GLAYのTERUが、この歌詞はすごいなと刺さったRADWIMPSの名曲とは!?
月-水13時からお届けしている「bayfm it!!」。
毎週フリーなテーマと、DJ春原佑紀とリスナーの2WAYコミュニケーションが魅力の、
昼ワイド番組です。
3月10日(火)の放送ではスペシャル企画が!
コーナー「J-POPな人生」では、翌日に25周年記念ベストアルバム「REVIEW II ~BEST OF GLAY」をリリースを控えたGLAYのTERUさんが、歌詞へのこだわりを語ってくれました。
J-POPの歌詞にスポットを当てた「J-POPな人生」、TERUさんがこのアーティストのこの歌詞は凄いなあと刺さった曲とは?
TERU)
僕が聴いてて「すごいな!」と思った歌詞があるんですが、それが、RADWIMPSの『有心論』という曲で、この中の一節に“誰も隅っこで泣かないようにと 君は地球を丸くしたんだろう?”という、この歌詞を見て、本当にドキッとしました。
“地球が丸い”って、授業で学んでいましたけど、“丸い”ってことを、すっかり忘れて生活している自分がいて、日常的にそういう意識もなく生活していたんですが、この歌詞を見た時、「ハッ、地球は丸いんだったな」と、改めて感じさせてもらった素晴らしい歌詞です。
この曲の歌詞が、日常的に忘れてしまったことを、また思い出させてくれるキッカケになって、日常的に当たり前なことではあるんだけど、もっともっと注目して生活していけたらいいなと、ひとつひとつ当たり前にあるものだけど、それが一つの歌詞になる場合もあるなと思い、「周りの幸せとは何だろう」とか、「愛とは何だろう」、「家族とは何だろう」というのを、少しずつ自分の中で考えながら生活していたら、『COLORS』という曲を書き上げました。
父親に対しての当たり前の愛情みたいなものを考えるようになって、『COLORS』の歌詞が誕生したという、本当に(RADWIMPSの)『有心論』があったからこそ、そういうところに気付けたんじゃないかなと思います。
春原)
数々のヒット曲を世に送り出しているGLAYですが、
歌詞を書くときに、煮詰まったり、苦労する事はあるのでしょうか?
TERU)
え~とですね、自分の歌詞、(歌うのは)本当に恥ずかしいんですよね~。
TAKUROの歌詞だと、すごく素直に愛情表現ができるんですけど。
なので、 “愛”という言葉を一切使わなくなった時期がありまして、“愛”という言葉を伝えるのに、すごくもどかしさとか、“愛”とは何だろうということを感じながら、「自分の言葉で書いたものを自分で歌わなきゃいけない」、そういう想いから“愛”という言葉を使えなくなった時期があったんですけども、そういう時期を超えたからこそ、今は純粋に父親の愛情なんかを書けたり伝えられたりとかできるようになったんじゃないかなと思っているので、毎回毎回、歌詞を書く時に苦労するんですけど、自分が思っていることをなかなか文字にできないってことに、すごくもどかしさを感じながら、今もなお、歌詞を書いております。
REVIEW II ~BEST OF GLAYについてはこちら!
- bayfm it!!
- 放送局:BAYFM78
- 放送日時:毎週月曜~木曜 13時00分~16時00分
- 出演者:春原佑紀、TERU(GLAY)
※該当回の聴取期間は終了しました。