【編集部が行く!】安東弘樹&宮島咲良が送る“居心地の良い”時間。bayfm78『MOTIVE!!』インタビュー!(前編)

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2019年4月よりbayfm78で始まった『MOTIVE!!』。初回放送の終了直後、番組パーソナリティ・安東弘樹さんと宮島咲良さんにお話を伺うことができました。局舎から見える景色のように、爽やかな情報エンターテインメント番組かと思いきや……?

インタビュー後編はこちら

言葉にファーがついている!

――初回オンエアが終わってお疲れのところ、ありがとうございます。4時間の生放送、いかがでしたか?

安東:パートナーが宮島さんで良かったです!全部吸収してくれて、フォローもしてくれる。メールアドレスの紹介も2人で割り振るのかと思っていたら、自然と全部言ってくれたり。トークにもフッと入ってきてくれるので、本当に助かりました。

今日はスタッフの皆さんと、宮島さんに助けていただいたというのが4時間の感想です。それに甘えていいのか……という迷いは若干あるんですけど、とにかく居心地が良かったですね。僕は放送中かなり自分の事をさらけ出すことが出来ました。宮島さんも多少さらけ出せているのかなと感じました。どうですか?

宮島:譲り受けました! 褒めてもらえるとは思わなくてビックリしています……! 私は東京都江戸川区の出身なので、中学生の頃からbayfmをずっと聴いていたんですよ。親が聞いてたとかではなく、ラジオと音楽が好きなので、『BAY RHYTHMIX』(※)を毎日聴いていました。

当時はFAXをめちゃくちゃ送って読んでもらっていたので、DJの丸山みづ紀さんのサインが入ったタイムテーブルが、毎月送られてきていたほどです。bayfmでしゃべりたいとずっと思っていたので、中学生の私に、「お前、このまま真っ直ぐ生きてたらbayfmでしゃべれるようになるからな!」って言ってあげたいぐらいです。そして、そのお相手が安東さんで本当に良かったなと思っています。

ラジオとテレビの違いって、人間性が出ちゃうところだと思うんです。声質でもそうですし、人となりが直でリスナーさんにも伝わりますし、一緒にしゃべっているパーソナリティ同士でも伝わるものなので……。私は安東さんの口から出て来る言葉に、ファーがついていると感じたんですよ。

安東:……口臭に気をつけます。

宮島:臭いの話ではなく(笑)、イメージというか……ファーがついている人ってあんまりいないので、すごく嬉しくてありがたいなぁと思って……。

安東:良いことなのかどうか……。

宮島:良いことですよ、フェイクファーですから!

※1997年10月~2003年3月まで放送されていた音楽番組

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――確かにフェイクなら大丈夫!……ですか?(笑)

宮島:つまり、言葉に柔らかさをすごく感じたんです。

私がKBC九州朝日放送のアナウンサーだった頃、先輩アナウンサーの宮本啓丞さん(KBC九州朝日放送のアナウンサー。テレビ『アサデス。KBC』『アサデス。九州・山口』『羽鳥×宮本 福岡好いとぉ』、ラジオ『オールナイトKBC マントル宮本の××祭りだよ!カーニバロー』を担当)と一番仲良くさせてもらっていたんですね。

ラジオでもすごく素晴らしいしゃべりをする方で、人間性も素晴らしい、ちょっと変わった人なんですけど。

安東:素晴らしいけど変わっている……。あ、何でもないです。どうぞ。

宮島:その宮本さんと安東さんが、どこか雰囲気が似てらっしゃって。外見は違いますけど、しゃべりの雰囲気とかが。

――たしかに。ジェントルなんだけど、独自の視点で物事を見ている辺りが似ていますね!

宮島:そうです!いろんなところに疑問を持たれているところとか、その疑問の持ち方だったりとか。

私、それをランスルー(いわゆる予行練習。番組開始より前に、放送はしないが本番と同じように行う)の時に感じて、「何て素敵な方と一緒にできるんだろう。嬉しい!」と思ったんですよ。本当に大好きな先輩なので。

安東:たぶん僕、人生で今一番褒められていると思います。

宮島:そんなはずはない(笑)。でも、私も好きなものに対して熱くなってしまうところがあるので、そこも1回受け止めてくださるのは、本当にありがたいです。

“業界っぽさ”があまり無い

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――宮島さんの勢いを安東さんが吸収して、返すときは返す、受け止めるときは受け止めるという関係性は、番組を聴いていても感じました。

安東:ありがたいですね。正直に言うと僕はランスルーでお会いするまでは、宮島さんのイメージがゼロに……。なので、ネット検索してみたら、出てくる写真が派手なんですよ。「局アナだったんだよね?ニーハイソックス履いてるけど。ミニスカ履いてるけど」みたいな。で、そのままランスルーに臨んだら、二言目ぐらいで「あ、大丈夫だ」と思ったんです。

写真と文章だけ拝見したとき、僕の中に2通りのイメージが浮かんだのですが、良い方のイメージでよかったなって(笑)。

それからスタッフの皆さんも、僕たちを受け入れつつも導いてくれるところがあって。局全体の雰囲気も、“業界っぽさ”があまり無いんですよね。僕にとって「居心地の良い場所」の条件でもあるのですが、そこに宮島さんも含まれているというか。タレントさんには失礼な表現かもしれませんが。

宮島:そんなことないです。局アナ出身だとそうなりますよね。性格もあるのかもしれないですけど。

番組はノービジョンでスタート

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――番組が始まる前、具体的に「こういう番組にしよう」というお話はされたんですか?

安東:コーナーごとの話をしただけで、全体的な話はしていないです。いわゆるノービジョンってやつですか(笑)。

でも、何となくリスナーと一緒に進めていきたいとは思っていました。今日、放送中、何回もある事に関して教えて下さいって言ったのは、本当に教えて欲しかったからです。「ググれよ」って答えは面白かったですけどね。あ、「ググっても出なかった」っていうの忘れた!

宮島:そうでしたね! チャンスがあったらまた言いましょう。私も今まで「どういうふうに生きていこう」とか、「どういうふうになりたい」とか、「アナウンサーの誰が目標」だとか、全く考えたことがなくて。その時にやりたいこととか、「これだけは大事にしたい」っていうことだけ考えてやってきていて。

なので、最初に「こういう番組にしていきたい」とは1回も思ったことがないんです。その場、その場の生ものですから。みんな生きている人間ですし、あまり頭が固くなりすぎちゃうのも良くないかなって、1人でやるときは特に思っています。

ただ、1つあるとしたら、「この番組のゲストに出たい」と思ってくれる方が、いろんなジャンルにいてくれたらうれしいです。そうなればリスナーの皆さんも幅広い話を、楽しく聴けると思うので。リスナーさんからも「こういう人に来てほしい」とか、「2人だったらこういう話ができるんじゃないか」みたいな提案をもらいながらやれたらいいですね。

安東:いやぁ、「目標のアナウンサーがいない」っていう人、僕以外で初めて会いました。僕も就職活動の面接のときから、何回聞かれても「誰がアナウンサーかも分かりません」みたいな感じだったので。フリーになったときにも聞かれたんですけど、「特にありません」としか言いようがなくて……(笑)。

その場その場で一生懸命、「スタッフの努力を無駄にしない」とか「相手に不快な思いをさせない」とか、その繰り返しで二十何年間、アナウンサーをやってきたんです。謙遜でも好感度のためでもなく、必要以上に、お金を儲けたいというのも無いんですよ。生きていくコンセプトが同じ人がいて驚きました。

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――「何をしたい?」って聞かれた方がまだいいですか?

2人:そうでもないですね。

安東:そろいましたね、奇しくも(笑)。ただ、例えば宮島さんの場合は、bayfmでしゃべりたいっていうのが1つあったと思うんですよね。それはすごく分かるっていうか。

宮島:1個1個はあって、「スーパー戦隊の役に立ってから死にたい」とかはあるんですけど。

安東:アナウンサーとしてというよりは、1ファンとしてという感じですよね。bayfmでしゃべりたいっていうのは。

宮島:そうですね。「将来的にどうしたい」とかじゃなくて、「今これをしたいからやっている」ってことで。それでbayfmの皆さんのお役にも立てるんだったら嬉しいし、皆さんと一緒にお仕事できることがうれしいし、それが長く続けばもっと嬉しいです。

――まだまだ話し足りない! お2人のインタビューは、後編へ続きます。

MOTIVE!!
放送局:BAYFM78
放送日時:毎週金曜 9時00分~13時00分
出演者:安東弘樹、宮島咲良
公式Twitter

※放送情報は変更となる場合があります。

【パーソナリティプロフィール】

安東弘樹(あんどう ひろき)

1967年、神奈川県生まれ。1991年、TBSにアナウンサーとして入社。テレビ、ラジオで多くの番組に出演。2018年3月に退社し、フリーに。多趣味で、中でも車に関しては日本カー・オブ・ザ・イヤーの選考委員も務めるほど

宮島咲良(みやじま さくら)

1983年、東京都生まれ。2007年、アナウンサーとしてKBC九州朝日放送に入社。2010年に退社してフリーに。華やかな容姿とは裏腹なオタク気質で、大のスーパー戦隊好き

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現在の『シャープ』が生まれるきっかけは“バックル”の発明

シャープ旧本社ビル(現在は解体済み)(シャープ – Wikipediaより)

1912年(明治45年)7月30日、明治天皇が崩御され、新たに『大正』がスタートしました。この元号には“天が民の言葉を受け入れて政治が正しく行われるように”、また“人を導く人は、皆の言葉をキチンと聞いて行動しなければならない”といった意味が込められています。

この当時、早川徳次さんが“穴がなくてもベルトを長く短く自在に締められるバックル”を発明しました。この画期的なバックルの発明で特許を取られた早川さんは、大正元年9月、東京に金属加工業の会社を設立しました。この会社がのちの『早川電機』、現在の『シャープ』です。

同じく大正元年9月に設立されたのが、『日本活動冩眞(にほんかつどうしゃしん)株式會社』、略して『日活』です。その後、大正・昭和・平成の3つの時代にわたって、数々の映像作品を作られています。

同じく大正元年9月に誕生したのが『大正琴』です。愛知県名古屋市出身の、森田吾郎さんがタイプライターのキーの構造と、2本弦の琴『二弦琴』をヒントに開発したものです。
発売日が9月9日で、その日が『重陽の節句(菊の節句)』だったこともあって、当初は『菊琴』と紹介されたそうです。

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい

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FM93AM1242ニッポン放送 月~金 朝7:37から(「飯田浩司のOK! Cozy up!」内)
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