亀田誠治プロデューサー、松本隆トリビュートアルバム「風街に連れてって!」について語る(後編)

FM COCOLOでは、作詞活動50周年トリビュートアルバム「風街に連れてって!」がリリースされた「松本隆」を1か月にわたりフィーチャーしています。これまでに書いた曲は約2100曲、No.1ヒットは50曲以上、トップ10入りシングルは150曲以上、総売上枚数は約5000万枚と、日本を代表する作詞家である松本隆の耳馴染みのある楽曲を各番組でオンエア‼

音楽評論家・田家秀樹が、日本の音楽の歴史に残る伝説のアーティストやアルバムにスポットを当てる番組『J-POP LEGEND FORUM』(月 21:00~22:00)も「松本隆」をピックアップ。7月5日、12日は、トリビュートアルバム「風街に連れてって!」をプロデュースした亀田誠治をゲストに迎え、全曲徹底解説しています。

 

「トリビュートアルバムというのは、とてもハードルも高いしやり甲斐があるというか。でも僕はこのアルバムに今まで僕の人生で出会ってきたミュージシャン、曲、人など全亀田を投入しました。一点の曇りもなく素晴らしい、自分の中でもいいものができたなという気持ちでいっぱいです。」と言う、亀田誠治プロデューサーが各楽曲について熱く語っていただきました。
 

7月12日にご紹介したのは、アルバム後半5曲(+アルバム1曲目)

■M1. スローなブギにしてくれ(I want you)  / GLIM SPANKY
■M2. キャンディ / 三浦大知
■M3. 風の谷のナウシカ / Daoko
■M4. ルビーの指環 / 横山剣 (クレイジーケンバンド)
■M5. 風をあつめて / MAYU・manaka・アサヒ (Little Glee Monster)
■M6. 夏色のおもいで / 吉岡聖恵

 

<リリース情報>
 松本 隆 作詞活動50周年トリビュートアルバム「風街に連れてって!」 
●発売中
●初回限定生産盤(CD+LP+特典本「100%松本隆」)COZP-1747-1748 ¥11,000(税込)
 通常盤(CDのみ)COCP-41453 ¥3,300(税込)         
※オフィシャルサイト

J-POP LEGEND FORUM
放送局:FM COCOLO
放送日時:毎週月曜 21時00分~22時00分
出演者:DJ:田家秀樹 / ゲスト:亀田誠治
番組ホームページ

※該当回の聴取期間は終了しました。

江原啓之「親以上にお前を愛する人はいない」「人を大事にしながら生きていきなさい」

スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
今回の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。

江原啓之



<リスナーからのメッセージ >
私の父は、私が15歳のときに50歳で亡くなりました。膵臓がんでした。見つかったときには末期でしたが、僅かな可能性にかけ手術を受けました。その甲斐なく、発見から半年であの世へと旅立ちました。最期のほうは食べることもままならず、氷を口に含んで気を紛らわせていたようです。

看取りのときには、私の手を握り「頑張れよ」と声をかけてくれました。亡くなった直後に父の足をふと見ると、骨と皮だけになっていました。こんなになるまで懸命に生きてくれたのかと、つらい日々を考えると哀しくもありましたが、そんな父が誇らしく感じました。

最期に私にかけてくれた「頑張れよ」の言葉と父が最後まで見せてくれた生きる姿は、私の生きる励みになっています。今は緩和ケアも発達していると聞きますので、どんな病になったとしても、痛みを緩和しながら、私が最期まで生き抜く姿を見せることが、家族や関わる人の励みになると父から教えていただいたと感じています。

<江原からの回答>
江原:私も相談者さんと同じく、15歳のときに母を亡くしているんです。がんでしたから、すごくよく分かります。本当に最期は食べることもままならずで、お水だけ……という状態でしたので、骨と皮だけになってしまってね。一度、先生が「お家に帰らせてあげてください」と言ってくださったことがあったのですが、今でも忘れないのは母をおぶったときの軽さ。段差があるところや階段は私がおぶったのですが、軽くてね。もう骨と皮だったから。私はそこで、すごく悲しかったのですが、でも今思えば、母は息子におんぶされて幸せだったろうなと思います。

奥迫:そう思います。私も母親の立場ですので、子どもにおんぶしてもらうって、どんなに幸せだろうと思います。子どもからしても、そのときのお母さんの軽さというのを、一生忘れないですよね。

江原:忘れない。本当、一生忘れない。

奥迫:私も、14歳のときに父が他界しました。そのときってすごく感情豊かじゃないですか。それが一生の自分の糧となるという、そんな気がしますね。私の父の場合は急死だったので、最期の言葉はなかったんですよ。

江原:それじゃあ、相談者さんがお父さまから「頑張れよ」と言ってもらえたのは、幸せですね。

奥迫:本当にそうですよ。

江原:私は本にも書いているように、「親以上にお前を愛する人はいない」と思います。だから、そう思って、「人を大事にしながら生きていきなさいよ」と伝えています。親になると分かるのは、やっぱり親は何があっても子どもを一番に愛するということ。甘いだ何だと言われても、それでも愛してあげるのが親だと思うんです。そういう意味では、生き様を見せるということ、それが一番うれしい、ありがたいことですよね。いいお話をありがとうございました。


江原啓之、奥迫協子



●江原啓之 今夜の格言
「すべては“愛”です」


<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/

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