【ラジオな人】鹿児島の魅力を発信する岩﨑弘志アナウンサー 人気番組やイベント成功の秘訣を語る

鹿児島にあるMBCラジオの日曜午後の人気番組『岩﨑弘志のてゲてゲハイスクール』と『#てゲてゲハウス』。

13時から放送の『てゲてゲハイスクール』(13時〜14時)では高校生をスタジオに招き、クラブや地域活動の取り組み、さらには私生活などを岩﨑弘志アナウンサーが引き出します。

放送は今年の4月で8年目に突入します。15時からの『#てゲてゲハウス』は4月で放送4年目。高校を卒業した学生と一緒に進行。メッセージを読んだり、音楽をかけたりと、素敵な日曜日を演出しています。

和気あいあいとしたスタジオの雰囲気を作り出すのが上手な岩﨑アナ。実は香川出身ということもあり、鹿児島の情報番組が多い中で、入社当時は方言が分からなかったり、地域性の違いに感心したりと、いろいろな出来事があったとか。そこで、学生との番組作りの極意やローカル番組の役割、魅力をお訊きしました。

ーー『てゲてゲハイスクール』は、その日にゲスト出演する高校生と出会って数時間で生放送が始まりますが、心のほぐし方や距離感のとり方はどのようにされていますか?

アナウンサーであることを一度置きます。アナウンサーらしく話しかけると、言葉が丁寧になってしまって距離が縮まらないんです。「どうすればよかったんだろう」と反省した結果、まずは言葉から崩していくことにしました。

なるべく高校生が普通に話しているような感じで「マジで!?」といった言葉を喋るようにしています。普段はあまり使わないんですけどね(笑)。そうした会話を本番前にするようにしたところ、良い形で放送に入れるようになりました。

オープニングは、学校のチャイムが鳴る音で始まるんですけど、チャイムが鳴った瞬間に僕の仕事は半分終わったと思ってます(笑)。始まってしまえば、あとは流れでいく感じなので、本番前にパワーを使い切ってます。

開始のチャイムは僕にとっては“始まった”と同時に“終わった”という合図でもあります。

ーー 鹿児島の高校生はどういう人が多いですか?

温かくて控えめな雰囲気ですが、男子校だとノリがすごく良くて幅が広いので、番組の雰囲気が毎回全く違うんです。学年によっても違うから、全体の特徴はつかめません(笑)。

ーー 鹿児島は高校を卒業してそのまま県内に残る人や、一度県外に出てその後、鹿児島で働きたいとか、地域に貢献したいという子がたくさんいるそうですね。

鹿児島の子たちも、自分たちの地域がダサイという思いが薄いようです。離島は特に海が綺麗だし、風景や言葉は、外では補填できないんじゃないかと思います。

僕は香川の出身で、僕のまわりは高校を卒業したら、絶対に県外に行きたいっていう人が多かったんです。鹿児島は違っていて、海外旅行に行く人の数も、他の都道府県と比べて少ないと言われていて、パスポートの所持率も低いんです。むしろ、もっと海外に遊びに行って欲しいという、自治体の取り組みがあるほどです。

ちなみに、近年は高校野球を例にしても、ほかの地域の強豪校に引っ越すのではなくて、地元から甲子園を目指す子が増えています。鹿児島実業や樟南高校も強いけど、今はどの高校が代表に選ばれてもおかしくない状態だから、高校野球の県予選大会の中継用の資料作りが大変なんです(笑)。

番組発の一大イベント

2019年2月23日(土)、24日(日)には岩﨑アナがパーソナリティを務める『てゲてゲハイスクール』の一大イベント「てゲてゲハイスクールフェスティバル」がJR鹿児島中央駅前にあるアミュプラザ鹿児島AMU広場で開催されます。

昨年は鹿児島県のおよそ3分の1にも上る35校が参加。今年は更にレベルアップし、42校の高校、生徒・先生合わせて約700人が参加予定!ステージとブースを高校生たちが作り上げていきます。

ステージでは司会・ダンス・音楽ライブ・合唱・カラオケ大会・お笑いライブ・ファッションショー・先生方によるパフォーマンスなど多彩なステージを予定。

ブースも農業高校、水産高校ならではの地元食材を使った加工品などが多く並びます。今年は離島からの参加も。ゲストには、4人組ロックバンド「ココロオークション」、ももと小春による姉妹ユニット「チャラン・ポ・ランタン」、鹿児島県出身の現役高校生クリエイター、Popteen専属モデルとしても活躍する「ねお」さん、芸人の「宇宙海賊ゴー☆ジャス」さんらも駆けつけて盛り上げます。

イベントの詳細は、MBCラジオのホームページからご覧ください。
https://www.mbc.co.jp/event/tegeh-fes2019/

ーー 今年で4回目の開催で、過去3回も大いに盛り上がりましたね!

高校生のパフォーマンス途中でお客さんが立ち去ることもなく、しっかりとステージを観て楽しんでくれます。その光景を見る度に高校生のみんなが持っているパワーを実感するとともに「今までやってきたことは間違ってなかったんだ」と思います。

ーー 各高校のブースもたくさんあって、高校生が輝いてますね。

特に地方の学校は、地域と一緒にイベントを盛り上げようという思いが強いです。それに、「てゲてゲハイスクールフェスティバル」以外でも、ボランティアのような積極的な高校生たちもいます。何かのイベントをするときに“お助け隊”みたいな形で、荷物を車まで運んでくれます。

だから、やっていることに自信を持ってほしいです。我々が「てゲてゲハイスクールフェスティバル」を用意するから、これからも一緒に盛り上げていけたらと思います。

鹿児島の人は地元に興味がある

ーー ところで、鹿児島はテレビのローカル情報番組の視聴率が非常に高いですよね。水曜日は19時から『てゲてゲ』、20時からは『どーんと鹿児島』を放送していて、岩﨑さんは『てゲてゲ』に出演していますが、どちらも高視聴率ですね。

鹿児島の人は地元のことにすごく興味があります。放送の内容は鹿児島のお店の情報とか、魅力のある人を紹介したりで、そこまで特別なことをやっているわけではありません。鹿児島を愛する気持ちが強いんじゃないかと思います。

ただ、正直にいうと、地元(香川)にいた頃、ローカル番組はちょっとダサイというイメージがあったから、鹿児島に来てビックリしています。放送があった翌日には、そのお店がすごく繁盛しますからね。

それに、鹿児島県自体が持っているパワーが強い気がします。 農業・漁業・畜産業のどれでも日本トップクラスの生産量を誇るものが多くあり、おいしい飲食店だらけです(笑)おかげで、入社1年で8kgも太ってしまいました! 嬉しい悩みです!

お土産も新商品が続々登場! 西郷どんブームもあり、西郷さん関連のグッズが開発されるほど。それほど、鹿児島は地元の話題が多く紹介されています。

ーー 偉人も多く輩出してますね。

例えば、鹿児島の人の中には、西郷隆盛が自分よりも若い年齢で、命をかけて大きな事を成し遂げた……ということを感じ取る人もいます。鹿児島にいるだけで感じ取れるものがたくさんあるから、鹿児島の方は郷土愛が強いのかなと思います。県外に出なくても、人生の先達がたくさんいるんです。そうした先達の生き方を参考にして、それを番組で伝えていくべく橋渡しをしています。

壁には、MBCのキャッチフレーズが掲げられていました。

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■監修者プロフィール:石川白藍(いしかわ・はくらん)
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