「世界のベストなピザ50」で日本のお店が3位に! 最多はイタリアの41軒、次いでアメリカが15軒
提供:J-WAVE
今回は「イタリアの機関が発表する、世界のベストなピザ」に注目した模様をテキストで紹介。
【オンエア:2024年9月17日(火)/ナビゲート:サッシャ・ノイハウス萌菜】
「世界のベストピザ」に東京のピザがランクイン!
今回は、ノイハウスがCNNのニュース記事を紹介。9月、「イタリアで主催される世界のベストピザ50」というリストの結果が発表された。【元記事】The world’s best pizza for 2024 isn’t in Naples - or even in Italy. Here’s where it is …
世界のトップを競う食の戦いのなかで、ピザは争いが激しい。焼き方や生地の厚さ、使用する具材など、ベストだと感じるピザはさまざまで、国によっても好みに大きな差が出る。今回のリストは、ピザの本場のイタリアが選ぶベストピザとなる。トップ10のなかで、6軒がイタリアだった。
ノイハウス:なかにはミラノ、ナポリ、ナポリと同じ州にあるカンパニア州の都市カゼルタなど、イタリアのさまざまな地域のお店がピックアップされています。50のなかでトップとなったのは、アメリカ・ニューヨークの「ピザナポレターナ」というお店でした。
2022年3月にオープンしたピザナポレターナが、イタリアのみならず、世界中の競合店のなかからトップに立つという快挙を成し遂げた。
ノイハウス:コロナ禍ぐらいにオープンしたと思うと、急成長ですよね。優勝した理由の1つに「シンプルだから」という点があります。アメリカのピザはけっこう何でもピザに乗せる習慣がありますが、逆にシンプルな食材しか乗せないというところが評価されたそうです。たとえば、マリナーラやマルゲリータといったピザですね。そのピザがおいしいってことは、生地がおいしいってことですよね。ここのお店も生地を大事にしていて、水分量のバランスを考えたり、イタリアの粉を使っていたりするそうです。
ほかの評価のポイントとしては「スローフード」が挙げられる。ピザナポレターナでは、オーブンで一度に3枚しかピザを焼かないという。
ノイハウス:回転率、ピザが出てくるスピードもかなりゆっくりです。よくよく考えてみると、作り手とか食べ方に目を向けるスローフードムーブメントの発祥ってイタリアなんですよね。ゆっくりピザを提供するのも、もしかしたらイタリアに来た感じを味わえるポイントなのかなと思いました。
全体のリストでは101件のレストランが選ばれた。うち最多はイタリアの41軒、次いでアメリカが15軒となった。
ノイハウス:トップ10を見ると日本は3位に入っています。けっこう高いですよね! 世界のいろいろなピザを考えると、1位がアメリカ・ニューヨーク、2位がイタリア・ナポリ、3位が日本・東京です。東京のお店は「ピッツァバー ON 38TH」ですね。
サッシャ:マンダリン オリエンタルに入っているお店ですね。1回は行きたいんだよなあ。バーカウンターしかなくって、全然行けないんですよ。
ノイハウス:リストに入るとますます予約もしにくいかもしれませんね。この記事ではニューヨークのピザがトップというのが驚きだったんですけど、個人的には日本が3位というのもすごいと感じました。
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