お焼香やお墓参りの注意点は...? 大人になった今こそ知りたい!「仏事の基本」
お坊さんの名前と、 意外と「事務的」な日常業務
〈柴田〉:藤巻さんの「総」というお名前は、お坊さんの名前なのですか?
〈藤巻さん〉:そうなんです。戸籍上の名前ですが、師匠から一字いただいたもので、
僧侶としては「颯彦(そうげん)」と名乗っています。
〈柴田〉:お坊さんのお仕事は、具体的にどんなことをされているのでしょうか?
〈藤巻さん〉:葬儀や法事はもちろん、お寺の建物(伽藍)や境内の維持管理があります。
他にも、お寺は宗教法人なので、行政に提出する書類作成や経営面の事務仕事も多く、ExcelやWordも使いますよ。
〈柴田〉:パソコンも!なんだか親近感が湧きますね!
お経の意味と、 迫力ある発声の秘密
〈柴田〉:お葬式などで読む「お経」には、どんな意味があるのですか?
〈藤巻さん〉:お経は、お釈迦様たちの教えをまとめたもので、「この世の真理」を説いています。
唱えるだけで功徳があり、生きている人にも亡くなった人にも等しく尊いものです。
〈柴田〉:あのお経の迫力ある声は、練習されるのですか?
〈藤巻さん〉:練習というより、修行の中で身につくものです。最初は「もっと大きな声で」と指導され、
毎日繰り返すうちに自分なりの声の出し方が分かってくる、まさに修行の賜物ですね。
お焼香のマナーと 「お墓参り」のタイミング
〈柴田〉:お焼香やお線香のマナーが気になってしまうのですが……。
〈藤巻さん〉:一番大事なのは、形式よりも「丁寧にお気持ちを込めてお勤めいただくこと」です。
わからないことがあれば、直接そのお寺の住職さんに聞いてみてください。
むしろ聞いていただいた方が、こちらもやりやすいのです。
〈柴田〉:お墓参りに行ってはいけない時期などはありますか?
〈藤巻さん〉:特に行ってはいけない時期はありません。お盆や彼岸に限らず、行ける時、
あるいは「話を聞いてほしい」と思った時など、ふらっと行ってお参りしていいのですよ。
曹洞宗の教え 「只管打坐(しかんたざ)」とは
〈柴田〉:藤巻さんの「曹洞宗」とはどんな教えなのですか?
〈藤巻さん〉:一言で言えば「只管打坐」、つまり「ただ座る」ということです。
〈柴田〉:ただ座る……簡単そうですが?
〈藤巻さん〉:それが実は一番難しい。
座っていると「足が痛い」「暑い」と雑念が出てきます。
そうしたものを通り越して、「ただ座っていられる状態」を目指すのが、曹洞宗の向かっているところだと思います。
禅カフェ開催のお知らせ
藤巻さんが所属する曹洞宗山梨県青年会では月に一度、甲府市リッチダイヤモンド総合市民会館主催のもと、
禅カフェ「寄僧」と題して坐禅会を開催しています。
優しく丁寧に坐禅の取り組み方をお教えしていますので初めての方でも安心です。
坐禅の後には青年僧による法話や飲み物を飲みながら談話する茶話会もございます。
次回開催は来月5月24日の午後14時から16時30分です。ぜひ、ご参加をお待ちしております。
- ACTUS For Relax
- 放送局:FM FUJI
- 放送日時:毎週水曜 9時00分~12時00分
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番組ホームページ
※放送情報は変更となる場合があります。
