他地域からの支持も熱い! 島根県、鳥取県のおすすめラジオ番組

都道府県別にラジオ番組を紹介するシリーズ。今回は山陰(鳥取県、島根県)のラジオ局(BSSラジオ・エフエム山陰)の番組を紹介します。

BSSラジオ

BSSラジオのみで放送されていながら全国各地にファンをもつ番組のほか、ジャズの愛好家がパーソナリティーとなり、自分の好きな曲をかける『JAZZ PARK』(土曜 21時〜22時)、洋楽の名曲や新曲を紹介する『サンセットロード』(日曜 16時〜16時45分)、60〜70年代の洋・邦楽をかける『ANOKORO』(日曜 17時〜17時50分)、『演歌で宴会』(日曜 8時45分〜9時)など、コンセプトがハッキリしている音楽・トーク番組も充実しています。

『午後はドキドキ!』

BSSラジオ平日午後の看板番組。べるをさん、大田祐樹アナウンサー、田中友香理さんなど、ひとクセあるパーソナリティーが集結。ユニークなコーナーとしては火・木曜の14時30分から放送している「こんにちは山陽さん」。岡山のRSKラジオ(山陽放送)の『表町LIVE! あもーれ! マッタリーノ』とつないでおしゃべり。同じ中国地方ですが、米子と岡山は中国山地を挟んでおよそ150キロ離れているため、気温が10度違う日があったり、風習も特産物も異なるためお互いの話題に対して驚くことも。

木曜15時20分頃からは「嗚呼懐かしき我が校歌」のコーナー。2004年から続く人気企画で、鳥取・島根の学校の特徴と歌詞の紹介、さらに校歌の音源を放送します。リクエストも募集しているため、母校の思い出のエピソードを添えて送ってみては。閉校した学校の校歌も放送しています。

午後はドキドキ!
放送局:BSSラジオ
放送日時:毎週月曜~金曜 13時15分~16時50分
出演者:(月)べるを、原奈津美(火)べるを、藤井美音(水)田中友香理、髙木啓一(木)大田祐樹、中岡みずえ(金)べるを、中島早也佳
番組ホームページ

火曜・水曜は 13時15分〜15時40分

※放送情報は変更となる場合があります。

『なまラテ』

ラジオとテレビ同時生放送。生活情報を紹介しながら、ラジオ番組のようにメッセージを積極的に拾っていきます。アナウンサーは宇田川修ーアナと中島早也佳アナの安定のコンビ。リスナー(視聴者)参加コーナーはほかにも、素敵な写真を紹介する「映え」のコーナー、頑張る人たちを応援する「重いコンダラ」など、揃っています。

なまラテ
放送局:BSSラジオ
放送日時:毎週火曜~水曜 15時50分~16時50分
出演者:宇田川修一、中島早也佳
番組ホームページ

twitterハッシュタグは「#なまラテ」

※放送情報は変更となる場合があります。

『音楽の風車』

1954年の開局時から続いている超・ご長寿リクエスト番組。邦楽であれば新旧、ジャンル問わずかかるのが特徴。番組のサイトには過去2週間分のオンエアリストが公開されています。

リストを眺めているだけでも楽しいもので、例えばある日の放送では三船和子『他人船』のあとに米津玄師『Flamingo』がかかったり、KinKi Kids『フラワー』のあとに大場久美子の『スプリングサンバ』がかかったりとカオスな状態となっていました。「これぞ、AMラジオのリクエスト番組」といった雰囲気です。ちなみに、歌っている人(ヴォーカル)が男女交互にかかります。広い意味でいえばBSS山陰放送版の『紅白歌合戦』。余談ですが、いきものがかりの曲は特に人気でよくかかっています。

音楽の風車
放送局:BSSラジオ
放送日時:毎週日曜~土曜 11時00分~12時55分
番組ホームページ

日曜は 11時00分〜12時30分

※放送情報は変更となる場合があります。

『森谷佳奈のはきださNight!』

ラジコを通じて全国各地で聴いているリスナーが多く、当コラムでも何度か紹介している人気番組。日常のモヤモヤをメールやTwitter(#kanayoru)で募集。森谷佳奈アナウンサーのマシンガントークを通じてスッキリさせます。最近の注目は誰でも簡単に作れる料理を“生クッキング”で紹介する「今夜のあて」のコーナー。“料理の腕に難あり”とささやかれている森谷アナが、材料をこぼしたり、「あれ、砂糖はこの量でいいんだっけ?」とドタバタさせながらクッキング。ご自身も「美味しそうに見えないけど大丈夫かな?」と言いながらも味はピカイチな料理を作ります。食べる時はASMRを活用。美味しそうな音がラジオを通じて伝わってきます。

番組ではリスナーの「今夜のあて」の写真をTwitterで募集しています。さまざまな料理の写真が並ぶものの、送られてくる写真(特におじさんリスナー)の映りがあまりよくないようで暗くて美味しそうに見えない写真も多いことから、森谷アナが放送で「写真を送って参加してくれるのは嬉しいけど、もっと明るく綺麗に、美味しそうに見える写真を撮ってくださいね(笑)」とニコニコしながら釘を刺したことがありました。

森谷佳奈のはきださNIGHT!
放送局:BSSラジオ
放送日時:毎週月曜 20時00分~22時00分
出演者:森谷佳奈
番組ホームページ

twitterハッシュタグは「#kanayoru」

※放送情報は変更となる場合があります。

そのほか経済やニューヨークの情報から料理のレシピまで幅広い情報を伝える『あさスタ』(月曜〜金曜 7時45分〜10時45分)、木野村尚子さんが素敵な声のトークと音楽で週末を演出する『ビタミン! Saturday』(土曜 9時〜10時55分、13時〜14時55分)、板井文昭さんが音楽や書籍などのとっておきの作品にじっくりと迫る『週刊ブンノジ ぶんしょう堂』(土曜 16時〜17時30分)など多彩です。

エフエム山陰

2020年4月1日よりラジコによる配信が始まりました。今年2月に「くにびきメッセ」に本社を移転したばかりのエフエム山陰。活動テーマは、さまざまな人々が集い、楽しく元気な山陰の毎日をリスナーとともに創造する開かれた放送局「オープン・ラジオ・ステーション」。テーマソングは東京スカパラダイスオーケストラの『Come On!』。ギターの加藤隆志さんは鳥取市出身です。

『水木彩也子のFRIDAY×FRIDAY』(第一部)

水木さんは2020年4月でパーソナリティー2年目に突入。幼少期から20年以上活動していた女優を引退し、単身47都道府県を周る日本一周の旅に出ました。旅の途中で「自分が一番好きな場所で過ごしたい」との想いが強くなり、2018年に心の故郷である島根にIターン。

番組は終始ほのぼの。水木さんが触れたエンターテインメントを話す時は、聴いている自分も「触れてみたい」と思うほど作品の楽しみ方を楽しく話します。14時台には地元音楽シーンで活躍中のロックユニット・homme(オム)の秋山紘希さんが音楽について語る「秋山のすゝめ」のコーナーも。水木さんとひとつのテーマについて井戸端会議のように「ああでもない、こうでもない」とおしゃべり。リスナーからの疑問にもこたえます。15時台には、シンガーソングライターで16時からパーソナリティーを務める高田リオンさんが執筆した独特な雰囲気のラジオドラマも。

水木彩也子のFRIDAY×FRIDAY
放送局:エフエム山陰
放送日時:毎週金曜 13時30分~15時55分
出演者:水木彩也子
番組ホームページ

twitterハッシュタグは「#ふらきん」

※放送情報は変更となる場合があります。

『高田リオンのFRIDAY×FRIDAY』(第二部)

高田リオンさんは東京出身。山陰に興味をもち、2018年に出雲にIターンをしてきたシンガーソングライター、脚本家。笑う時に「ウッヒッヒッ」と楽しそうに笑うところが特徴のひとつ。一緒にお届けするのは島根県雲南市大東町出身で、山陰が大好きな大坂愛さん。

16時台には大坂さんが山陰の情報を楽しく伝える「ふるさとステーション 大坂師匠に聞いてごしない!」のコーナーも。17時台には高田さんが最新の音楽を紹介。スタッフが登場してアツく語ることも……。皆さんもTwitterやInstagramで「#ふらきん」を検索して参加してみてください。

高田リオンのFRIDAY×FRIDAY
放送局:エフエム山陰
放送日時:毎週金曜 16時00分~18時00分
出演者:高田リオン、大坂愛
番組ホームページ

twitterハッシュタグは「#ふらきん」

※放送情報は変更となる場合があります。

『おがっちのレトロ本舗』

放送開始21年目に突入。2001年には日本民間放送連盟賞 エンターテイメント部門で中四国ブロックで最優秀賞、全国大会で優秀賞を獲得。おがっち(小片悦子)、安来のおじ(2・4週)、江畑春奈さん(1・3・5週)が「好きな駄菓子」「好きなアニメ」などさまざまなテーマで懐しい話を中心にトーク。おがっちさんがメッセージをどんどん紹介していく疾走感が痛快。ちなみに、おがっちさんは韓国通でもあり『おがっちの韓国さらん本 〜本当に知ってほしい!韓国の話』(ハーベスト出版)は島根本大賞2019を受賞。18年にわたる泣いて笑った韓国との交流活動や韓国珍道中、韓国エンタメの魅力を解説。Youtuberとして「おがっちチャンネル」も開設ししました。

“シンガーソング100円ライター”こと安来のおじはノグチアツシとしても音楽活動中。なんとも味のある話し方でほっこり。江畑さんは4月にこの番組でラジオデビューをしたばかり。初回の登場回から和装で気合を入れて臨んでいました。

おがっちのレトロ本舗
放送局:エフエム山陰
放送日時:毎週金曜 18時00分~19時00分
出演者:おがっち、安来のおじ、江畑 春奈
番組ホームページ

twitterハッシュタグは「#おがっちのレトロ本舗」

※放送情報は変更となる場合があります。

『gingerの疲れたなら甘えればいいのに』

gingerは松江を中心に活動する3ピースバンド。2018年の結成から2年も経たないうちにエフエム山陰主催「第12 回 あまばんグランプリ大会」にてグランプリを受賞(過去にはOfficial髭男dismも受賞)。西日本最大級のフェス WILD BUNCH FEST.2019にも出演しました。

放送では3人のテンションはやや低め。まだ学生なのに「最近、年齢の衰えを感じる」というメンバーも。ただし、ライブでの演奏は非常にアツいものがあります。リスナーからの相談に真摯に答えているので悩み事がある方はぜひ送ってみてください。そんなgingerの今後の夢は「全国流通CD出したい!」、「ワンマンをSOLD OUTにしたい!」、「武道館2days公演したい!」だそう。今後の活躍に期待大。

gingerの疲れたなら甘えればいいのに
放送局:エフエム山陰
放送日時:毎週日曜 18時00分~18時30分
出演者:ginger
番組ホームページ

twitterハッシュタグは「#gingerラジオ」

※放送情報は変更となる場合があります。

そのほかACHI(月・火)、角秀一さん(水〜金)の朝の情報ワイド『SUN-IN MORNING』(月曜〜金曜 7時30分〜8時、8時20分〜9時)、ゆーき(月・火)とACHI(水・木)の夕方ワイド『GO-! EVENING』(月曜〜木曜 17時20分〜18時30分)、山陰のスポーツの話題をHIPHOPアーティスト、MC-WAZENがアツく紹介する『V-airスポーツウィークリーCHEER UP山陰!』(木曜 18時30分〜18時55分)、アーティスト浜田真理子さんのおしゃべりと選曲が楽しい『浜田真理子のご機嫌さんで。』(土曜 11時〜11時30分)など、バラエティー豊かです。

この記事を書いた人

やきそばかおる

小学5年生以来のラジオっ子。ライター・構成作家・コラムニスト。

「BRUTUS」「ケトル」などのラジオ特集の構成・インタビュー・執筆を担当するほか、radiko.jp、シナプス「I LOVE RADIO」(ビデオリサーチ社)/ J-WAVEコラム「やきそばかおるのEar!Ear!Ear!」/otoCoto「ラジオのかくし味」/水道橋博士のメルマ旬報など連載や、番組出演を通じて、ラジオ番組の楽しさを発信。

ラジコプレミアムを駆使しながら、全国のユニークな番組を紹介するツイキャス番組「ラジオ情報センター」(水曜21時〜22時)も放送。全てを合わせると、年間でのべ800本のラジオ番組を紹介している。

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作曲家・林哲司が語る「あの曲」の裏側

昭和から平成、さらに令和にわたり数々のヒットソングを手がける名ソングライターでアレンジャーの林哲司。
8月11日にFM COCOLOで放送された「Holiday Feature CITY POP SUMMER 2022」では、3曲をピックアップし制作当時のエピソードを聞いた。

竹内まりや「恋のバカンス」(1980年)
「僕にとって竹内まりやは最重要歌手のひとり。カレン・カーペンターの歌声は“万人に愛される歌声”だと僕はよく言うんですが、彼女の歌声も嫌いな人はいないんじゃないかと思うくらいで、アルトが非常に魅力的な歌手です。」
「彼女に書いた「September」(1979年)がスマッシュヒットした後に書いた曲が「恋のバカンス」。あの当時、宮田茂樹さんというレコードディレクターからAIRPLAYを教えてもらって、そこからAORにどっぷりハマりました。アメリカの音に憧れて、追いつけ追い越せと切磋琢磨して。「恋のバカンス」はそんなAORのエッセンスを生かして次のシングルを書こうとなった曲なんです。ポップスの中にロックの要素も入れた、竹内まりやのイメージにからすると異色の1曲かもしれません。」

杉山清貴「NEVER ENDING SUMMER」(1984)
今秋リリースされる、杉山清貴&オメガトライブ3rdアルバム「NEVER ENDING SUMMER」再ミックス盤の作業を通じて改めて感じたこととは。
「80年代サウンドの特徴はボーカルエコー。今回のリミックスではエコーをとったり生レコーディングの雰囲気を生かした今っぽいアレンジにしました。そうした時に杉山君のボーカルの上手さが顕著に表れて、“デビューの頃からこんなに上手かったんだ!”と改めて驚きました。」

松原みき「真夜中のドア/STAY WITH ME」(1979年)
「あの頃日本のメインストリームだった歌謡曲ではない、新しいものをつくりたいという情熱があったんです。同じものではなくて、自分自身のものを作ろうという気概があった。」
「40年以上の時代を経て、1億回以上聴いてもらっていると知って驚いています。松原さんはおられないけれど、歌そのものが残っていくことを証明してくれていますよね。松原さんも喜んでるはず。自分自身も作家冥利に尽きます。」

「FM COCOLO Holiday Feature CITY POP SUMMER 2022」では、林哲司のトークと楽曲を11時・12時・13時台それぞれに紹介。番組は8月18日(木)までradikoタイムフリーで聴くことができる。

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