結んだ長時間の特別番組『THE GREAT SATSUMANIAN RADIO 2018』を放送しました。

『あさcafe』

日替わりのテーマ投稿をもとに、鹿児島のあらゆる情報を紹介します。

中でも微笑ましいのが、鹿児島お笑い芸人・Partyの2人が幼稚園にお邪魔する月曜日のコーナー「幼稚園へGO!」。ほかのラジオ局にも園児にインタビューをする番組はありますが、『あさcafe』は先生にもインタビューを行い、子どもたちに対する思いや、日々の仕事の本音を聞き出します。

各曜日ごとのパーソナリティにも注目! 月曜日は、サッカー「鹿児島ユナイテッドFC」を応援している坂元彩乃さん。火曜日は、調べることが大好きな橋村美咲さん。水曜日は、ラジオ好きなのはもちろん、映画鑑賞や焼酎などが大好きな新坂恵梨さん。木曜日は、新日本プロレスオタクのありまゆきさん。金曜日はフルマラソンに25回目挑戦している有賀真姫さんです。

あさcafe
放送局:μFM
放送日時:毎週月曜~金曜 8時20分~11時00分
出演者:坂元彩乃、橋村美咲、新坂恵梨、ありまゆき、有賀真姫
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

『アンテナ@beat!!〜ピピピ〜』

“情報をリクエストする”番組。「こういう情報がほしい」というリクエストと、「こんな情報を知ってます」という情報を結びつけます。扱うネタは、町内会から世界まで幅広いです。

パーソナリティは今末真人さん。今末さんは家電好きで「家電製品総合アドバイザー」の資格を持っているため、「家電@beat」の時はテンションが高め。30代独身とは思えないほどの“生活感”が番組の随所で醸し出されている点にも注目です。

ちなみに、今末アナは昨年の11月に特別番組『今末真人のこじらせてますが何か?』を放送。今末アナの“独断と偏見と斜め目線”の選曲で送る55分では、wacciや関取花さん、チャラン・ポ・ランタン、あいみょんさん、近藤晃央さん、阿部真央さんなど、こじらせソングをタップリと紹介。特にwacciの「別の人の彼女になったよ」は大いに沁みました。

アンテナ@beat!!〜ピピピ〜
放送局:μFM
放送日時:毎週月曜~金曜 11時30分~12時55分
出演者:今末真人
番組ホームページ
公式Twitter

#アンテナピピピ

※放送情報は変更となる場合があります。

『AIR’z 69』

楽しいトークとロックを中心とした音楽で、金曜の午後を楽しく過ごしたい人におすすめ! パーソナリティの冨永あきのりさんと、辻 敬子さんによるテンポの良い会話と、話の内容が四方八方に広がっていくところが魅力です。

18時台のコーナー「スナックケイコの前へならへ〜〜〜」では、リスナー(お客さん)と電話でおしゃべり。よもやま話をしたあとで、“ケイコママ”がリスナーにピッタリな曲を歌います。恋愛話に入ると、ケイコママは食い気味にあれこれと聞いていきます。続く「イントロトロ選手権」は、お題に関する曲の格好いい曲紹介を考えるコーナー。力作が揃っており、思わず自分で考えたくなりますよ。

AIR’z 69
放送局:μFM
放送日時:毎週金曜 13時30分~19時00分
出演者:冨永あきのり、辻敬子
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

『Close Friends @Radio』

鹿児島に住んでいる外国人にも、英語を勉強している日本人にも参考になる番組です。

例えば、洋楽を紹介をする時には、アーティストやタイトルのネイティブの発音が分かります。難しい英語に関してはミッチェル・ステープルトンが優しく言い直したり、ありまゆきさんが日本語でフォローをしたりします。学生などのゲストを呼んで英会話をしますが、難解な英語ではなく、「これだったら、自分でも喋れそう」と思わせてくれるところがミソ!

またradikoのタイムフリーを使って聴き直すと復習に便利ですよ!

Close Friends @Radio
放送局:μFM
放送日時:毎週日曜 22時00分~22時55分
出演者:ミッチェル・ステープルトン
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

そのほか、DJ POCKY、安藤菜夏さん、前畠俊二さん、中島身依さん、DJ CODYのトークが冴えわたる『μ‘s UP』(月曜日〜木曜日 16時〜19時)。『SOIL&"PIMP"SESSIONS タブゾンビと浜崎美保のSEA SIDE ZOMBIE』(毎週土曜日 18時〜18時55分 ※再放送あり)は、タブゾンビさんと浜崎美保さんの鹿児島出身コンビがゲストを迎えて、東京から楽しいトークや情報を発信します。また、『鹿児島スポーツ応援部 SPORTS+』(毎週金曜日 19時〜19時55分)などもおすすめです。

この記事を書いた人

やきそばかおる

小学5年生以来のラジオっ子。ライター・構成作家・コラムニスト。

「BRUTUS」「ケトル」などのラジオ特集の構成・インタビュー・執筆を担当するほか、radiko.jp、シナプス「I LOVE RADIO」(ビデオリサーチ社)/ J-WAVEコラム「やきそばかおるのEar!Ear!Ear!」/otoCoto「ラジオのかくし味」/水道橋博士のメルマ旬報など連載や、番組出演を通じて、ラジオ番組の楽しさを発信。

ラジコプレミアムを駆使しながら、全国のユニークな番組を紹介するツイキャス番組「ラジオ情報センター」(水曜21時〜22時)も放送。全てを合わせると、年間でのべ800本のラジオ番組を紹介している。

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ガンダムのモビルスーツ生みの親・大河原邦男「仕事の醍醐味は、子どもの脳に種をまくこと」

J-WAVEで放送中の番組『INNOVATION WORLD』(ナビゲーター:川田十夢)のワンコーナー「DNP GLOBAL OPEN INNOVATION」。4月19日(金)のオンエアでは、『機動戦士ガンダム』シリーズのモビルスーツなどをデザインしたメカニックデザイナーの大河原邦男さんが登場。その多様なデザインの裏側に迫りました。


■ガンプラには興味がない?

今年40周年を迎えた『機動戦士ガンダム』シリーズ。『機動戦士ガンダム』シリーズのプラモデル「ガンプラ」は、累計出荷数5億個を超えるとも言われています。しかし、大河原さんは「あまりよくわからない」と、それほど関心がない様子です。

大河原:私は企画の立ち上げからメカコンセプトを作る段階がいちばん楽しいので、それが終わったらあまり興味はない。ガンプラが出て、まさか40年も続くと思わないから、MSV(モビルスーツバリエーション)で随分と勝手に遊んでしまったんです。みなさんがプラモデルを作るようになったのは、それ以降ですよね。
川田:ガンダム以前にプラモデルってあったんですか?
大河原:ありました。ただ、スケール感で展開したガンプラは、少し今までと違ったものだったかもしれません。
川田:数字が出ていましたよね。「1/144スケール」とか。あの数字がリアルでしたよね。
大河原:そう思わせるだけなんですけどね(笑)。


■メカニックデザインの醍醐味とは

大河原さんは『機動戦士ガンダム』シリーズをはじめ、あらゆるロボットアニメのメカニックデザインに携わり、その道の第一人者と言われています。

大河原:『科学忍者隊ガッチャマン』ではじめてメカニックデザインを担当しましたが、それが終わったら背景をやっていました。メカニックデザインはひとつの仕事だったんです。でも、その仕事を職業にしたいという思いで頑張りました。
川田:その後に出てくるいろんなロボットは、ガンダムの影響を受けていますからね。
大河原:私の仕事の醍醐味は、子どものやわらかい脳に「大人になったらこれを研究しよう」という種をまくことです。
川田:見事にその種をまかれました。

川田は、『機動戦士ガンダム』シリーズの大河原さんが手掛けたモビルスーツについて、「機能性がかたちに表れている」と言います。

川田:機能性とデザインの両翼を備えていましたよね。
大河原:『機動戦士ガンダム』シリーズのスポンサーが玩具メーカーだったので、そう自由にはならなかったんですけど、登場する敵に関しては当時商品にならなかったので、監督の思うとおりのものが作れたんじゃないかなと思います。


■一生懸命にいろんなことをやってみる

川田は、「大河原さんのデザインするロボットは似ているようで似ていなくて、フォルムも角張ったものから丸みを帯びたものまである」とその多様性を絶賛。続けて「なぜそんなに変幻自在にデザインできるのか」と、問いかけました。

大河原:私は、タツノコプロで色々なアニメに携わりました。『ゴワッパー5 ゴーダム』を担当していた頃、ギャグ要素のあるタイムボカンシリーズ第2作『ヤッターマン』をやってみないかと言われました。それまではギャグものはやったことがなかったけど、私は何でもやってみたいタイプなんです。それで「ギャグものはこうデザインするんだ」と学べたからラッキーでした。
川田:でも、毎回ネタは違うじゃないですか?
大河原:それがまた楽しいんですよ。ニヤニヤしながら描くっていうのがね(笑)。

さらに川田は、どういう視点があれば大河原さんのようなアイデアが生まれてくるのかも訊きました。

大河原:何でも一生懸命にいろんなことをやってみることですね。そうすれば間口や奥行きが出てくるので。好きなものだけやっていたとしても、3作品くらい同じものが続いたらやりたくなくなるでしょ。

また、川田は「大河原さんの描く色彩を見ると、ファッション的な要素があるように感じる」と言います。

大河原:私はタツノコプロの前にアパレル会社にいて、そこでは紳士服の企画でシルエットをよく描かされていました。その影響がザクのシルエットに反映されているということですね。
川田:最近のファッションでは、そんなに色を使わず質素にまとめる「ノームコア」が流行っていますが、「それってザクじゃん」と思いました(笑)。ファッション的な流れもそれぞれのモビルスーツにあるから、そういった視点で解釈するデザイナーもいると思います。ファッションにもつながる感覚だなと思います。
大河原:それはあるかもしれないですね。
川田:流行にある雑多なものを大河原さんは自由に引き出し、カタチにしているような印象です。

デザインの参考にするため、新聞の折り込みチラシにまで目を通していたというエピソードが飛び出すなど、貴重なお話をたくさん伺うことができました。ぜひradikoでチェックしてみてください!

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【番組情報】
番組名:『INNOVATION WORLD』
放送日時:毎週金曜 20時−22時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/innovationworld/

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