俳優・鈴鹿央士インタビュー「リスナーの日々の生活の中で寄り道となるラジオになれば」

昨年社会現象を巻き起こしたドラマ『silent』(フジテレビ系)で注目を浴びた俳優・鈴鹿央士さん。3月30日からNetflixで配信される恋愛漫画の名作『君に届け』など、話題作への出演が続く鈴鹿さんは、2023年1月から冠レギュラーラジオ番組『povo presents 鈴鹿央士の寄り道トーク』(TOKYO FM)でパーソナリティを務めています。運命的とも言える番組スタートの経緯やこだわりの選曲方法、今後ラジオでやってみたい願望を伺いました。

「自分からやりたい!」と言って実現したラジオの仕事

――ラジオのオファーが来た時のお気持ちを教えてください。

「ラジオをやりたい!」と言ってから、何年後ではなく何ヶ月後かにお話をいただいたので「やったー!」と思いました。ちょうどラジオ熱が高まっていたとても良いタイミングでした。

最初は番組を放送する時間帯も決まっていなかったんですけど、それでも「一緒にラジオ番組をやりましょう」と、お話を進めてくださったTOKYO FMの方やマネジャーさんには感謝ですね。「自分から何かをやりたい!」と言って実現したのはラジオが初めてかもしれないです。なかなかないことなので、すごくうれしかったし、幸せでもあったし、がんばろうって思いました。

自分の考えを発信するならラジオがいい

――ラジオ熱が高まったきっかけがあったんですか?

ラジオを聴いていたというのもあるんですけど、ラジオについて同年代の俳優さんと話をしていたんです。「雑誌の取材などやテレビ出演の時は、制約があったり、あまり好きなように喋れなかったりすることもあるから、僕らが自分の考えをまとめながら喋れるのはラジオでしかできないよね」と。「自分の考えを発信するなら、やっぱりラジオがいい。ラジオがやりたいね」と話していたんです。

――同じく俳優の杉野遥亮さんのラジオ番組にもゲスト出演されていましたね(TOKYO FM『杉野遥亮の今夜もオフトーク supported by SOYBIO 豆乳ヨーグルト』2022年8月16日・23日放送)。

一対一の密室というか、ブースの中で2人きりで喋るのは楽しかったです(笑)。喋った声だけが発信されるのもなんか不思議で。近すぎないし、遠すぎない。隣にいるくらいの感覚にもなれる。その距離感もラジオならではの不思議な力だと思いました。

大人になってから、ラジオ熱が再び!

――ラジオは子供の頃から身近なものだったのでしょうか?

中学生の頃から勉強中に、ラジオがついたCDプレーヤーでアンテナを伸ばしながら聴いていました。どんな番組を聴いていたかは憶えてないんですけど、CDの音楽に飽きた時にラジオをかけていて。たぶんそれが自分からラジオに触れた初めての瞬間だったと思います

それから少し間があいて、今から3~4年前に雑誌の撮影で出会ったヘアメイクさんに「良い音楽を流しているラジオ番組があるよ」と教えてもらったんです。そこから色々な番組を聴くようになりましたね。

――そのラジオを聴くようになったきっかけの番組が気になります。

J-WAVEで放送されているクリエイター・野村訓一さんの『TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING』(毎週日曜20時〜放送中)です。タイトル通り「音楽の力があれば移動しなくても旅はできる」みたいな番組です。

例えば僕だったら、岡山での高校時代、塾に通っていた時によく聴いていたのが桑田佳祐さんの「白い恋人達」で、この曲を聴くと、その当時の気温とかがなんとなくフッと戻ってくるような感じですね。この体験を振り返ると番組テーマが腑に落ちましたし、良い音楽とも出会えました。ナビゲーター・野村さんのクスっと笑える話や口調もいいし、リスナーの方からのおたよりの内容もためになるというか。素敵な言葉が詰まっている番組で面白いなと思いました。

TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING
放送局:J-WAVE
放送日時:毎週日曜 20時00分~21時00分
出演者:野村訓市
番組ホームページ

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※放送情報は変更となる場合があります。

リスナーの音楽の幅が広がるような選曲をしたい

――野村さんのラジオ番組で良い音楽に出会えたとお話していましたが、ご自身の番組では選曲をされていますね。

今は色々なサービスがあって手軽にさまざまな年代の音楽が聴ける時代ですよね。新しい曲もいいけど、昔の音楽も面白いことを伝えたい。そして、そこからどんどん音楽の幅が広がっていけばいいなと思いながら選んでいます。

――個人的にはOasisの「Champagne Supernova」が流れてきた時、しびれましたね。懐かしくなって、CDを引っ張り出してまた聴くようになりました。

そういう風になったらいいなって思っています(笑)。KEBABJOHNSONとか工藤祐次郎さんのようなインディーズのアーティストの曲もありつつ、OasisやRCサクセション、真心ブラザーズのようなメジャーなバンドの曲の中でも、知っている人が聴くと「おおっ!」っとなるようなナンバーを入れていますね。選曲したナンバーは収録前にスタッフの方に送って、当日にどの順番でかけるかを話し合って決めています。

音楽情報のインプットにレコードショップへ

――選曲するための音楽情報はどうやってインプットしていますか?

友達と「こんなアーティストがいる、この曲が良かったよ」とか情報交換をしたり……。家ではずっと音楽をシャッフル再生でかけているんですけど、聴いたことがなくて気になった曲はすぐに検索しています。

それと最近きちんとレコードを聴くようになったので、レコードショップで良さそうなジャケットのものを買って聴いていますね。昨日もちょうどレコードショップに行って、まだ聴いていなかったMarvin Gayeのアルバムを買いました。Jorja Smithのほかに、ケン田村さんのアルバム「FLY BY SUNSET」も。

――足で音楽情報を集めているんですね!

レコードは1年くらい前に初めて買いました。プレーヤーは去年の5月くらいに揃えて、Bluetoothのスピーカーに繋げていただけだったんですけど、最近ちゃんと聴かなきゃなとアンプとスピーカーも揃えました。

トークネタは脳みそにストック

――ラジオではフリートークもありますが、エピソードを書き留めたりとか……。

ラジオで話せそうだなと思った事は、なんとなく脳みそに入れるようにしています。全部入ってくるわけじゃないですけど(笑)。印象に残っている濃厚なエピソードは、ラジオで喋っている時にパッと思い出せるんですよ。そのほうが面白いなと思って。

――あまり決め過ぎずに、その時に思い浮かんだことを喋っているんですね。

台本は一応あるんですが、フリーなところではその時にパッと思い浮かんだものがいいなと思っていて。まだまだ喋り慣れていないので、どのアプローチで喋っていくか、どこの引き出しからどれをいつ出そうかという段階ですね。

――以前、ラジオの中でボイジャー1号によって撮影された地球の写真「ペイル・ブルー・ドット」についてお話しされていました。

「ペイル・ブルー・ドット」は2年くらい前に知りました。どんな話題からそのトークをしたのかは憶えてないんですけど、パッと思い出したものの1つですね。あの時期は宇宙が気になっていて、色々な天文学者の情報を検索していた時に出会いました。

いつかはリアルに寄り道しながら収録したい

――これから番組でやってみたいことや、呼びたいゲストの方などを教えてください。

ゲストには、俳優の細田佳央太くんに来て欲しいですね。それと今泉力哉監督の映画『かそけきサンカヨウ』(2021年10月公開)で共演した遠藤雄斗くんと志田彩良さん。この2人は一番ラフに話せるかもしれないです。

やってみたいことは屋外での収録です。いつもはシーンとした雑音のないところで喋っているので、寄り道っぽく公園とか喫茶店とかに入ったりして。作業音とか風の音とかが入るような場所で録ってみるのもありかなと。

――改めて、これからどんな番組にしていきたいですか。

毎週金曜の夜7時半〜放送ということで、1週間過ごすうちに溜まったものをフーっと吐き出して、ゆったり過ごせる30分間にしたいですね。番組タイトルの「寄り道」に関していうと、人間は寄り道しながら進んでいく生き物らしくて。この番組がリスナーの皆さんにとって金曜の夜の、日々の生活の中での寄り道になればいいなと。寄り道って無駄じゃないし、意外といいことがあったりするものなので。そういうラジオになったらいいなと思っています。

【番組紹介】鈴鹿央士出演 TOKYO FM『povo presents 鈴鹿央士の寄り道トーク』

2023年1月6日にスタートした新番組。今注目の若手俳優・鈴鹿央士さんが初のレギュラーラジオパーソナリティに挑戦し、週末に向かう金曜の夜に、ちょっと寄り道するように、仕事のことや友達のこと、大好きな音楽のことなどを自身の言葉でゆったりと語ります。

3月12日には、番組初の公開収録が実施されました。番組初のゲストには、3月30日よりNetflixにて独占配信がスタートするドラマ『君に届け』で、鈴鹿さん演じる風早翔太のクラスメイト・真田龍を演じるドラマー、俳優、ファッションモデルとして活躍する櫻井海音さんが登場。撮影のエピソードやプライベートについても語られた公開収録の模様は、17日・24日の放送でオンエアされます。

povo presents 鈴鹿央士の寄り道トーク
放送局:TOKYO FM
放送日時:毎週金曜 19時30分~19時55分
出演者:鈴鹿央士
番組ホームページ
公式Twitter

twitterハッシュタグは「#寄り道おうじ」

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この記事を書いた人

高田りぶれ(たかだ・りぶれ)

山形県生まれ。ライターなど。放送作家のキャリアを生かし、テレビ・ラジオ番組のおもしろさを伝える解説文を年間150本以上執筆。趣味は観ること(プロレス、サッカー、相撲、ドラマ、お笑い、演劇)、遠征、料理。

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1日に2回“鳥のフン”が命中!SCANDAL・TOMOMIが語る不運エピソード「爆笑やった」

SCANDALがパーソナリティをつとめる番組「SCANDAL Catch up Supported by 明治ブルガリアヨーグルト」。結成、デビューから10年超のキャリアを持ち、最近では国内のみならず世界各国にも熱狂的なファンが多い彼女たち。英語で「最近どう?」という意味の「Catch up」そのままの、フランクな内容でお届けしていきます。

4月15日(月)の配信では、SCANDALがリスナーから届いた「不運」に関するメッセージを紹介しました。


(左から)TOMOMI、RINA、MAMI



TOMOMI:今回は、ひたすらメールを紹介していく回です。たくさんのメールを送っていただいております。

MAMI:ありがとう!

TOMOMI:さっそく読んでいきたいと思います。

RINA:お願いします。



<リスナーからのメール・ねこじゃらしさん>

「神々しい人たち」のテーマについてです。みなさんに私自身が「神」なのか「神以外」なのか、判断をしていただきたいです。

※「神々しい人たち」は、あなた、もしくはあなたの周りにいる不思議なパワーを持った人を募るメッセージテーマ。メッセージの内容からSCANDALメンバーたちが「神認定」をしていきます。

昔から私の行く先々でトラブルが多く、計画通りに進まないことが多々あります。新幹線で旅先に向かえば天候不良などで遅延は当たり前です。居酒屋さんでロシアンたこ焼きを頼めば、いつも私がハズレを引きます。

出先で急に雨に降られて傘を買うも、コンビニを出た瞬間に雨がやみます。通販で姿見を買ったら、バリバリに鏡が割れた状態で家に届きました。道を歩いていて、お財布の落とし物を見つけて交番に届けたことも人生で3、4回あります。

私と行動を共にする人に手間をかけさせてしまうことが多く、申し訳ないなと思いながらも、これはもしかしたら私が「神」だからなのではないか、という結論に達してきました。

自分の周りにいる人の「ちょっとツイていないな」を受け持つ神です。私が受け持つことで、周りの人の「ちょっと幸せだな」と思える瞬間が増えたのだとしたら、それはもう神の所業なのではないでしょうか。

もし私が神なのだとしたら、SCANDALのみなさんの「ちょっとツイていない」瞬間をすべて受け取って、楽しい、幸せだと思える瞬間をいっぱい増やしたいです。そしてなによりも、落ち込む私をいつも救ってくれるSCANDALのみなさんは、いつだって私の「神様」です。



RINA:う~ん、きれいな文章だ! うん、神ですね。

TOMOMI:神……神なのかな。

RINA:優しいからなれる「吸収の神」じゃない?

TOMOMI:周りの人が幸せになる瞬間が増えてるんやとしたら、本当に神だね。

RINA:ロシアンルーレットとか傘のこととか、こういう風に受け止められる力があるのって、なんかいいよね。すごいよね。

TOMOMI:うん、ポジティブ。

MAMI:私が「当たってよかった」って思うのでは、例えば辛いやつを食べてくれるってことだね。

RINA:そうそう。

TOMOMI:「運がない」って思うんじゃなくてね。

MAMI:それはポジティブで素敵。

TOMOMI:「神かも」って思えるのは、神だからなんだ。

RINA:いい思考回路。

MAMI:私たちの「ちょっと嫌なこと」は重いかもしれないよ……4人分。

TOMOMI:4人分もあるからね。ツイていないことありますからね、私たちも。

MAMI:けっこう前にも言ったけど、お店をさ……。

TOMOMI:「お店を潰す神」だから。

RINA:イヤやなあ。一番イヤや。

――ここでスタッフがメンバーに、人生で起こった「ツイていないこと」について聞きました。

TOMOMI:1日に2回も鳥のフンが落ちてきたことがある。

RINA:それはすごいね。すごい確率。

TOMOMI:中学校のとき、友達といつも帰り道に談笑してたんよ。ずっと座り込んで、足も伸ばして。そうしたら、その足にちょうどフンがヒットして、最初は「汚ない! なんであったかいん?」みたいな。で、拭き取ってもうしばらくしたら「同じ足」にフンが落ちてきた……爆笑やった。

RINA:「僕の家だよ?」って思ってたんかもしれんね。

MAMI:ここで~す!

RINA:トイレやったんかもしれんね。

TOMOMI:鳥ってキラキラしているものを見たら、海やと思って糞を落とすって言うよね。だから、私の足がたぶん光っていたんだよね。

RINA:ポジティブ!

MAMI:神々しい……。

TOMOMI:まさに“神々しい足”だったんだよね。


「明治ブルガリアヨーグルト」を手にしたSCANDALメンバーをパチリ



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「SCANDAL Catch up」音声版
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<番組情報>
番組名:SCANDAL Catch up Supported by 明治ブルガリアヨーグルト
AuDee、Spotifyで配信中。
配信日時:毎週月曜 21:00〜
パーソナリティ:SCANDAL

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