北海道胆振東部地震から2年…人気アニメ『波よ聞いてくれ』とのコラボラジオドラマが放送決定!

©沙村広明 講談社 藻岩山ラジオ編成局

2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震。

あの日から2年。AIR-G'は「防災とラジオ」をテーマに特別番組『ONE HOME ONE MUSIC』を放送します。

当番組内で、2020年春に話題となったアニメ『波よ聞いてくれ』とのコラボラジオドラマ『波よ聞いてくれ from AIR-G’』をOAします。

北海道札幌市のFMラジオ局を舞台に、スープカレー屋の店員が ひょんなことからラジオの世界に巻き込まれ、奇想天外な番組を放送♪ が、しかし ある日、深夜の生放送中に北海道中が震撼する出来事が・・・。

主人公「鼓田ミナレ」役を演じるのはアニメ版でもお馴染み、杉山里穂(札幌出身)。

その他のキャラクターに声を吹き込むのは、地震が起きた2年前のあの日、実際にラジオで声を届けていたワイド番組パーソナリティーや現場で裏方を務めていたAIR-G’社員。

杉山里穂「AIR-Gのどなたがどの役を演じられるのかぜひお楽しみに! 私も久しぶりにミナレと一緒に頑張りました♪」


原作とアニメとリアルな“2018年9月6日”の現場をミックスしたストーリー。どうぞお聞きください。

出演  杉山 里穂
    DJ龍太(FIGHTERS THE RADIO TIME.)
    きーぽん(LUV TRACKS)
    松尾 亜希子(Sparkle Sparkler)
    森 基誉則(朝MORi)
    北川 久仁子(brilliantdays×F)
    箕輪 直人(Shift Change FRIDAY) 
    戸田 耕陽(brilliantdays×F レポーター)
    AIR-G'社員・スタッフ 

ONE HOME ONE MUSIC~「波よ聞いてくれ from AIR-G'」
放送局:AIR-G'(FM北海道)
放送日時:2020年9月4日 金曜日 11時30分~16時30分
出演者:森本 優、戸田 耕陽(レポーター)
番組ホームページ

AIR-G’ ONE HOME ONE RADIO 特別番組「ONE HOME ONE MUSIC」

■ゲストアーティスト(※コメント) GLAY、怒髪天、乃木坂46、BLUE ENCOUNT

★ラジオドラマ「波よ聞いてくれ from AIR-G'」は当番組内 午後1時20分頃からの放送の予定です

※該当回の聴取期間は終了しました。

村上春樹「秋の夜長にしっとりと味わえるジャズを…」自身のラジオ番組「村上RADIO」で“ジャズの大吟醸”をお届け

作家・村上春樹さんがディスクジョッキーをつとめるTOKYO FMの特別番組「村上RADIO」。10月25日(日)の放送は「村上RADIO~秋のジャズ大吟醸~」と題して、村上さんが所有するアナログ・レコードのなかから、まさに“大吟醸”の名にふさわしいジャズをセレクト。村上さんが愛聴してきたレコードや、「大好きなジャズ・ミュージシャン」と語るアーティストの曲など、秋に似合うさまざまなジャズをお届けしました。この記事では、前半2曲についてお話された概要を紹介します。


<オープニングテーマ>
Donald Fagen with Jeff Young & the Youngsters「Madison Time」

こんばんは、村上春樹です。村上RADIO、今日は「秋のジャズ大吟醸」と銘打って、秋の夜長にしっとりと味わえるジャズをお届けします。というわけで、今夜かけるのは全曲アナログ・レコードになります。

うちにある古いレコードなので、途中で少しぶつぶつ入るかもしれませんが、秋の夜長、お酒のグラスでも傾けながら、骨太なジャズのサウンドを気楽に楽しんでください。いや、べつに無理して飲む必要はありませんけど……。
    


うちにあるレコードは、だいたい7割がジャズ、2割がクラシック、1割がロック、ポピュラー音楽という感じになっています。CDに関しては、かなり事情は変わってきますが、アナログに関しては、そういう比率になります。

その7割のなかから、僕が昔から愛好している曲と演奏を厳選しました。古い時代のものが中心になりますが、気に入っていただけると嬉しいです。

◆Sir Charles Thompson+Coleman Hawkins「It's a Talk Of The Town」
最初はサー・チャールズ・トンプソンというピアニスト。1940年から1950年代に活躍したピアニストで、なかなか趣味の良い黒人ピアニストです。

この人は、チャーリー・パーカーやマイルズ・デイヴィスとも共演しましたが、本来もっと古い時代の音楽をやっていた「中間派」と呼ばれるミュージシャンで、バップ以前の音楽が肌にあっていたみたいです。

スウィング時代に活躍したミュージシャンが、ビバップのあとで、ちょっと古いスタイルの演奏をするのを「中間派」と呼んでいました。コールマン・ホーキンズなんかはそういうタイプのミュージシャン。つまり50年代、60年代というのは、ビバップとかハードバップになっているんだけど、その時代にあっても、古いスタイルのジャズでやっていた人ということですね。このへんの時代の音楽は今では聴く人が少ないみたいです。残念ですけど。

テナーサックスの巨匠コールマン・ホーキンズと共演した素敵なバラード、“It's The Talk Of The Town”「街の噂」を聴いてください。でも「街の噂」になると嫌ですね、最近はSNSとかあるから(笑)。



このレコードは昔からの僕の愛聴盤で、水道橋のジャズ喫茶でアルバイトをしていたころ、よくこれを聴いてました。サー・チャールズ・トンプソンという人は、日本が好きで、日本の女性と結婚して、晩年は日本に住んでいたんです。日本でよく演奏をしていて、長生きして、最近亡くなったんですよね。

◆Stan Getz「Bronx Blues」
次は僕の大好きなスタン・ゲッツです。去年僕は、スタン・ゲッツの伝記を翻訳して出版しました。翻訳はけっこう大変でした。今日かけるのは、スタン・ゲッツがオスカー・ピーターソンのトリオをバックに、自作のブルーズ曲を演奏したものです。スタン・ゲッツは、自分で曲をつくって演奏するということはあんまりないんです。だいたいありものの曲をとてもうまく演奏するというのが持ち味の人なんだけど、これは珍しく自作のブルーズを演奏しています。

タイトルは「ブロンクス・ブルーズ」。彼はニューヨーク市のブロンクス地区で生まれて、貧しい家庭で少年時代を送りました。音楽が少年時代の彼にとってほとんど唯一の喜びだったんです。

僕の訳した本のなかに、このセッションについて回想している一節がありますので紹介します。

「ここには素晴らしい雰囲気が満ちている。ぼくがこれまでおこなった中では、いちばん楽しめる録音だったね。一流のプロと演奏するのは、実に心地の良いものだ。ドラムは入っていないが、そんなものは不要だった。ぜんぜん気にならなかった」

昔なじみのミュージシャンが集まって、気軽にジャムっているような、温かい雰囲気の気楽なセッションだったんですね。ブルーズというのは、ミュージシャンがみんなで集まって、適当にセッションをやっているうちにメロディができちゃったみたいなことが多いから、そういうものかもしれない。

メンバーはピアノがオスカー・ピーターソン、ベースのレイ・ブラウン、ギターのハーブ・エリス。

このブルーズで、最初にスタン・ゲッツがすごくリラックスした、いいソロを吹くんですよ。それからオスカー・ピーターソンのソロが入って、次にベースのレイ・ブラウン。このベースソロがめちゃめちゃかっこいい。派手なことはやってないんだけど、レイ・ブラウンのベースが沁みるんですよね。なかなかこんな演奏はできないです。「おお」と、うなりたくなるようなソロで、スタン・ゲッツはそれを聴いて燃えるんですね。そのあとのゲッツのソロときたら、もう絶妙の一言です。ジャズって、「どう燃えるか」、お互いをインスパイアして高めていく過程がいちばん面白いところなんです。

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聴取期限:2020年11月2日(月)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:村上RADIO~秋のジャズ大吟醸~
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時:10月25日(日)19:00~19:55
パーソナリティ:村上春樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/murakamiradio/

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