ホテルメイドのシェフ料理をテントで味わえる!?冬キャンプの提案『A Laid-back Life -旅するテント-』

キャンプ・アウトドア専門ラジオプログラム『A Laid-back Life -旅するテント-』

新潟県三条市出身で、アウトドア空間プロデュースユニット「旅するテント」主宰のSWAMP(ラジオパーソナリティ、MC、Artist)がトラベラーを務める『A Laid-back Life -旅するテント-』が、2/28(日)放送されます。

収録自体がアウトドア。番組自体が旅を続けています。実際にテントを張って、ご飯をつくって収録をしながら一晩過ごします。過去のロケ地は、メガSUPの上で水上デイキャンプ、川沿いでテントサウナキャンプ、離島(粟島)で漁師飯キャンプ、渓谷の秋を楽しむカヌーキャンプ、豪雪地帯で薪ストーブキャンプ...

テント設営・キャンプ準備はもちろんミキシングも含め、ラジオディレクター一人で取り仕切る。ラジオとキャンプへの愛がたっぷり感じられる85分。2020年6月末、新潟県民に惜しまれながら閉局したFM PORTさんの番組をBSNラジオ(新潟放送)が受け継ぎ放送中。

2/28(日)の放送では、新潟県胎内市にて雪中キャンプの様子をお届け。実は、ホテルメイドのシェフ料理をテイクアウトしてテントで味わうことのできる、お手軽贅沢キャンプ。家族連れやビギナーでも楽しむことができる冬キャンプの提案です。

絵のない音だからこそ掻き立てる想像力。細かな自然界の音に耳を澄ます時間。絵を思い浮かべながら流れる音楽に浸る。情報量を極めて抑えた自然体のドキュメント。情報過多、バーチャルでどこへでも手軽にアクセスできる時代だからこそ、この空気感を”ラジオ”から感じてみませんか?

トラベラーは、新潟県三条市出身のSWAMP(ラジオパーソナリティ、MC、Artist)
A Laid-back Life -旅するテント-
放送局:BSNラジオ
放送日時:2021年2月28日 日曜日 17時30分~18時55分
出演者:SWAMP
番組ホームページ

毎月最終日曜に放送中のキャンプ・アウトドア専門ラジオプログラム。極力減らしたナレーション以外は、オールロケで収録しています。アウトドアの空気感を感じてみませんか?

※該当回の聴取期間は終了しました。

10年間で5兆円投資“国産旅客機”再挑戦 「技術におぼれるな。いいものが売れるのではなく、売れるものがいいものだ」石川和男が指摘

政策アナリストの石川和男が4月20日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送Podcast番組「石川和男のポリシーリテラシー」に出演。経済産業省が3月27日、次世代の国産旅客機について、今後10年間で官民あわせて約5兆円規模の投資を行うと公表したことについて「いいものが売れるのではなく、売れるものがいいものだ」という認識が必要だと指摘した。

スペースジェットの開発状況を視察した際の赤羽国交大臣(当時)令和2年1月19日  ~国土交通省HPより https://www.mlit.go.jp/page/kanbo01_hy_007313.html

経済産業省は3月27日、大臣の諮問機関である産業構造審議会の会合で航空機産業戦略の改定案を示した。そのなかで、次世代の国産旅客機について、2035年以降の事業化を目指し、今後10年間で官民あわせて約5兆円規模の投資を行うと明らかにした。国産旅客機の開発をめぐっては2023年2月、約15年かけて国産小型ジェット旅客機「三菱スペースジェット(MSJ/旧三菱リージョナルジェットMRJ)」の事業化を進めていた三菱重工業が事業からの撤退を表明している。

MSJの事業撤退表明から約1年、一部では「唐突」との声もあがるタイミングで政府が官民あげての国産旅客機事業化を掲げたことについて、ゲスト出演した元桜美大学客員教授で航空経営研究所主席研究員の橋本安男氏は「私は唐突とは思わない。(MSJの開発は)8合目まで行ったと言われているが、開発費を使い過ぎて事業性のめどが立たなくなって、撤退を余儀なくされた。ただ、それまでに獲得したノウハウや技術を無駄にするのはもったいない。放っておくと無くなってしまうので、残っているうちに糧にして次のステップに進むべきだ」と、今回の政府の戦略案を評価。一方で、世界では脱炭素を目指し、水素燃料電池を使った航空機の試験飛行が始まっているとして「日本にはスピード感が足りない。国が支援してでも、早くローンチ(販売や提供の開始)しないといけない」と指摘した。

また、約15年かけて事業化を進めたMSJが撤退を余儀なくされた背景について橋本氏は「市場の見極めに疎かった。ものづくりはすごいが、インテグレーション能力=事業を可能にする能力が足りなかったのだろう」と述べ、原因のひとつとして「最初に作った『M90(旧MRJ90)』が、アメリカのパイロット組合が設ける重さ39トン、座席数76席という“スコープ・クローズ”(航空会社とパイロット組合の契約の一部で、リージョナル航空機の機体重量や座席数などの制限値を定めたもの)の条項を見誤った」と言及。「製造過程で、この問題が解消されたと勘違いしていたことが大きかった。新たにこの条項に適合した『M100』を設計しなおしたが、『M90』の製造にかかった5000~6000億円と同等のコストが再度かかるという負担が重く、頓挫した」と経緯を詳細に述べた。

石川がアメリカの型式証明取得をめぐって、当局に「いじわるされたのでは?」との見方を指摘すると、橋本氏は「それはうがちすぎだし、負け惜しみ。謙虚になるべき」ときっぱり。「ブラジルやカナダのメーカーは、アメリカのボーイング社と競合するような機体でも、ちゃんとアメリカの型式証明を取っている」と指摘した。

石川は、今後の国産旅客機開発の再挑戦について「日本は技術的に素晴らしいものがたくさんある。航空機以外にも、携帯電話やスマートフォンも本当は技術的にはすごいのに、技術におぼれてしまってコストをかけすぎてしまって、“こんな高いもの、高いレベルの機能はいらない”となってしまう。いいものが売れるのではなくて、売れるものがいいものだ」と持論を述べた。

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