HKT48運上弘菜、指原莉乃の卒業前に思い出語る「デビュー講演で呼び捨てで呼んだら…」

4月10日に12th Single「意志」をリリースしたHKT48。そのリリース当日、FM FUKUOKA 午後の生ワイド番組『SUPER RADIO MONSTER ラジ★ゴン』に、メンバーの3名(田中美久、豊永阿紀、運上弘菜)が出演。

のびるほっぺた(田中)、広いおでこと三重まぶた(豊永)、手がねっぱる(運上)、など自分たちのチャームポイントを披露しながら、「意志」のPRを行った。指原莉乃の卒業シングルということもあり、小学6年生でHKT48 に加入した田中は、指原と上海ディズニーランドにプライベートで出かけた思い出を語り、豊永は指原からお年玉をもらったこと、運上はデビュー公演で曲中に指原を呼び捨てで呼んで、そこから距離が縮まったエピソードを紹介した。選抜メンバーは基本16人だが、指原が卒業した後も歌い継げるようにと今回は17人が選抜されており、「莉乃ちゃんの意志を引き継いで歌えるようになりたい」(田中)と誓った。

指原卒業後を見据えたHKT48がすでに動き始めている。

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SUPER RADIO MOSTER ラジ★ゴン
放送局:FM FUKUOKA
放送日時:毎週月曜~木曜 12時30分~16時30分
出演者:ちん、バンカヨコ
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※該当回の聴取期間は終了しました。

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マルチに活躍する、いとうせいこうの思考に迫る!「ひとつ手を加えたら、すごくよくなる」

J-WAVEで放送中の番組『INNOVATION WORLD』(ナビゲーター:川田十夢)。4月から番組がパワーアップ! 20時から2時間生放送に拡張してオンエアしていきます。4月5日(金)のオンエアでは、マルチクリエイター・いとうせいこうさんが登場。いとうさんのファンで親交の深い川田が、その鋭い思考や性格に迫りました。


■自分を追い詰めることが好き

川田といとうさんの出会いは10年ほど前。子ども向けテレビ番組の収録でした。

川田:リハーサルしたとき、せいこうさんは、その場はおどけてるんですよ。でも、そのあと「カメラはこうして」とか、おどけているなかで修正箇所を把握していて「なんだ、この人は」って思いました。
いとう:俺は新しいものがすごく好きだから、把握は早いんだよね。
川田:その“瞬間理解力”や“瞬間翻訳力”が非常に長けていますよね。
いとう:それはうれしいね。俺はわからないうちに「それはですね」って言っちゃうのが好きなの。「それはですね」のあと、何にもないなか、一瞬で考えて捉まえるのが好きなの。自分を追い詰めることが好きだから、そのときはそういうことがあったんじゃないかな。


■「人を活かす」という考え方

川田は「『虎の門』(テレビ朝日)とか『熱血!スペシャ中学』(スペースシャワーTV)とか、振る舞いがめちゃくちゃカッコいいし、出演者がみんなおもしろく見える」とせいこうさんの印象を語ります。

いとう:やっぱり俺はおもしろいことが好きだから、「ひとつ手を加えたらすごくよくなる」とか、人を活かすのが好きなんだよね。『虎の門』だったら、芸人が生放送でいちばんおもしろいことを言えるには、どの秒数がいいかって考えていた。
川田:秒数ですか。
いとう:そう。あとどれくらい追い詰めるといいか、この芸人は1秒待てばおもしろいことが出てくるかもとか、それが好きなんだよね。
川田:『虎の門』に出た人たちは、水を得た魚のように自分の言葉を発するようになったし、それから芸人としておもしろくなりましたしね。
いとう:そう評価してくれることが、いちばんうれしいですね。

いとうさんの「手を加えたらすごくよくなる」という考えは「編集作業」に近いのだとか。

いとう:自分でものを作るときは、より編集を少なくするけど、それにしても、どういうタイトルで、どういう文体で、誰の立場から書くのかはいちばん大事なところだから、それは編集的な感覚。テレビは完全に編集だよね。
川田:そうなんですね。
いとう:ラジオもそうで、いま話している川田くんが、2つ3つくらいよいことが言えるといいなと思いながら、探して会話しているから。
川田:せいこうさんは小説家ですごい文体を持っているのに、その文体から離れてまわりの人の文体を探せるじゃないですか。それって多くの人にはできないことだと思います。
いとう:ひとつの文体を持っているほうが偉いと言われてしまうのが、昭和から培ってきた感覚だけど、僕の好きなイタリア文学とかロシア文学とか海外の文学者は、同じ文体で書かない人が平気でいるわけよ。俺はそういう人に影響を受けちゃっていて、日本語から外に出たいといつも思っているから、そうなるのかもしれないね。
 

川田十夢、いとうせいこう

 


■バカリズムが初めて「笑いの話」をした一冊

いとうさんは著書『今夜、笑いの数を数えましょう』(講談社)を2月に上梓。この本は、笑いの第一線で活躍する倉本美津留さん、ケラリーノ・サンドロヴィッチさん、バカリズムさん、枡野浩一さん、宮沢章夫さん、きたろうさんの6人と、笑いの本質について語り明かした対談集です。

いとう:笑いのことを、ある程度は論理化しているだろうなと思った人たちに、どういう笑いの論理を持っているのかを訊きたかったんです。いままで読んできた笑いの本はだいたいおもしろくなくて、それはズバリと当たっている感じがしないからでもあって、そこを当てたいし、同時に笑いながら論理も読んでほしいという、ダブルに贅沢な感じ。
川田:いとうさんは現場の笑いも取りながら、読み物にしてもなお残ることをやっているから、さすがだなと思います。
いとう:そこが勝負じゃないかな。笑いを語るとうるさく言ってくる人もいるけど、ここまで実際的に笑いを解き明かした人はなかなかいないから。結局、これは笑いの本だけど表現論なので、泣かせたいってことに通じてもいいし、カッコいいって思わせたいってことにも通じてる。テレビ局やラジオ局の周りの本屋で売れてるらしくて、業界の人がよく読んでくれているんです。
川田:本当に貴重な本でしたね。バカリズムさんがここまで笑いの話をするのは初めてですよね。笑いのロジックもそうだし、大喜利を答える順番まで話している。
いとう:普段、バカリズムはここまで手の内を明かさないからね。この本をつくっていると、他の人にも笑いについて訊きたいなと思っちゃうね。

いとうさんの『今夜、笑いの数を数えましょう』を、ぜひ手にとってみてください。

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【番組情報】
番組名:『INNOVATION WORLD』
放送日時:毎週金曜 20時−22時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/innovationworld/

 

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