山梨のぶどうシーズン開幕 デラウェアがトップバッターの理由
山梨のぶどうシーズンを告げるデラウェア
FM FUJI『Awesome!』内の「やまなしを食べよう」では、野菜ソムリエ上級プロで「食と農のかたりべ」の資格を持つ加藤恵美子さんが、山梨の旬の食材を紹介しています。
今回取り上げられたのは、ハウス栽培のぶどう「デラウェア」。
加藤さんによると、ハウス栽培のぶどうは4月頃から出回り、現在はシーズン終盤。これから7月上旬にかけて露地栽培のぶどうが登場する予定とのことです。山梨のぶどうシーズンは、まさにデラウェアから始まります。
長く愛される山梨の定番ぶどう
デラウェアはアメリカ生まれの品種で、1850年代に命名され、日本には明治時代に伝わったといわれています。
小粒ながら濃厚な甘みが特徴で、多くの人にとって「子どもの頃の思い出のぶどう」として親しまれている品種です。
加藤さんは、生食だけでなく白ワインの原料としても活用されていることを紹介しました。
さらに、ぶどう生産量日本一の山梨では、お盆のお供え物としてデラウェアが欠かせない存在。地域の食文化を支える果物でもあります。
栄養たっぷり 皮ごと食べる楽しみ方も
デラウェアには、エネルギー源となるぶどう糖が含まれており、疲労回復や栄養補給に役立つとされています。
また、赤紫色の色素成分であるアントシアニンも魅力のひとつ。
加藤さんは、ハウス栽培のぶどうは比較的皮がやわらかく、皮ごと食べやすいと紹介しました。
皮ごと食べることで栄養を無駄なく摂ることができ、食品ロス削減にもつながります。
デラウェアピザとおいしい見分け方
番組では簡単クッキングとして「デラウェアピザ」も紹介されました。
トルティーヤ生地にチーズをのせ、軸から外したデラウェアを並べて焼くだけ。
お好みでベーコンを加えると、おつまみにもぴったりな一品になります。
さらに、おいしいデラウェアを選ぶポイントとして、
赤紫色が濃い
皮に張りがある
軸が緑色で枯れていない
白い粉(ブルーム)が残っている
ことを挙げました。食べきれない場合は冷凍保存がおすすめで、約1か月おいしく楽しめるそうです。
生産者の思いが詰まった一粒
加藤さんは「小さな粒のデラウェアですが、生産者の方々が一粒一粒を丁寧に管理して育ててくれたもの」と紹介しました。
山梨の初夏を代表する味覚であるデラウェア。
今年はその背景にある歴史や食文化、生産者の思いにも目を向けながら味わってみてはいかがでしょうか。
radikoのタイムフリーなら、番組で紹介された詳しいエピソードや試食の感想も楽しめます。
- Awesome!
- 放送局:FM FUJI
- 放送日時:毎週金曜 7時00分~11時37分
- 出演者:加藤恵美子
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