「ラジオソムリエ」RNB南海放送白石優子さんのおすすめラジオ番組

ラジオのガイド役「ラジオソムリエ」として活動されているRNB南海放送の白石優子さん。

今回は女性ヒップホップシンガー&ラッパーであるCha-kaさんや、最近はテレビ番組出演でも有名な俳人・夏井いつきさんの番組など、白石さんおすすめのラジオ番組を紹介していただきました。

また前回のインタビュー記事内でもお名前が登場、南海放送株式会社代表取締役社長・田中和彦氏をゲストに迎えて開催された『ソローキンの見た桜』の読書会&ラジオ会の様子を寄稿いただきました!

【ラジオな人】ラジオのガイド! 「ラジオソムリエ」RNB南海放送白石優子さんインタビュー(前編)

【ラジオな人】ラジオのガイド! 「ラジオソムリエ」RNB南海放送白石優子さんインタビュー(後編)

南海放送のおすすめ番組

『RNB Radio Show“What′s Up ?”』毎週日曜日23時〜

愛媛出身の女性ヒップホップシンガー&ラッパーであるCha-kaさんの番組です。

Cha-kaさんは、慶応大学出身・英語も堪能という才女。南海放送で報道記者を経て、ラジオディレクター&パーソナリティに。学生時代からヒップホップをやっており、歌手になる夢を諦めきれずに「3代目ケツメイシオーディション」に応募。見事選ばれ、8人組の音楽ユニット・1FINGERのラッパーとしてavex traxよりメジャーデビュー。音楽活動に専念するため南海放送を退社。2018年12月31日に1FINGERが解散し、現在はソロ活動中です。(Cha-kaさん自身が作詞をし作曲も手掛けた「シンデレラになれなくて」を6月にリリース。)

番組では、Cha-kaさんが今注目のアーティストから隠れた名曲まで、おススメのナンバーをセレクト。ラップの新曲や、さまざまなジャンルの曲も紹介してくれるので毎回発見があります!  Cha-kaさんと同世代の方も、もう少し上の世代の方も楽しめると思います。

番組の最後「Everybody  have a nice dream」という一言を聴くと、また明日から頑張ろうと、とてもいい気分で眠りにつくことができます。

RNB Radio Show“What′s Up ?”
放送局:RNB南海放送
放送日時:毎週日曜 23時00分~23時30分
出演者:Cha-ka
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

『俺の懐メロリクエスト』毎週土曜日20時30分~

リスナーが自分の思い出の5曲とそれにまつわるエピソードを送り、選ばれると30分まるまるその内容が放送されます。まるで選ばれたリスナーの「人生特番」! こんな贅沢な番組あるでしょうか?

人気のため、3ヶ月待ちなどの時もあるようですが、基本的に順番なので気長に待っていると放送されます。タイトルに“俺”とついていますが、応募は男性も女性もどちらもOKで、年齢制限もありません!

愛媛県出身で、元・THE COKES のボーカリスト、北条市でカレー店「カルコバ」も経営しているラジオDJ・藤田晴彦さんが、その人の人生に寄り添ってくれます。

俺の懐メロリクエスト
放送局:RNB南海放送
放送日時:毎週土曜 20時30分~21時00分
出演者:藤田晴彦
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

『夏井いつきの一句一遊』 月曜日〜金曜日10時~

愛媛の俳人・夏井いつきさんの番組。最近はテレビ「プレバト!!」の俳句の先生としてお馴染みの方も多いのでは?

『夏井いつきの一句一遊』は、実は約20年前から南海放送で放送されています! 2016年に15周年記念パーティを開き、俳句集団夏井組と呼ばれる当番組のラジオリスナーの方々を中心に沢山お集まりいただき、大いに盛り上がり、まさにラジオパワーを感じた時間でした。

月曜日~金曜日までの放送の中で、月曜日に読まれると“初心者”、曜日が進むにしたがって“上級者”に…とレベルが上がっていくので、金曜日に読まれるというのはすごいこと! 初心者の方は月曜日から聴くのがおすすめです。

夏井いつきの一句一遊
放送局:RNB南海放送
放送日時:毎週月曜~金曜 10時00分~10時10分
出演者:夏井いつき
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

『井坂彰のサタデーライブ』毎週土曜日12時〜

愛媛の人気DJ・井坂彰氏の番組。土曜日の12時から4時間の生ワイドで、東京出身の竹内愛希アナとの掛け合いが絶妙です。井坂さんの辛口トークに「そう来るか~!」というボケを挟んでトークを加速させる竹内アナとのコンビネーションはもはや話芸のレベル。話の転換もリズミカルで、ついつい耳を傾けてしまいます。

担当ディレクターの稲田貴志氏は生粋のラジオっ子。学生時代から南海放送ラジオ番組のADに。入社後すぐ、ラジオディレクターになった人物。その後、メディア開発・報道カメラ・テレビ編成など様々な部署を経験し、再びラジオディレクターに!パーソナリティはもちろんディレクターのことも少しだけ思い浮かべながら聴いていただくのも楽しいかもしれません。稲田ディレクターは、南海放送のFacebookに、放送終了後トピックスやタイムフリーの聴きどころなどもまめに載せてくれているので、そちらも要チェックですよ!

4時間のワイド番組ですが、ラジコのタイムフリーの時間を「1時間」ごとに区切られているので聴きやすく、通勤時間などに聴くのもおすすめです。

井坂彰のサタデーライブ
放送局:RNB南海放送
放送日時:毎週土曜 12時00分~16時00分
出演者:井坂彰、竹内愛希

※放送情報は変更となる場合があります。

『痛快!杉作J太郎のどっきりナイト7』毎日※放送時間は曜日により異なります

サブカルチャーのトップランナーとして沢山のファンを持つ杉作J太郎さんが、月曜日から日曜日まで毎日・毎晩 出演している生ワイド番組です。その日のニュースや出来事、プロ野球の話題などを杉作さん目線で自由にトーク。火・水・木曜日は謎の大学生なっちゃんが登場し、番組に花を添えています。曜日によって放送時間が違うのですが、毎日21時には必ず聴くことができます♪

杉作さんの“人間愛に溢れる人柄”が垣間見えるのがこの番組の魅力。「お話している内容の3割程度しか分からないけどなぜか癖になる!」というリスナーも増えているみたいです!

痛快!杉作J太郎のどっきりナイト7 (※放送時間は曜日により異なります)
放送局:RNB南海放送
放送日時:毎週日曜~土曜 19時00分~21時30分
出演者:杉作J太郎、なっちゃん

放送日時は下記参照
放送日時:月      21時~21時30分
     火・水・木  19時~21時30分
     金      21時~22時
     土      21時~23時
     日      21時~21時30分

※放送情報は変更となる場合があります。

そのほかのおすすめ番組

STVラジオ『貴族の時間』毎週日曜日 22時30分〜

北海道を中心に活動する謎の「シークレット歌劇團0931」。絶大なる人気を誇る二枚看板のツートップ、銀河祐(ぎんがゆう)さんと、紅雅みすず(こうがみすず)さんが貴族として放送している、ちょっと風変わりで遊び心満載の30分です。男役に扮し宝塚風な二人の番組写真がかなり目を引きます!

リスナーをラジオ平民と呼び、リスナーからの手紙を献上文と呼んでいます。<貴族でしょうか・・・・・?>のコーナーでは、平民社会に紛れている「隠れ貴族」をリスナーが報告し、貴族に扮した銀河さんと紅雅さんが貴族か否かを判断します。効果音や笑い声がお芝居仕立てで、設定と分かっていてもついつい笑ってしまいます。

某歌劇団風のやりとりを楽しみながら、普通の日常から少しの間、現実逃避できる番組。ラジコのタイムフリー機能を使って時間を問わず、ちょっと別の世界でリセットしたい時におすすめです。

貴族の時間
放送局:STVラジオ
放送日時:毎週日曜 22時30分~23時00分
出演者:銀河祐、紅雅みすず

※放送情報は変更となる場合があります。

TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』月曜日〜金曜日11時〜

生活情報やトレンドお悩み相談など、作詞家でコラムニストのジェーン・スーさんが、あなたのお昼をちょっと彩る<昼ドキ支援系ラジオ>です。

ジェーン・スーさんの、“さばけているけれど、さばけ過ぎないトーク”。曜日変わりで登場するTBSアナウンサーにツッコミを入れながらも、その相手の良さを引き出していく“愛あるトーク”。相談してくるリスナーに、寄り添い過ぎず、突き放し過ぎない…この絶妙さがとても心地良いのです! 12時台の「相談は踊る」のコーナーは特におすすめです。

ちなみにジェーン・スーさんの名前は芸名で、ご本人曰く「生粋の日本人」。外国人が割引されるプランがあったホテルに、外国人のふりをして宿泊した時に使った偽名をそのまま芸名にしているんだそうです(笑)。

ジェーン・スー 生活は踊る
放送局:TBSラジオ
放送日時:毎週月曜~金曜 11時00分~13時00分
出演者:ジェーン・スー
番組ホームページ
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ハッシュタグは「#so954」「#生活は踊る」

※放送情報は変更となる場合があります。

J-WAVE『antenna* TRAVELLING WITHOUT MOVING』毎週日曜日20時〜

背景の音とともに低音の渋い声が心に響き、パーソナリティの野村訓市さんにどんどん惹きこまれていった番組です。

タイトルの“TRAVELLING WITHOUT MOVING”。世界50ヵ国以上を旅している野村さんの旅の話や旅の記憶・思い出をたどりながら、番組で流れる音楽や言葉に「動かなくても旅はできる、言い換えれば旅はあなたの中にある」という番組のコンセプトが、だんだんしっくりくるようになります。

世界を旅するクリエーターでマルチに活躍する野村さんセレクションの音楽を聴きながら目を閉じると、自分が旅をしているような錯覚を味わえます。ゆったりとした気分になれる大人の番組。日曜日の夜に最適です。

30代後半から40代半ばの女性にも男性にもおすすめしたい番組です。

antenna* TRAVELLING WITHOUT MOVING
放送局:J-WAVE
放送日時:毎週日曜 20時00分~20時54分
出演者:野村訓市
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

『ソローキンの見た桜』の読書会&ラジオ会を開催! ゲストはラジオドラマ原作者・南海放送田中和彦社長

5月に『ソローキンの見た桜』の読書会&ラジオ会を「Made in ピエール・エルメ 丸の内」で開催しました。

2004年に南海放送が制作し、第1回日本放送文化大賞ラジオ部門でグランプリを受賞したラジオドラマ『~松山ロシア人捕虜収容所外伝~ソローキンの見た桜』は、2019年3月に日露合作映画「ソローキンの見た桜」(阿部純子・斎藤工他出演)として全国上映スタート。この秋からロシアでの上映も決まっており、映画の公開に先立ってノベライズもされました。

ラジオドラマの魅力に触れていただく機会をと思い、原作者である南海放送株式会社代表取締役社長・田中和彦氏をゲストに迎え(会社のイベントではないのですが)、私がメンバーである読書会のスピンアウト、ラジオ企画として開催しました。参加者には、事前に本を読んできてもらい、質問や感想をシェアする時間、ラジオドラマの一部を聴くコーナーも用意しました。

ラジオドラマって、映像がない分想像力を膨らませるので、いろんな情景が浮かんで楽しい!」、「ラジオの音、声に集中するから心まで届いて響く。新たな扉を開くきっかけになりました。」、「音声のみのドラマというのは、情景を思い浮かべて、“感じる”、“味わう”というような、視聴者を音声で魅了し、想像力を描き立たせる永遠に不滅なメディアだと感じました。」など、たくさんの素敵な感想をいただきました。

参加の皆さんも田中社長のお話にぐんぐん惹きこまれた様子でした。ラジオドラマを皆でじっくり味わい、美味しい食事やデザート、楽しい会話とともにラジオにまつわるエトセトラを楽しむ……ラジオがつなぐ素敵な時間を過ごす良い機会になりました。

白石さんのブログでも紹介

【白石優子さんプロフィール】

南海放送 ラジオソムリエ

日本大学芸術学部放送学科卒業。

東京支社にてテレビ編成・広報担当後、ラジオ営業・編成を担当。

2015年から愛媛本社にて勤務。現在は東京支社で勤務。

白石さんの「ラジオソムリエ」ブログはこちら

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周防正行「サイレント映画について大変な勘違いをしていました」

黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、映画監督の周防正行が出演。最新映画『カツベン!』の題材となったサイレント映画について語った。

ニッポン放送「あさナビ」

黒木)今週のゲストは映画監督の周防正行さんです。周防監督の5年ぶりとなる最新作映画『カツベン!』が全国公開中です。『カツベン!』は、映画の始まりの時代を駆け抜けたスーパースターである、活動弁士の話なのです。

周防)日本に初めて映画が入って来たときに、「Motion Picture」という言葉をそのまま訳して「活動写真」と呼んだのですね。そのときは、まだ映画に音がなかったのですよ。スクリーンの横に人が立って、写っているものの説明を始めたのです。最初は物語映画ではなかったから、何が写っているかとか、どうして動くとか、まさに“写真が動く”ということは始めてのことだったので、世界中で流行るわけです。当時、日本ではそのように説明する人が、最初の日の上映からいたのです。

黒木)つまりは紙芝居みたいに「こういう物語ですよ」と、ト書きも言えばセリフも言うという…。

周防)最初は単なる出来事が写っていました。駅に列車が到着するとか、工場から人が出て来るとか。それがやがて物語を持つようになって、弁士は物語をきちんと説明することを始めました。こういう文化が根付いたのは日本だけなのです。アメリカやヨーロッパでも説明する人が立った記録はありますが、職業としては説明していません。アメリカ、ヨーロッパは生演奏の音楽だけで魅せていたのです。

黒木)『カツベン!』はオリジナルの作品ですが、どうしてこれを映画にしようと思われたのですか?

周防)僕が浅はかにも、ずっと無視をして来たから。

黒木)え?

周防)大学生のときに、サイレント映画をたくさん観ていました。そのときはサイレント映画だから音がない状態で、活動弁士の説明も音楽もない、まさに無音の動く画を観るというのが、サイレント映画の見方だと思っていました。活動弁士がいることも、音楽があることも知っていたのですが、それを無視していたのです。サイレント映画なのだから、サイレントで観ないと監督の意図は伝わらないのだと、ずっと思って生きて来た。でもつい最近、僕の助監督をして下さっていた片島章三さんが「こんな本を書きました」と、この映画の元になる台本を読ませてくれたのですね。

黒木)いつも周防監督は、ご自分でシナリオをお書きになりますよね。

周防)自分のシナリオではないのは、今回が初めてです。

黒木)そのシナリオを読まれてどうだったのですか?

周防)「僕はなんて勘違いをしていたのだろう」と思いました。当時、明治の終わりから大正昭和の始まりにかけて、無声映画をサイレントで観ていた人はいなかったのです。当然、映画監督は自分の作ったものが上映されるときに、生演奏があり、誰かの説明が入るとわかって撮っていたのですね。要するに、監督がサイレントで観てもらうことを前提に撮っていなかった。それを僕はサイレントで観ていたのですよ。「これはいけない」と。それも僕は映画監督なのに、なぜ日本映画史の重要なことを無視して来たのだと思って、大反省です。音がない状態で物語をつくり上げるというのは、映像を作る人間としての最高のテクニックだ、技術だと思っていたのです。それこそが映画の基本と言うか、映画の本質だろうと。

黒木)それが180度変わったわけですね。

周防)変わりました。

黒木)活動弁士という方々がいて、初めてサイレント映画は成り立つのだと。

撮影・下村一喜

周防正行(すお・まさゆき)/映画監督

■東京・目黒区出身。1956年生まれ。
■立教大学在学中に、高橋伴明監督の助監督を務めるようになり、以降、若松孝二監督や井筒和幸監督の作品に助監督として携わる。
■1984年に小津安二郎へのオマージュを含んだピンク映画で監督デビュー。
■1989年に『ファンシイダンス』で商業映画初メガホン。
■1992年の『シコふんじゃった。』で、日本アカデミー賞最優秀作品賞をはじめ、最優秀監督賞、最優秀脚本賞を受賞。
■1996年には大ヒット作『Shall We ダンス?』公開。日本アカデミー賞で作品賞・監督賞・脚本賞など13部門を総なめ。
■2006年には痴漢の冤罪裁判を描いた『それでもボクはやってない』、2011年にはバレエ作品を映画として収めた『ダンシング・チャップリン』、2012年には終末医療を題材にしたヒューマンドラマ『終の信託』、2014年には花街で成長する舞妓の姿を描いた『舞妓はレディ』を監督。
■最新作は、2019年12月13日公開の『カツベン!』。大正時代に全盛だった無声映画を個性豊かな語りで彩った「活動弁士」が主人公。活動弁士を志す青年・俊太郎を成田凌が演じ、ヒロインを黒島結菜が演じる。

ENEOSプレゼンツ あさナビ(12月9日放送分より)
FM93AM1242 ニッポン放送 月-金 6:43-6:49

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