Suchmos「僕らは理性とか本能の間で生きていく世代」 新作『THE ANYMAL』に込めた意味とは

J-WAVEで放送中の番組『RADIO SWITCH』。この番組は【Listen to the Magazine, Reading the Radio 雑誌を聴く、ラジオを読む。】をコンセプトに、カルチャーマガジン『SWITCH』、旅の雑誌『Coyote』、新しい文芸誌『MONKEY』の3つの雑誌とゆるやかに連動しながらお送りしています。

2月9日(土)のオンエアでは、『SWITCH』2月号で特集されたSuchmosからボーカルのYONCEさんと、ベースのHSUさんをお迎えし、『SWITCH』編集部の板子淳一郎さんが行ったインタビューの模様をお届けしました。


■2018年は「ちょっとすごい1年だった」

昨年、大みそかの『NHK紅白歌合戦』に出演したSuchmos。YONCEさんは、「喜んでくれる人がいるなら、こっちこそ喜んでやるよ」と感じていたと振り返ります。そして、「これができるバンドなんだなっていうのは改めて誇らしい」とHSUさん。

板子:あの場にいてもSuchmosのスタンスというか、自分たちらしさっていうのは曲げずにやっているのは伝わってきたし。それは嬉しいです。
HSU:迷ったけどね。でも、今は出てよかったって思うよね。
YONCE:本当だと思うそれは。
HSU:W杯のこともあったし、本当にすごい成長できた1年だったなって思いますね。結局、あれが1年の締めくくりというか最終日だったんで。すごかったね! ちょっとすごい1年だったね(笑)。
YONCE:いろんな選択をしたわけじゃないですか。
HSU:ホントだよね! おつかれ(笑)!

そして、Suchmosの2019年は、元日からスタート。新曲『WATER』が、J-WAVEの開局30周年ソングとして解禁されました。この曲は、HSUさんがサビを作り、YONCEさんが歌詞を書き上げて完成しました。

HSU:今までクレジットでYONCEとHSUというのが何曲かあると思うんですけど、それとはちょっと違って。なんというか、ざっくりしたイメージを持ってふたりで考えるというか。 YONCE:なんて言うんだろうね。テーマを隼太(HSU)がくれたっていう感じなのかな。 HSU:サビのフックはできていて、テーマをYONCEの言葉で書いてほしくて。

『WATER』は「今までより、ふたりで書いたというイメージがすごくある」とHSUさん。自分がイメージしたものがYONCEさんに伝わり、言葉としてカタチになったことが嬉しいとも。

YONCE:制作に臨んでいる中で、絶対に懐古主義ではないっていうのは、みんなの中にあって。そう響かせないことは、単純に音だけじゃなくて、やっぱり歌とか言葉もそうだと思うし。そういうところを隼太の表現したいことから汲み取ることができたかなと思う。


■「僕らは理性とか本能の間で生きていく世代」

Suchmosのニューアルバム『THE ANYMAL』が、3月27日(水)にリリースされます。現在の制作進行状況について、「やっと見えてきた」とHSUさん。これにYONCEさんは、「要するにまだできてない(笑)」と続けます。

ちなみに『THE ANYMAL』というタイトルは、アルバムが発表される数日前に決まったそう。「アニマル」を英語表記にすると、通常は「ANIMAL」になりますが、タイトルでは「I」が「Y」になっています。これにはどんな意味が込められているのでしょうか。

YONCE:僕らは理性とか本能の間で生きていく世代だと思っていて。かつての僕らがリスペクトしているいろんな時代の音楽っていうのは、そういう葛藤とは無縁だった時代のものだとも思うし。今はそういうものが複雑化して、あれこれ考えなきゃいけなかったりもするけど、それとは良い感じにケリをつけなきゃいけないことだってある。自分たちを含めた、いま現代社会を生きてる人たちは、その中でもがき苦しんでいる生き物、新しい生き物なんじゃないかなと。

様々なことに葛藤する現代人を表した造語が『THE ANYMAL』だと教えてくれました。深い部分はまだ言えないようですが、収録されている曲の歌詞からインスパイアされた部分もあるとのことで、リリースを楽しみに待ちましょう!

そして、同じく3月からはアリーナツアーがスタートします。「アルバムができた時点でどういうライブがしたいか見えてくる気がしている」とHSUさん。アルバムはもちろんですが、ライブにも期待が高まります。

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【番組情報】
番組名:『RADIO SWITCH』
放送日時:土曜 23時00分ー24時00時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/radioswitch/about.html

高田純次&浦沢直樹がアカデミー賞受賞作品を語る 『スリー・ビルボード』

パーソナリティの高田純次と浦沢直樹

■いよいよアカデミー賞発表
アカデミー賞の発表が週末に迫った。作品賞には『ボヘミアン・ラプソディ』や『女王陛下のお気に入り』、『ローマ』などがノミネート。メインの司会者が不在となるなど、賞の行方以外にも注目が集まっている。


■高田純次と浦沢直樹が語る『スリー・ビルボード』
そして、去年の作品賞にノミネートしたのが『スリー・ビルボード』。アメリカの片田舎で娘を殺された主婦が警察に不満を持ち、抗議のために巨大な広告看板を設置すると、次々と不穏な事件が起き始める...というサスペンス。惜しくも作品賞は逃したが、娘を殺された母親を演じたフランシス・マクドーマンドが主演女優賞を獲得した。彼女にとっては、『ファーゴ』に続き、2回目の主演女優賞となった。

文化放送が誇る異色タッグラジオ「純次と直樹」のパーソナリティ、高田純次と浦沢直樹は『スリー・ビルボード』に感銘を受けたという。2月17日放送の「純次と直樹」で感想を語り合った。

浦沢 不思議な作品ですよ。着地点がそこ!となった瞬間にこんなの見たことないって思った。
高田 笑いでも泣きでもないよね。

また、2人が注目したのが警察署の署長を演じたウディ・ハレルソン。

高田 いかにも悪役っぽい顔してる。
浦沢 手塚作品に出てきそうな顔ですよね。

浦沢 高田さんって悪役は?
高田 俺はやったことないのよ。
浦沢 詐欺師とか、めっちゃ悪い高田さん見たいですよね。
高田 やりたいよねぇ。そういうの(オファー)来ないんだよねぇ。


悪い高田純次、見てみたいものだ。

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