武道館イベントを成功させたラジオドラマも! おすすめのラジオドラマ【前編】

実は隠れファンが多いと言われているラジオドラマ。最近は、10代の甘酸っぱい恋愛をモチーフにした、某蚊取線香のラジオドラマも話題となっています。

今回はラジオドラマが楽しめる番組の中から13本を前編・後編の2回に分けてご紹介します。

TOKYO FM『NISSAN あ、安部礼司 〜beyond the average〜』

2017年に放送開始12年目に突入。全国各地に熱狂的なファンをもつラジオドラマで、2015年にはなんと武道館で大規模イベント「ABE-GIG in日本武道館 〜10年に1度の大家族会議〜」を成功させました。

内容は、あくまで平均的な45歳の安部礼司がトレンドの荒波に揉まれる姿と、それでも前向きに生きる姿を描いた勇気と成長のコメディ。劇中に「なるほど」と思うような情報が挟まれていたり、30〜40代には懐かしい曲が随所で流れるのがポイントです。

今年4月には過去11年にわたってオンエアされたエピソードを徹底研究した本「平均的(アベレージ)サラリーマンの最強の生き方 なぜかうまくいってる人が大切にしている7つのこと(チーム安部礼司+TOKYO FM)」がマガジンハウスより発売されました。「後輩」「上司」「会話」「ラブ」など異なる7つのジャンルで「暮らしのメソッド」60篇を一挙収録。好評につき、重版もされました。重版出来を記念したお渡し会が、物語の舞台となっている神保町の書店で行われましたが、その際「チーム安部礼司特製神保町散策マップ(手書き)」を製作。ファンの方にはたまらない演出だったのではないでしょうか。

番組内で流れる、NISSANのオリジナルラジオCMにも注目です。

■放送日時:毎週日曜日 17時〜17時55分

FMヨコハマ『YOKOHAMA SYA⇔REE』

女優のReeSyaさんがお届けるオーディオ・エンターテイメント。小学生の頃からラジオっ子で、映画監督・脚本家・音楽プロデューサー等の肩書を持つ杉崎智介さんが手掛けるラジオドラマ 「le Salon」「地獄保険」「黒い館」のいずれかをお送りするほか、メールを紹介したり、ReeSyaさんが好きな「鉄道」についてのトークもあります。

ReeSyaさんと杉崎智介さんは『ミッドナイト劇場~杉崎智介のてのひらドラマ~』 (TOKYO FM 月曜日〜木曜日 25時55分〜26時)も、中裕子と共に担当しています。また、杉崎智介さんは受験のスペシャリストでもあり、『杉崎智介のガラッパチ受験サロン』(ニッポン放送 毎週金曜日 21時30分〜21時40分)にも出演しています。

■放送日時:毎週日曜日 19時30分~20時

KBS京都ラジオ『ドラマってムジカ』

さまざまな男女のひとコマを、オリジナル脚本でお届け。例えば、ある回のドラマでは、元・高校の野球部の同級生をテーマにした男女のドラマを製作。この時のテーマ曲は馬場俊英さんの「ボーイズ・オン・ザ・ラン」でした。ホロリとくる作品もあり。

※ラジオ局によって、1話ずつ放送する場合や、数話を連続で放送する場合があります。

■放送日時:各放送局によって異なります。

wbs和歌山放送『つながるワイド 伊舞なおみの全開! 木曜日』


毎月第1木曜日に、生放送のラジオドラマ「月一劇場」を放送しています。アナウンサー、俳優仲間、スタッフまで、さまざまな方が声で出演。出演者はかなり緊張するらしく、7月の放送分では、出演者が「原稿を読むほかに、表現力が必要。声を出すまでどんな表現になるのか分からない」と、心境を口にしていました。生放送で、セリフを間違えないところも素晴らしいです。

■放送日時:毎週木曜日 13時~16時25分(※ラジオドラマは毎月第1木曜日のみ)

KBCラジオ『ミヤリサン製薬presents 北方謙三~水滸伝~』

人気作家・北方謙三さんが書き下ろした「水滸伝」がラジオドラマになりました。ストーリーテラーは、石橋凌さん。重厚感のあるラジオドラマに仕上がっています。

■放送日時:月曜日~金曜日 6時~6時10分

LOVE FM 『こちらヨーロッパ企画福岡支部』

京都を拠点に活動する劇団「ヨーロッパ企画」。毎年福岡に来ている割には、あまり福岡にハマっていないため、「どうにかしろ」と任命された石田剛太さんが「ヨーロッパ企画福岡支部」を作りに来たという番組コンセプトでお届け。番組では、大人の恋愛ドラマ「イシダカクテル」を放送。ドラマが終わった後に行われる暴走気味の妄想トークにも注目です。ドラマ本編よりも長いことも(笑)。

「ヨーロッパ企画」の公演は私もよく観に行きますが、毎回ハズレなし!  出演者の皆さんの演技も素晴らしいですが、やはり、脚本家の上田誠さん、天才です!  以前、上田さんにインタビューさせていただいた時は、上田さんご自身は非常に物腰が柔らかいのに、迂闊に近づいてはいけないのではないか……というほどのオーラがありました。

■放送日時:毎週月曜日 21時30分~22時

 

——続きは後編で!

この記事を書いた人

YMgrdfKa
やきそばかおる
子どもの頃からのラジオっ子。
「ケトル」「BRUTUS」等ラジオ特集を担当。
ライター・構成作家・動物園愛好家。好きな食べ物は、焼きそば。
ツイッター @yakisoba_kaoru

「招待者が、国家権力との距離感を問われる難しさがある」 安倍元首相「国葬」について辛坊治郎が指摘

キャスターの辛坊治郎が9月27日、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。ゲストとして出演した政治ジャーナリストの田﨑史郎氏と、同日に執り行われた安倍晋三元首相の国葬(国葬儀)について対談した。

安倍元首相の国葬で、献花し手を合わせるプロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長(中央)と巨人の原辰徳監督(その左)=2022年9月27日午後4時23分、東京都千代田区(代表撮影) ©共同通信社

辛坊)今回の国葬を通じて感じたのは、「なかなか難しいところがあるだろう」ということです。国葬には機械的に招待される人がいますよね。現役の国会議員や国会議員経験者、都道府県知事、経済団体のトップらです。「難しい」と感じたのは、その他の曖昧模糊とした招待者に対してなんです。国葬に参列する、しないというのは、おそらく国家権力との距離感を如実に表すバロメーターにもなるからです。当然ながら、ポジティブに受け止める人もいるだろうし、逆にネガティブに受け止める人もいるはずです。

国家権力との距離というものが1つのバロメーターとして見えてくるとなると、招待者は判断を迫られます。ですから、純粋に故人を悼むという観点からすると、葛藤が生じる人も出てくるわけです。国葬とは、「ずいぶん酷なことをいろいろな人に強いるイベントだな」という気がするんですよ。

田﨑)中には、そう感じる人もいるでしょうね。特に苦しい立場にあったと思われるのは、報道機関ですよ。新聞社、テレビ局の各社には案内状が3枚ずつ届いたといわれています。そこで各社は判断を迫られたわけです。例えば、社長を含め誰が参列するか、しないか。あるいは、参列そのものをどうするか。そういう意味では、辛抱さんがおっしゃったことはメディアに対して当てはまります。岸田政権や安倍元首相との距離感をどう保つかが問われてしまいますからね。

辛坊)そういう意味では、私はちょっと腹に据えかねていることがあるんです。安倍元首相をめぐっては、「桜を見る会」の問題がありました。問題が大騒動になってからは、皆が口をつぐんじゃいましたけれども、大騒ぎしているメディアのトップは毎年、桜を見る会に参加していましたよね。

田﨑)そういうメディアもありましたね。

辛坊)「何なんだ!」というのが正直な思いでしたよ。

田﨑)考えものですね。

辛坊)トップどころか報道局長レベルでも毎年、参加して自慢げに写真を撮っていた人もいますよ。

田﨑)いますね。僕の記憶では、首相官邸記者クラブのキャップ、サブキャップらも行っていました。

辛坊)招待されていたんですよね。

田﨑)ええ。僕は行ったことはないんですけれども、招待されたことはあります。

辛坊)そこです。田﨑さんは、権力との距離の測り方が職業倫理に基づいていて、実にしっかりとしています。すごいです。

radikoのタイムフリーを聴く

Facebook

ページトップへ