ニッポンのロックに多大な影響を及ぼした「新生RCサクセション」の秘密とは

『GREAT STORY -不滅のスタア- 』昭和そして平成の時代を駆け抜けた「スタア」 たち。その、今なお色褪せることのない魅力とは・・・

最終週の6月25日は、『RCサクセション「ラプソディー」が聞こえる』。森永博志/YO-KING/トータス松本の3人が、口々にRCの魅力を語る一夜となりました。

1970年、最初はフォークトリオとしてレコードデビューしたRCサクセション。それが紆余曲折あって、1978年からエレクトリック化。メンバーも増え、ロックバンドへと編成替えしたRCは、見事、シーンの最前線に復帰して、まさかの大ブレイクをやってのけたのだった。その後のニッポンのロックのあり方にも多大な影響を及ぼした、新生RCサクセションの秘密とは・・・。

 

◆RCサクセションとの遭遇体験

このたび、復活の起爆剤となった実況録音盤「RHAPSODY」が、新たに再発。同梱される〈Official Bootleg Disc〉には、1979〜80年当時、イベントやメディアにRCが出演したときの、貴重なライブテイクが収録されている。そのうち3曲は、NHK-FM「サウンド・ストリート」でのスタジオライブ音源。その番組のパーソナリティーだった森永博志が、'70年代後半の音楽状況から話し始める。

「イーグルスが『ホテル・カリフォルニア』の中で“'69年のスピリッツは切れてます”って言ってて……それは、反戦とか、反体制の姿勢・精神。そういうものが、'76年には無くなって、コマーシャル化されてって……なんかおかしいな、と思ってるときにRCを聴いて。あ、こいつら凄い、と思ったのね。持ってる、スピリッツ。ここにはあるって。そう思って、入れ込んだんだと思う」

「デビュー曲の……B面か。『どろだらけの海』だっけ? あの段階で“ガッタガッタ”言ってるもんね。だから最初っからオーティスなんですよね。変わってないんですよ、最後まで」

と忌野清志郎の姿勢を称えるYO-KINGは「でもそんな中、僕、なぜか拓郎をずっと聴いてました」と告白。「分からなかったのよ、当時。清志郎さんの声が最初は苦手で……。好きになってからは、どわーって好きになるんだけど」

一方、「RHAPSODY」には最初から衝撃を受けたというトータス松本。清志郎の歌詞に特徴的な「〜なのさ」「〜だぜ」という語尾についてユニークな視点で語る。

「(当時の)音楽雑誌とか読むと、外タレのインタビューの訳が“〜だぜ”口調なのよ。(RCの歌詞は)それが歌になってる感じ? 言葉の様式美っていうか、ロックミュージシャンが喋りそうな言葉で歌われてる。でもメロディーに乗りやすい言葉には違いない」

 

◆「RHAPSODY」……なぜライブ盤だったのか?

復活の狼煙を上げるにあたって、RCが「ライブ盤」という形態を選択した理由を考えるうちに、3人の口からはジェームズ・ブラウン、アレサ・フランクリン、サム・クック、ローリング・ストーンズらの名前が次々と飛び出してくる。

やがて話は、清志郎の客席との応答や、メンバー紹介を入れ込んでいく手際の鮮やかさに及んでいくのだった・・・。音楽愛とRCサクセションへのリスペクトに満ちた、怒濤のトークプログラム。

タイムフリーでお聴きください‼
 

【Song List】

M1 雨あがりの夜空に/RCサクセション〜「RHAPSODY NAKED Deluxe Edition」
M2 わっちゃいせい/よしだたくろう
M3 指輪をはめたい/RCサクセション〜「RHAPSODY NAKED Deluxe Edition」
M4 いい事ばかりはありゃしない/RCサクセション〜「RHAPSODY NAKED Deluxe Edition」

GREAT STORY −不滅のスタア−《RCサクセション「ラプソディー」 は鳴りやまない》
放送局:FM COCOLO
放送日時:2021年6月25日 金曜日 19時00分~20時00分
出演者:DJ:森永博志、 YO-KING、トータス松本

※該当回の聴取期間は終了しました。

【西武】髙橋光成投手「光成のコーナー(仮)」 今1番ほしい物とは?

4月8日放送の『かわのをとや スポーツの巣』(毎週月曜日17:45~18:30)では、埼玉西武ライオンズの髙橋光成投手の1人喋り「光成のコーナー(仮)」の模様を放送した。今回は番組パーソナリティのかわのをとやさんからの質問で、今1番ほしい物や誰かにあげたい物について訊いた。

――今1番ほしい物は何ですか?
髙橋「花粉症がすごくきついので、鼻通りがよくなる物がほしいです。鼻が詰まっている時もあれば鼻水が止まらない時もあるので、今の時期は鼻の調子を整えるのも大変です。リスナーの皆さんでオススメの物がありましたら教えてほしいです。僕を助けてください!」

――自分が持っている物をひとつだけチームメイトにあげるとしたら誰に何をあげますか?
髙橋「最近はパソコンを使う練習をしていて、ちょっとだけ使えるようになってきました……本当にちょっとですよ(笑)。初心者レベルですけど僕の中では使えるようになってきた中で、『パソコンがあると便利だな』と思っていたら、柘植(世那)が『パソコンいいな』と言ってきたので、パソコンの便利さと僕の低レベルなパソコンの知識を柘植に教えてあげたいです(笑)。ちょっとでも使えるようになってくると、カフェでパソコンを開いてコーヒーを飲みながら作業したいじゃないですか(笑)。僕は形から入るタイプなので、いつか実践してみたいなと思います」

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