伊勢正三が4日間登場!楽器にまるわる失敗談とは?「君と焚火とWonder Garden」

シンガーソングライター伊勢正三のキャリア50周年を記念して、平日午後のプログラム「Wonder Garden」で、9月20日(月・祝)から4日連続で本人出演の特集コーナーをオンエア。FM COCOLOのかつての名番組『君と焚火とAOR』で共演した池田なみ子が、未発表蔵出しの話題を聞いていきます。

 

池田:おまたせしました、今週のスペシャル企画「君と焚火とWonder Garden」、今日もご登場いただきましょう。

伊勢:伊勢正三です。

池田:こんにちは、よろしくお願いします。

伊勢;はい、どうもよろしくお願いします。

池田:このコロナ禍においてはライブもお休みなさっていたので、ちょっと本当にお久しぶりで。

伊勢:そうですね、延期になったりとか、さっきもちょっとミュージシャンと色々と話していたんですけど、人前で最近やってないとかいろいろと言ってましたけどね。

池田:なので、9月27日「君と歩いた青春」フェスティバルホールでこのライブが行われるというのはもう、あ~っ決まったぁと思って、とても嬉しかったです。

伊勢:そうですねぇ。

池田:今回、大阪城ホールからフェスティバルホールになったので、音がもう楽しみです。すごいいい音環境で。

伊勢:そうなんですか?

池田;あの山下達郎さんは、音が上から降ってくるような会場だとおっしゃるし。

伊勢:お~、それは楽しみですねぇ。

池田:さらに楽しみなのは、今回初CD化、未発表音源もたっぷりのオールタイムライブベストと、最新リマスターの伊勢正三の世界『THE 伊勢正三』この二組がリリースされるのがほんと楽しみなんですが・・・

伊勢:まぁ、レコード会社のおかげでこうやってねぇ、両方からいわゆるベストアルバムが出るんですけど、片方はライブで、片方はオリジナルそのままという。日本クラウンから出る方は、ある意味僕の若い時の声がそのままお届けしようかなと。

池田;へぇ~、じゃあよりクリアになったというその一点に集中されたわけですね。

伊勢:みなさん、サンプル聴かれた方はそう言ってくれてますね。

池田:まぁ、そのはじめての音を聴くという事を含め、今回は未発表蔵出しトークという事で、伊勢正三さんにご登場いただいております。今回は楽器にまつわるお初話をなにか聞かせていただけますか。

伊勢:なんかまぁ失敗談なんですけど、シンセサイザーギターという、シンセギター、すっごい一番初期のもの、こういうのが出るという情報を僕は早く仕入れていたので、あのう新しいもの好きだから、もうすぐ買ったんですよ。いちばん最初に出たやつを。それをなんとなく音が出せるようにまでなるんですけど、誤動作が多いんですね。突然、なんか音程がキュッと変わったりするんですよ、思ったフレーズ弾いても。で、なんとなくやっていたら、恐る恐るコツがわかってレコーディングだと編集でなんとか出来たんですね。

池田:レコーディングで編集というと、もうじゃそれアルバム制作にも楽曲制作にも使っていらっしゃるんですね実際。

伊勢:もちろん、もうあの時の『スモークドガラス越しの景色』という・・・

池田:81年のアルバム。

伊勢:一曲目にそれをもってきて、だからよく当時「これ、なんで弾いてんの?」ってよく聞かれましたけど。

池田:へぇ~。

伊勢:レコーディングは上手くいった記憶はあるんですよね。それでリリースした次の年だったと思うんですけど、その楽曲たちをひっさげてライブツアーがあったんです、全国いくつか。それにも当然のようにそのシンセギターを使おうと思って持って行ったんですけど、ステージで生で弾くとめちゃくちゃ誤動作だらけなんですよ。

池田;レコーディングでも苦労したのに、それをツアーでとなるとほんと大変ですよね。

伊勢:そうなんですよ。それでもうすぐやめればいいのにまぁ何とかなると思って、イントロ弾き始めて全然違うから、「あっ、ごめんなさい、もう一回やります。」って感じでやってた頃なんですけど。それがあまりにもつのりつのって、もう途中からやっぱりギターシンセはやめようと。

池田:その方がいいです(笑)

伊勢:それで、ギターの普通のディスポーションでちょっと歪んだ音を作って、伸び伸びと弾こうじゃないかと気持ちにやっとなれたのが、何本目かこなした後だったので、もう・・・

池田:ツアー途中からだったんですね。

伊勢:それでたぶんその時代、会場に足を運んでくれた方っていうのは、曲を聞くどころじゃなくて、すごいハラハラさせて悪かったねっていう・・・

池田:それも想い出ですねぇ。

伊勢:今でこそ話せますけど、全然笑えない思い出だったんですけど。

池田:でもそうやって聞いて、オールタイムライブベスト『THE 伊勢正三』の60曲を楽しむという楽しみ方も教えていただいた気がします。

伊勢:僕はだからこの音源にしてももう一発録りの音源だったので、それを聴いた時に自分は間違ってなかったという自信があったんですよ。で、実は僕はこの80年代の始めっていうのは、もう「22歳の別れ」も「なごり雪」とかは歌ってない時代だったんで、とにかくこういう自分としてはカッコイイと思ってたところで・・・

池田:日本のミュージックシーンはちょっとシティポップな流れとかでしたよねぇ。

伊勢:そうですよね。やりたいってエネルギーだけで突っ走っていた時代なので、やっぱりどっか自覚があったんですよ。いわゆる皆さん望まれる曲ではないんだろうなと思いながら。ところがやっぱりこうやってライブアルバムを編集するにあたってその昔の音源を聴き返してみると、逆にそこで「あっ、これやってたらいいんだろう」っていうような、昔の曲とか、そんな気持ちでやったらかえって全然いい演奏はできてなかったと思うんですよね。もう本当に目の前にある事にすごい真剣に取り組んでいる自分に出会って、自分でもびっくりしたんですけど。だったらこの辺の時代の音源もぜひ入れて聴いてほしいなと思ったしだいです。

池田:ではそのオールタイムライブベスト『THE 伊勢正三』から今日はその・・・(笑)

伊勢:そのレコーディングでは、ギターシンセというもう初めて出た楽器でやりましたけど、それをツアーで使おうと思ったら誤動作だらけで大失敗して、いまから聴いていただくイントロとか間奏の音源はギターのディスポーションで再現している、サウンド的にはこれ生でやるのは非常に難しい、全員がちょっとでも手を抜いたらグルーヴがずれてしまうという事なので。

池田:ではでは、曲紹介お願いします。

伊勢:『THE 伊勢正三』ライブベスト、Disc3から「二人の周期」

池田:伊勢さん、今日もありがとうございました。

伊勢:はい。

池田:明日もよろしくお願いします。

伊勢:よろしくお願いします。

 

■M:二人の周期 / 伊勢正三 1982千葉文化会館

*アルバムの詳細は画像をクリック

<アルバムリリース情報>
伊勢正三 50th Anniversary 記念作品

『THE 伊勢正三』
■2021年9月22日リリース
■4枚組 FLCF-4523/税込5,500円
かぐや姫~風~ソロ、現在までのプレミアムなライブテイクを凝縮したオールタイムライブベスト。伊勢正三史上最大のライブヒストリー!

Wonder Garden
放送局:FM COCOLO
放送日時:2021年9月21日 火曜日 16時29分~17時00分
出演者:DJ:池田なみ子 / ゲスト:伊勢正三
番組ホームページ

※該当回の聴取期間は終了しました。

木村拓哉に「服はどこで買っていますか?」三代目JSB岩田剛典が質問! 木村の答えは!?

木村拓哉が親交のあるゲストを迎え、人生をしなやかに生きていく様や、ゲストの秘めた魅力や強さに迫るTOKYO FMのラジオ番組「木村拓哉 Flow」(毎週日曜 11:30~11:55)。
3月のマンスリーゲストは、7人組ダンス&ボーカルグループ・三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE(以下、三代目JSB)の岩田剛典さん、今市隆二さん、ØMIさん。
3月24日(日)の放送では、岩田さんから木村へ質問する場面もありました。



◆岩田が木村の服装を質問!「いまは制服みたいに…」

オンエア早々、木村は「急にディレクターから『せっかくこういう機会なので、三代目JSBの3人から木村に聞いてみたいことを何でもつけちゃってくださいよ!』って横やり入ったんですけど……特にないですよね?」とサラっと流そうとしますが、「あります!」と食いつく3人。

岩田さんは、とっさに「洋服とか、どこで買われていますか?」と質問すると、今市さんとØMIさんは「それが最初の質問(笑)?」とツッコミを入れますが、木村は「ショップに行って買うことはあまりないですね」と岩田さんの質問に答えます。

友人や古い付き合いの方のお店には「服を買いに行くだけではなく、その人に(会いに行く目的も兼ねて)『いま、何しているの?』っていう感じでお邪魔することはある」とコメント。長年通うお店でアクセサリーのメンテナンスなどをしてもらう際も、事前に連絡を入れて足を運ぶそうです。

岩田さんは「(三代目JSBの)メンバーは、木村さんの真似をしたり、おそろいのものを買ったりという青春を送ってきたので、いつも何を着ていらっしゃるんだろうと思って……」と、さらに質問をぶつけます。

すると木村は、「隆二はわかってくれると思うんですけど」と前置きをして、「いま(デニムを)“エイジング(経年変化)中”なので、『ほんとつまんねー』っていうぐらい、制服のように同じ服を着ています」と現在の服装を明かし、3人の笑いを誘います。

続けて「たとえば映画の撮影で現場に行ったら、私服を脱いで役衣装に着替えるので、あまりエイジングにもならないし。でも、『今日は(長い時間)着ているかも!』っていうときは、(周囲から)『またその服着ているの?』って思われるぐらい“制服化”したセットアップが多いですね」と明かしました。

番組では他にも、3人の今後の目標や、ØMIさんの「人生の1曲」を伺う場面もありました。

次回3月31日(日)の放送は、リスナーのみなさんからのメッセージをお届けします。

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3月24日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年4月1日(月) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:木村拓哉 Flow
放送エリア:TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネット
放送日時:毎週日曜11:30~11:55
パーソナリティ:木村拓哉
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/flow/

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