「子どもの頃は何でも夢の入り口だった」
FM FUJI『Nostalgic More Story』の「My Nostalgic Story」では、リスナーから届いた山梨にまつわる懐かしい思い出を、ナビゲーターの柏原収史が音楽とともに紹介しています。
10月4日の放送で取り上げたのは、ラジオネーム「とおこ」さんから届いた「ブランコで飛んだ、あの日の空」。
子どもの頃の「空を飛びたい」という憧れから、柏原収史が自身の記憶にも思いを重ねました。
ブランコをこいで感じた「空を飛んでる」感覚
「とおこ」さんは子どもの頃、小鳥をたくさん飼っていたそうです。
小鳥の姿を眺めながら、「小鳥みたいに自由に飛べたら気持ちいいだろうな」と思っていたという「とおこ」さん。
そんなある日、公園でブランコに乗り、最初はゆっくり、次第に勢いをつけて思いきりこいでいきます。
風を切って高く、高く上がり、ふと目を閉じると――
「あれ? 空を飛んでる」
そんな感覚になったといいます。
体がふわっと浮くように感じた、そのときの記憶。今になって、もう一度ブランコに乗ってみたいと思うこともあるそうです。
柏原収史が語った「夢の入り口」
この思い出を受け、柏原収史は、子どもの頃の想像力について語りました。
ブランコに乗れば空を飛べる気がする。
段ボール一つで秘密基地を作る。
一本の木さえ、冒険の舞台になる。
そんなふうに、子どもの頃は身近なものが何でも「夢の入り口」になっていたのではないか――。
一方、大人になると現実を見る時間が増えていきます。
それでも、秋の青空を見上げると、心が少し軽くなるような感覚がある。
柏原収史は、子どもの頃に見上げた空と、今見上げる空について思いを巡らせました。
「風の谷のナウシカ」への憧れも
「とおこ」さんの思い出は、空を自由に飛ぶことへの憧れから、『風の谷のナウシカ』でメーヴェを操るナウシカへの憧れにもつながっていきます。
放送では、そんな物語に寄り添うように、安田成美「風の谷のナウシカ」を選曲。
さらにSteve Winwood「Higher Love」、円広志「夢想花」、Joni Mitchell「Both Sides Now」、Israel Kamakawiwo'ole「Over the Rainbow」もオンエアされました。
子どもの頃に見ていた空。
大人になってから見上げる空。
同じ景色でも、心が変われば見え方も変わるのかもしれません。
「変わったのは、私たちの方なのかもしれませんね」
放送では、そんな思いを抱きながら、子どもの頃の記憶と今の自分をつなぐ言葉が紡がれていきました。
『Nostalgic More Story』は、懐かしい思い出と音楽を通して、聴く人自身の記憶にもそっと触れてくれる番組です。
今回の放送を聴けば、「あの日の空」から広がったストーリーと柏原収史の言葉、そして5曲の音楽が重なった時間を楽しめます。
radikoのタイムフリーなら、放送後でも今回の『Nostalgic More Story』を聴くことができます。