ユニークなテーマから、方言が楽しい“ご長寿番組”まで〜 大分県のおすすめラジオ番組

都道府県別 ラジオ番組紹介シリーズ。今回は大分県のラジオ局、OBSラジオとエフエム大分のおすすめ番組を紹介します。

OBSラジオ

朝のワイド番組『イチスタ☆』から夕方の『とりまラジオ』(月曜〜木曜 16時40分〜17時)などの生放送の番組、土曜の『HAMAROOOON!! ステーション』はLINE LIVEでも配信されています。OBSにある「kabosu cafe」からも、ラジオのスタジオの様子が見られます。

『イチスタ☆』

地元の情報はもちろん、リスナーから寄せられたとっておきのメッセージをパーソナリティーが面白くラッピング。なかでも注目は「ゴリラじゃわからん 大分弁講座」(月曜)のコーナー。ミニドラマを通じて大分弁を学びます。

渡辺敬大アナウンサーは福岡県出身。入社2年目の大分初心者。福岡は大分の隣ですが、まったくわからない言葉に悪戦苦闘。また、大分県も広いため、同じ県内でも使われている地域があったりなかったりと、リスナーからの情報で新たな発見があります。

金曜には県内の小学校に訪問する「あなたの母校におじゃまします」、「なみじゅんの温泉ソムリエ」のコーナーも。

イチスタ☆
放送局:OBSラジオ
放送日時:毎週月曜~金曜 9時00分~12時40分
出演者:渡辺敬大、小野亜希子、 池田麻衣子、財前真由美、賎川寛人、高嶋和代、實山加代子
番組ホームページ
公式LINE

※放送情報は変更となる場合があります。

『HAMAROOOON!! ステーション』

森羅万象に関することを首藤健二郎さん&フレンチ河野さん&あべさちこさんがおしゃべり。笑い声が絶えない番組です。レギュラー放送は一度終わりましたが、1年半の時を経て復活。2020年2月1日で400回を達成しました。リスナーから寄せられる“クスリ”とさせるメッセージも番組に花を添えます。

HAMARooooN!!ステーション
放送局:OBSラジオ
放送日時:毎週土曜 19時00分~21時00分
出演者:首藤健二郎、フレンチ河野
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

『夕方なしか!』

OBSラジオが誇る長寿人気番組のひとつ。リスナーから寄せられた日常を綴った手紙を、パーソナリティー・吉田寛さんが紹介。吉田さんの大分弁が非常に良い味を醸し出しています。小学生からの投稿も多く、文才のある作品ばかり。

夕方なしか!
放送局:OBSラジオ
放送日時:毎週土曜 16時40分~17時00分
出演者:吉田寛
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

『IMAZURUわいわいハイツ』

OBSラジオの火曜から金曜の21時台は『IMAZURUワイワイハイツ』と題して自社制作番組が勢揃い。

『オドリバラジオ』(火曜 21時〜21時30分)はトークテーマをもとに男性だけでワイワイ盛り上がります。

『たかゆき・マッキーの今晩マンゴー!』(火曜 21時30分〜22時)はさわやかなイメージの小田崇之アナと牧貴宏さんが、男のオトナのトークを。

『中村慎吾の音楽っていいけん!』(水曜 21時〜21時30分)は大分県臼杵市出身、人気上昇中の中村さんがリスナーに語りかけます。

『夜のイチスタ☆』(水曜 21時30分〜22時)はさまざまな番組で話題沸騰中の池田麻衣子さんがお相手。

『しずちゃんとマークパンサーのGLOBISM』(木曜 21時〜21時30分)はマークパンサーと賎川寛人アナとの不思議なコンビのトーク番組。

『夜もとりま』(木曜 21時30分〜22時)は『とりまラジオ』のいわば“延長戦”。

『夜のイチスタ』は当コラムにて2019年秋の注目の新番組としても紹介しました。パーソナリティーは前述の『イチスタ』火曜日で渡辺敬大アナとタッグを組む池田麻衣子さん。『イチスタ』ではトークをグイグイと引っ張る池田さんが、夜は一人でエロティックなトーク(ピンクトーク)を交えて大暴れ。聴いていると小さなことがどうでもよく思えてきます。最近は遠く離れた沖縄の『ラジオBar 南国の夜』(RBCiラジオ)ほかの番組でも話題になり、リスナーも急増中。池田さん自身もラジオが好きで、いろいろな番組の話をしています。

IMAZURUわいわいハイツ「しずちゃんとマークパンサーのGLOBISM」
放送局:OBSラジオ
放送日時:毎週木曜 21時00分~21時30分
出演者:マークパンサー、賎川寛人

※放送情報は変更となる場合があります。

ほかにも、映画や釣り、大分合同新聞の話題も楽しめる午後ワイド『BINGO』(月曜〜金曜 13時〜16時40分)、山崎唯衣アナとリポーターの森迫麻衣さんが旬の話で盛り上がる『唯衣麻衣の♯タイムライン』(月曜 19時〜19時30分)、あるテーマに関して牧貴宏さんが深堀りしていく『ヲたラジ』(日曜 20時〜20時30分)など、バラエティ豊かです。

エフエム大分

ワイド番組はもちろん、金曜〜日曜の自社制作番組はさざまなテーマの番組が並び、バラエティに富んでいます。

『KNOCK!』

個性豊かな日替わりパーソナリティーが、さまざまな情報や音楽をご案内。中でも18時過ぎからの時間はバラエティ豊かな話が飛び出します。

月曜は永井とっしーさんが文字通りの“余談”で夜の入口の時間帯を盛り上げる「余談ですよ!」、火曜はTATSUさんが気になっている話題をおしゃべりする「No Rain,No Rainbow」、水曜は梶原史帆さんによるコラムと音楽 「カレイドスコープ」。木曜の荒金由希子さんの日は「go! go! vanillasのしゃあしい電波でしんけん騒ぐで!」を放送。毎回にぎやかです。

KNOCK!
放送局:Air Radio FM88(エフエム大分)
放送日時:毎週月曜~木曜 16時00分~16時55分
出演者:永井とっしー、TATSU、梶原史帆、荒金由希子
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

『ハイカラ食堂』

楽しい音楽とゲストとのおしゃべり。さらに、パーソナリティー・田口永依子さんの日常で感じた話が楽しい55分。ゲストは大分で活動する人々がメイン。おしゃべりに慣れている人ばかりではありませんが、田口さんがうまく話を引き出します。

ハイカラ食堂
放送局:Air Radio FM88(エフエム大分)
放送日時:毎週月曜~木曜 19時00分~19時55分
出演者:田口永依子
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

『fmごじしちじ』

パーソナリティーはベテランDJ・北野“JK”順一さん。リスナーに電話やメールでどんどん参加してもらう番組。リスナーとの心の距離の縮め方が非常にうまく、聴いていると仕事の疲れがたまりやすい金曜の夕方の心がリフレッシュされます。

fmごじしちじ
放送局:Air Radio FM88(エフエム大分)
放送日時:毎週金曜 17時00分~18時55分
出演者:北野 JK 順一

※放送情報は変更となる場合があります。

『トラバラ』

トラック業界の知られざる話題をおもしろおかしくしゃべり倒すこの番組。パーソナリティーは、クボタヨシフミさんと、謎のDJジーノ(仮)さん。スタートした頃は「果たしてトラックの話で毎回もつのだろうか」という心配もありましたが、蓋をあけてみると(トラック以外の余談も含めて)各地にファンをもつ人気番組に。

ちなみに、DJジーノ(仮)さんはトラックや流通のことに詳しい”DJ”ですが、実はこの番組でDJデビュー。「ラジオのスタジオでしゃべると緊張するから」という理由で、会議室などで収録しています。

トラバラ
放送局:Air Radio FM88(エフエム大分)
放送日時:毎週金曜 19時30分~19時55分
出演者:クボタヨシフミ、DJジーノ(仮)

※放送情報は変更となる場合があります。

そのほか、大分の話題にスポットをあてる『ちゅうか49』(金曜 12時〜12時49分)、クラシックにまつわる話が満載の『QUEEN♪アルゲリッチ』(金曜 20時〜20時30分)、仕事、子育て、家事など、毎日を全力で頑張るママたちを応援する『〜みんなでつくる〜ままともラジオ』(金曜 16時〜16時25分)など。ぜひチェックしてみてください。

この記事を書いた人

やきそばかおる

小学5年生以来のラジオっ子。ライター・構成作家・コラムニスト。

「BRUTUS」「ケトル」などのラジオ特集の構成・インタビュー・執筆を担当するほか、radiko.jp、シナプス「I LOVE RADIO」(ビデオリサーチ社)/ J-WAVEコラム「やきそばかおるのEar!Ear!Ear!」/otoCoto「ラジオのかくし味」/水道橋博士のメルマ旬報など連載や、番組出演を通じて、ラジオ番組の楽しさを発信。

ラジコプレミアムを駆使しながら、全国のユニークな番組を紹介するツイキャス番組「ラジオ情報センター」(水曜21時〜22時)も放送。全てを合わせると、年間でのべ800本のラジオ番組を紹介している。

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女子車いすバスケットボール日本代表候補・小田島理恵~「アスリート支援制度」で仕事とトレーニングを両立

黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、女子車いすバスケットボール日本代表候補・小田島理恵が出演。日々の生活について語った。

ニッポン放送「あさナビ」

黒木)今週のゲストは女子車いすバスケットボール日本代表候補の小田島理恵さんです。パラリンピックに向けて猛練習中だと思いますが、日常生活とトレーニングのバランスはどうですか?

小田島)私はいま仕事もしていまして、リクルートグループの株式会社リクルートオフィスサポートという会社に勤めているのですが、そこでは「アスリート支援制度」という制度があります。平日の半分の2.5日出勤して、残りの半分の2.5日を練習・トレーニングとうまく両立して行くスケジュールを取っています。練習・トレーニングのときは体育館で競技の練習をしたり、ジムへ行ってウエイトトレーニングをして、日々を過ごしています。

黒木)上半身の筋トレですか?

小田島)そうです。ウエイトトレーニングは、マシンを使って上半身のトレーニングをしたり、競技の練習では競技用車いすに乗ってチェアスキルという細かい操作をしたり、コーンを置いてその隙間をぬって行く練習をしたりします。

黒木)車いすは手だけで操るのですか?

小田島)そうです。ブレーキもあるので、手の皮が剥けます。

黒木)俊敏に動かせるかどうか。ボールを人にパスしたり、相手チームにぶつかったり、いろいろな危険も伴っていますよね。怖いと思うことはありますか?

小田島)怖いと思うことはありませんが、競技用車いすごと転んで、肘や頭を打つことはあります。

黒木)親心としては、そちらの方が心配になりますね。

小田島)見ている側はハラハラしているかもしれませんが、意外と本人はけろっとしています。

黒木)チームワークはどういう練習をするのですか?

小田島)チーム練習のときに、1番と言ったらこの動きをやるなどの練習をします。

黒木)メンタル面はどうケアしていますか?

小田島)自分は特にしていません。日々がメンタル訓練です。厳しい練習に耐えることや、乗り越えることなどです。

黒木)食事も自分で管理しているのですか?

小田島)自分でつくっています。会社の日も、サラダと主菜、果物も用意して。

黒木)アスリートならではの食事管理がいろいろとありますよね。

小田島)意識はしています。料理は大分上達しました。

黒木)体が資本ですから、メンタル面においても、自己管理できなければいけないのでしょうね。オリンピック・パラリンピックに出る方は心構えが違いますね。練習はきついとは思いますが、きついときに乗り越えるためにはどうするのですか?

小田島)自分1人ではなく、団体競技ならではの仲間がたくさんいるので、その仲間と乗り越えます。周りにサポートしてくれる人たちもたくさんいるので、その人たちの支えが励みになっています。

小田島理恵(おだじま・りえ)/車いすバスケットボール 日本代表強化選手

■1989年、4月1日生まれ。30歳。
■車いすバスケットボール女子日本代表候補・強化指定選手。
■リクルートオフィスサポート所属。ニックネームは「おだじ」。
■22歳のときに事故に遭い、脊髄損傷不全麻痺になり、右下肢と体幹の機能が低下。退院後、リハビリ目的で訪れた障害者スポーツセンターで行われていた車いすバスケットボール体験教室に参加したことを機に競技生活がスタート。
■2013年、東京を拠点とする女子チーム「GRACE」に加入。2016年から日本代表強化指定選手として国際試合にも出場。2019年のアジアオセアニアチャンピオンシップスでは3位に入賞した。
■現在も女子日本代表候補・強化指定選手として活躍し、東京パラリンピック出場を目指す。

【車いすバスケットボール】
■10分×4ピリオド制。ダブルドリブルは適用されない。
■コートの広さやボールの大きさ、ゴールの高さなどは健常者のバスケと基本的に同じ。
■選手は障害に応じて持ち点(1.0~4.5、数字が小さいほど障害の程度は重い)が定められ、1チーム5人の持ち点が14.0点以下でなければならない。
■パラスポーツのなかでも花形スポーツと言われ、スピードと俊敏さ、そして激しさが伴うスポーツ。

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