時空を超えた体験型ドキュメンタリー・エンターテイメント 『ザ・ビートルズ:Get Back』をフィーチャー!

「Whole Earth Station, FM COCOLO」 が、“Whole Earth”と“SDGs”の視点から、さまざまなトピックを取り上げていく日曜の1時間プログラム 『Whole Earth RADIO』。(毎週日曜日 17:00~18:00)グローバルもローカルも、歴史上の存在や出来事から、地元で、世界で現在進行形の取り組みまで“SDGs”や“Whole Earth”の視点から紹介しています。

《伝説が現代に甦る、42分間のラスト・ライブ。この秋、世界は“4人”の本当の姿を知る---時空を超えた体験型 ドキュメンタリー・エンターテイメント『ザ・ビートルズ:Get Back』》をピックアップ。11月25日(木)・26日(金)・27日(土) ディズニープラスにて全3話連続見放題で独占配信スタートとなったこのドキュメンタリーを観たあとに、DJ マーキーとちわきまゆみのふたりが生放送でお送りしました。

 

<作品紹介>
『ザ・ビートルズ: Get Back』 
時空を超えた《ライブ・ビューイング・ショー》
不朽の名曲「Get Back」(原点回帰/復活)に込められた意味とはいったい何なのか。
未公開映像を含む6時間超の貴重なリストア映像によって構成されるオリジナル・ドキュメンタリー・シリーズとして、11月25日(木)・26日(金)・27日(土)、ディズニープラスにて3話連続独占見放題で配信スタート!わずか8年足らずの活動にもかかわらず、数々の世界記録とともに、音楽・文化・ファッションだけでなく、社会・経済・政治──時代や国境を超えて世界中の人々に多大な影響を与えた、伝説のロックバンド、ザ・ビートルズ。この秋、3日連続6時間の時空を超えた≪体験型ドキュメンタリー・エンターテイメント≫が、ディズニープラスで独占配信スタート!巨匠ピーター・ジャクソンが、あなたをザ・ビートルズのレコーディング・スタジオの最前列にご招待!ザ・ビートルズが「レット・イット・ビー」や「ゲット・バック」を生み出す歴史的瞬間、そして、彼らのラスト・ライブのノーカット完全版とともに明かされる衝撃の真実とは?
 

【作品情報】
ドキュメンタリー作品『ザ・ビートルズ:Get Back』
■監督:ピーター・ジャクソン
■出演:ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター
公式サイト
※11月25日(木)・26日(金)・27日(土)ディズニープラスにて全3話連続見放題で独占配信スタート

Whole Earth RADIO
放送局:FM COCOLO
放送日時:2021年11月28日 日曜日 17時00分~18時00分
出演者:DJ:マーキー / ちわきまゆみ

※該当回の聴取期間は終了しました。

「日本の役に立つなら住んでもいい」意識は間違い? 外国籍の人と入管に今なにが起きているのか

ヘウレーカから発売されている『それはわたしが外国人だから? 日本の入管で起こっていること』を著した、フォトジャーナリストの安田菜津紀さんが4月19日の『大竹まことゴールデンラジオ』に出演。本に書かれた内容について伺った。

大竹「安田菜津紀さんがこの本を書くことになった理由はなんですか?」

安田「副題にも入っているので、皆さんお察しかと思うんですけれども、この本のテーマは日本の入管政策なんです。入管は読んで字のごとく、出入国を管理して、入管庁としては監視によって治安を守っているということを打ち出してます。それは必要な仕事ではあるんですけれども、一方で生活者の視点とか、あるいは人権の主体を考えた時に、外国籍の人たちは必ずしもその権利が守られていないという現状があって、私たちの隣人のことのはずなのに、私たちはどこまでそれを知っているのだろうか、ということが出発点です」

室井「ウィシュマさんのあの事件、ほんとに泣いちゃった」

室井「2021年に名古屋入管で、スリランカ出身のウィシュマ・サンダマリさんが亡くなったことですよね」

室井「なんか怖いんだよね。管理してる人たちが『頑張れ』とかって。ウィシュマさんはすごい辛そうなのに、普通に明るく声かけちゃってんだよね」

安田「ウィシュマさんは体が弱って動かせない状態に追い詰められて亡くなったわけですけれども、『私たちも頑張って体を動かすけど、あなたも自分の体頑張って動かすのよ』っていう風に呼びかけていたりするんですよね」

室井「明らかな悪意じゃないところが余計怖いと思っちゃうんですよね」

安田「これはウィシュマ・サンダマリさんが亡くなった後に出された調査報告書でも指摘をされているんですけれど、ウィシュマさんが体調を悪そうにしているのは、外に出たいから病気ですと偽っているんじゃないかと最後まで疑っていた職員がいました。外国人は嘘をつくんじゃないかとか、ごまかすんじゃないかとか、そういう視点が組織の中で暗黙の了解のように共有されるようなことがあったのではないでしょうか」

室井「でもそれはおかしいよね。ナニ人でもあっても嘘つく人は嘘つくもんね」

安田「そうなんですよね。だから国籍とか外国人だからといって分けるのは間違ってるということも、この本の中では大事にしていたところです」

大竹「安田菜津紀さんは、この本の中で大切にしていることが2つあるとおっしゃってます。それは何ですか?」

安田「1つは今、室井さんがご指摘くださったことに重なるんですけれども、例えばナニナニ国籍の人が犯罪をしたというニュースが流れたとします。日本のニュースって国籍と一緒にそういう情報を流しがちなんですけれど、じゃあ『ナニナニ人は危険なの?』と大きな主語でくくって危険視したり排除するのは間違っているということ。もう1つは、今たくさんの外国人労働者たちに、私たちの生活は支えられていますよね。私はよく牛丼屋さんに入ったりするんですけれども、店員さんが外国ルーツの方なのかなっていうことも多いですし、目に見えているところだけではなくて、工場で働いている人もいるでしょう。でも『そうやって日本社会を支えてくれている人なんだ。だからその権利守ってあげなきゃね』って、上から目線ではなく…」

室井「今この時代に一緒に生きてる人たちだよね?仲間だよね」

安田「そうなんです。だから、上から目線で『日本を助けてくれるんだったら住んでもいいよ』ではない方向で、社会を築けないだろうかと。日本に役に立つ人だから守ろうという視点はすぐ、役に立たない人は追い出そうという視点に切り替わってしまう、表裏一体のものだと思います。でも人権ってそういうものではなくない?っていうところが出発点ですね」

大竹「本の中で紹介している、日本で暮らす外国の方は、色々な…なんて言うんだろうね。不具合って言ったらいいかね? 大変な目に遭ってます」

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