2月7日は長野県の日、長野県にまつわる邦楽セレクションをお届け

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夜9時のCUE(合図)で鳴り出す、素敵な音楽の調べ。"真剣邦楽選曲番組"、bayfm『9の音粋』。

毎週火曜日は、トムセン陽子がお届けする『9の音粋』Tuesday edition。

25年前1998年の2月7日は、長野冬季オリンピック開会式が行われたオリンピックメモリアルデー長野の日。

そこで今回は長野県にまつわる邦楽セレクションをお届けします。

9の音粋
放送局:BAYFM78
放送日時:毎週火曜 21時00分~23時00分
出演者:トムセン陽子
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※該当回の聴取期間は終了しました。

「ハワイに行ったらウクレレ買うでしょ?」柔道家の父に鍛えられた少年の運命が家族旅行で激変!若手No.1ウクレレプレイヤー名渡山遼さんがゲスト

いまや世界的ウクレレ奏者として有名なウクレレプレイヤーの名渡山遼さんが2月3日のくにまる食堂にご来店。実は子どものころは柔道の練習漬けで、意外なきっかけで音楽の道に進んだエピソードを明かした。

邦丸「今日のお客様は、ずっと若手ナンバーワンと言われ続けているウクレレプレイヤーの名渡山遼さんです。」

名渡山「1月にちょうど30歳になりまして、若手はそろそろ卒業しないといけないのかなと。(笑)まだまだ若手でいたい気持ちはあるんですけれど。」

邦丸「日本だけでもウクレレプレイヤーの方はたくさんいらして、この番組と言うか私も高木ブーさんに何度か生演奏をしてもらったり、野村義男さんがウクレレのアルバムを出したときに弾いてもらったりしてるんですけど、名渡山遼さんも名前が世に出てから長いですよね。」

名渡山「初めてCDをリリースしたのが18歳のときで、そこから考えると12年ぐらい活動してます。」

邦丸「元々お父様が柔道家で、子供の頃からやたら鍛えられたそうですね。」

名渡山「小学生の時は練習に気合が入ってないと、1周で1km走れる近所の公園に夜とか連れて行かれて、「今から3分20秒以内に帰ってこい!帰ってこれなかったらただじゃおかないぞ!」とか言われて。なんとか帰ってくると「なんでこんな早く走れるんだ!練習の手を抜いてんじゃねぇ!」って怒られたりとか、めっちゃくっちゃ怖くて。」

邦丸「(笑)むちゃ言うね~、お父さん。それで柔道をやってたんだけど、家族旅行でハワイに行った時、ウクレレに初めて出会ったんですって?」

名渡山「小学6年生の時にハワイに家族で行きまして、そこで父が「お土産に1台ウクレレをほしい」と。「ハワイに行ったらアロハも買うでしょ、ウクレレ買うでしょ」とか言って。ショップに行って「これはいい音だ」とか「これはちょっと違うかな」とか全然知らないはずなんですけど、すごいこだわって、まあまあいいウクレレを購入したんです。だから音色がすごい綺麗で、借りて弾いていたら本当に楽しくて、音色の虜に鳴ったんです。」

邦丸「でも柔道の練習は一切手を抜かないわけでしょ。厳しい柔道の練習があって、家に返ってくるとポロ~ンとやってたわけだ。」

名渡山「それが僕としてはすごいいいバランスだったんです、柔道の練習が辛くて、キツくて、疲れ果てて家に帰ってきて、ウクレレ弾いてまた笑顔になれたり癒やされたり元気になって、また柔道頑張って。柔道の練習がイヤだみたいな、ネガティブな感情は、ウクレレに対して全くなかったので、もう楽しくって。お風呂入りなさい、ご飯食べなさい、歯磨きなさいとか全部無視してウクレレを弾いてました。」

邦丸「ウクレレは独学でしょ。どうやって上達していったんですか?」

名渡山「僕の場合はもうひたすらCDと動画ですね。中学2・3年生ぐらいの時にYouTubeが見られるようになったので速攻で色々検索して、ウクレレだと僕にとってのスーパーヒーローであるジェイク・シマブクロさんの演奏動画とか、色んな弦楽器奏者の奏法をひたすら「目コピ」して。CDとかもたくさん聞いて「耳コピ」してひたすら真似してました。」

邦丸「そして高校3年生。ここで柔道の道に進むか、音楽の道に進むか、名渡山遼少年は人生の岐路に立ったわけだ。」

名渡山「そういう風に言っていただけるとめちゃめちゃかっこいいですね。」(笑)

何かと話に出てくる柔道家の父をどう説き伏せたのか?両親に相談した意外な結末が気になる方は是非radikoのタイムフリー機能でご確認下さい。
名渡山さんの超絶プレイ満載の生演奏も聴くことができます。

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