10月9日は「出雲駅伝」radikoで大学三大駅伝中継を聴こう!

「大学三大駅伝(学生三大駅伝)」の幕開けとなる「第35回出雲全日本大学選抜駅伝競走(以下:出雲駅伝)」が、10月9日(月・祝)に開催されます。radiko(ラジコ)で中継をお楽しみください。

「出雲駅伝」とは?

1989年に創設。正式名称は「出雲全日本大学選抜駅伝競走」で、日本学生陸上競技連合と出雲市主催の駅伝大会です。毎年スポーツの日(旧・体育の日)に開催され、大学駅伝シーズンの幕開けを飾る大会として位置付けられており、11月第1日曜に開催される「全日本大学駅伝(全日本大学駅伝対校選手権大会)」、1月2日・3日に開催される「箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)」とともに、「大学三大駅伝(または学生三大駅伝)」と称されています。

出雲大社正面鳥居前をスタート地点、出雲ドーム前をゴール地点とし、大学20チームが6区間・45.1kmにわたる出雲路を駆け抜けます。三大駅伝の中では全体の区間が他と比べて短く、順位変動も目まぐるしいスピード駅伝になる傾向が多い大会としても知られています。

「出雲駅伝」公式サイト

「出雲駅伝」注目の大学・選手

昨年度、史上5校目の学生駅伝3冠を達成した駒澤大学。ハーフマラソン日本人学生歴代1位(1時間0分11秒)の記録を持つ篠原倖太朗選手(3年)や、10000m日本人学生歴代3位(27分41秒68)の主将・鈴木芽吹選手(4年)ら学生トップクラスの選手が揃っています。箱根駅伝のメンバーから外れた花尾恭輔選手、唐沢拓海(ともに4年)も復調しており、今年度も学生駅伝を引っ張ります。

昨年度は出雲と全日本で2位、箱根で4位と好成績を残した国学院大学。今季も主力メンバーの多くが残り、主将の伊地知賢造選手(4年)、平林清澄選手(3年)、山本歩夢選手(3年)らがエントリー。選手層も厚みが増しており、2度目の出雲制覇へ向けて強力な布陣が整っています。

昨年度は2年ぶりの無冠に終わった青山学院大学。佐藤一世選手(4年)や若林宏樹選手(3年)のほか、これまで学生3大駅伝未出走の鶴川正也選手(3年)と野村昭夢選手(3年)がメンバー入り。上級生主体のチームで5年ぶりの優勝を目指します。

「出雲駅伝」出場チームはこちら

「出雲駅伝」中継番組

文化放送スポーツスペシャル 第35回 出雲全日本大学選抜駅伝競走 実況中継
放送局:文化放送
放送日時:毎週月曜 13時00分~15時30分
番組ホームページ
公式Twitter

※放送情報は変更となる場合があります。

山の神・柏原竜二がナビゲーター 文化放送『箱根駅伝への道』

文化放送では、大学、学生ランナーを応援する番組『箱根駅伝への道』が10月3日(火)にスタート。東洋大学OBで二代目・山の神として活躍した柏原竜二さんが今シーズンもナビゲーターを務め、大学駅伝のクライマックス「箱根駅伝」出場を目指す選手や監督のインタビューをお届けしながら、学生長距離界の今を伝えていきます。

柏原さんは、10月3日(火)から始まるナイターオフ番組『文化放送スポーツスペシャル』(毎週火曜~金曜18時~)で、火曜日のパーソナリティを担当することになり、アマチュアスポーツにスポットライトを当てる番組『柏原竜二の学ラン!』がスタートします。

文化放送スポーツスペシャル 柏原竜二の学ラン!
放送局:文化放送
放送日時:毎週火曜 18時00分~18時45分
出演者:柏原竜二、斉藤一美
番組ホームページ
公式Twitter

出演番組をラジコで聴く

※放送情報は変更となる場合があります。

この記事を書いた人

radiko編集部

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「20リットルの油じゃ海は真っ黒にならないね」実際に起きた漁船沈没事故の不可解な“謎”を追う!

10月2日の大竹まことゴールデンラジオは、フリージャーナリストの伊澤理江さんをお招きし、著書『黒い海 船は突然、深海へ消えた』で追求した、千葉県沖の沈没事故について伺った。

伊澤「簡単に申し上げると、20人が乗っていた船が、皆さんお休みしている時に突然2度の衝撃を受けて、なんだかわけがわからないまま転覆沈没して、あたりには大量の油が漏れていた、という不可解な事故です。その原因究明を求めて、船の所有者の方が、仲間と一緒に動いていたんですけれども、なかなか具体的な調査に繋がらない。そうこうしてるうちに数年が過ぎて、東日本大震災が起きる。津波の被害も受けて、さらに船を失ってしまう。この方は、福島県漁連会長なので、その後の原発事故以降も今日に至るまでずっと大変な渦中にいらっしゃるんです。」

大竹「本の冒頭には、カツオを追うこの船の情景が描写されています。沖合350キロの地点で、波が高かったり、海が「しけ」ると漁港に戻る。そうじゃなく、波が収まるんじゃないかなって時は錨を下ろすんですか。」

伊澤「この場所は5800mぐらいの深さがある所なので、パラシュートアンカーという落下傘型の錨を下ろして、船首が波の方に向くように安定をさせて、エンジンを切って休んでいたっていう状況です。」

大竹「そして船の上の魚見台から2人ぐらいで、カツオのいるところの上を飛ぶカツオドリを探してたと。その時に何か衝撃があったかどうか。新聞なんかでは、波だと言う結論の記事が出ていましたが、現地の話を聞いたりすると、どうもおかしい。」

伊澤「助かった方が3人だけしかいないんですけど、大量の油が漏れていて、広範囲にわたって海が真っ黒だったというんですね。」

室井「十何人か亡くなった。」

伊澤「4名が亡くなって13人がいまだに行方不明という状況で、やっぱり不可解だったのが、大量の油が、波による転覆では説明がつかない。なぜなら船の底にある燃料油のタンクは単純に転覆しただけでは少量しか漏れない。海を広範囲にわたって真っ黒にするには、船底が破損しない限りそうはならない。というのが私がお会いした専門家の方々の多くの意見です。」

大竹「油の量はいくらって報道されたんですか?」

伊澤「事故調査安全委員会という国の機関が調査をして、推定20リットルぐらいで公表していますので、その数字と近いと思います。」

大竹「20リットルで海が真っ黒にはならないですよね。」

伊澤「そうなんです。生存者の3名だけではなくて、船団を組んで漁をしていたので、異変を知って駆けつけた僚船の乗組員も、大量の油が漏れて遺体も真っ黒になって滑って引き上げられないという状況を見てるんです。国の報告書は、事故が起きた数時間後に空から航空写真を撮って、拡がった油の範囲と色から計算式で割り出しています。証言を重視するか軽視するか、そこでかなり大きな違いが出ます。その量では証言にあるような状況には、絶対にならない。」

室井「証言にある状況って、油の中を泳いだっていう。」

大竹「ドロドロで、波頭もこげ茶色だったり、黒っぽかったり、ヌルヌル滑って引き上げられない。遺体も顔が真っ黒で、かわいそうなので拭いてあげていいですかと関係者の人が言うほどだった。そこが非常に不可解なところです。」

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