いろいろな人の朝を支える! 早朝に放送されているワイド番組

朝5時……。仕事によっては“朝が働き時”という人や仕事が終わってこれから寝る人、子育てで眠れない夜を過ごした人など、さまざまな人がラジオに触れる時間帯。そんな時間にありがたいのが早朝のラジオ番組です。

できれば気分によって番組を選びたいもの。そこで、今回はさまざまな人の朝を支える5時台に放送されている生ワイド番組を紹介します。

政策活動費透明化を明言しない首相の態度に武田砂鉄氏「我々はなめられている」

4月23日(火)の大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)では、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治改革の論点のひとつである「調査研究広報滞在費」を巡り、その在り方について岸田首相が自民党に各党と議論するよう指示したという毎日新聞の記事を取り上げた。

番組では、使途を公開する必要がない「調査研究広報滞在費」の飲食費へ流用が問題視されていることを受け、日本維新の会などの野党が抜本的改革を宣言しているのに対し、岸田首相は「支出可能経費の確定と支出の公開の在り方について議論の再開」を指示したという毎日新聞の記事を紹介した。また同記事では、岸田首相は「政策活動費」の透明化についても具体的な方向性は示さなかったと書かれている。

フリーライターの武田砂鉄氏は、自民党以外の党が制作活動費について改革すると言っているのにも関わらず、今回(裏金事件で)一番問題となっている自民党が改善案を示さず、内容をオープンにできないと早速言い始めているので、我々(国民)はなめられているのだと話した。

番組パートナーの小島慶子は政治の世界で多用される独特の言い回しに触れ、「設ける方向で検討」等のぼかされた言い回しから、政治家は(改革を)やる気がないということが窺い知れると発言し、武田砂鉄氏も「政治で使われる言葉使い、それを報道する新聞の言葉使いもそうだが、(独特の)言い回しに慣れすぎてはいけない」と語った。

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