新幹線で「風邪を防ぐ」には、どの位置に座るべき?

風邪をひきやすい季節。予防法と、かかってしまったときに気をつけたいことを、MBA医師の裴 英洙さんに訊きました。2月18日(月)のオンエアの、J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』』(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」です。


■喉を常に保湿!20分おきに飲み物を

風邪を予防するためには、喉を常に保湿しておくことが重要です。こまめに飲み物を飲みましょう。

:20分おきくらいに飲めば、喉は潤いを保ち、ウイルス感染の可能性を下げることにつながります。できれば胃腸に負担がかからず、体を内部から温めることができるよう、温かい飲み物がおすすめです。

さらに、喉を潤して風邪の予防するには、唾液を出し続けることが効果的。ガムを噛むことも有効です。

:唾液は、ウイルスなどの侵入者に対する最初のブロック機能の役割を果たします。また、噛むという行為は、風邪予防だけではなく、ストレスを解消したり、短期記憶の能力の向上などの効果も期待できます。20分以上噛むとより効果的というデータもあります。


■移動時は一番後ろの席に

新幹線や飛行機は人が多く、「うつってしまうのでは……」と心配なものです。座席の選び方も予防のひとつ。

:風邪をひいた人が咳やクシャミをすると、ウイルスは2メートルから4メートルほど前に飛散して、45分ほど空気中に残ると言われています。目の前にいる人が咳をすれば、自分の顔にウイルスが届く距離ですし、ウイルスは閉鎖された室内を浮遊しているため、それを吸い込む恐れがあります。一番後ろの席を選ぶと予防につながります。


■厚着はほどほどに

気をつけていても風邪をひくこともあるでしょう。「あたたかくして休むといい」とよく言われますが、必ずしも厚着がいいとは限りません。

:もちろん、寒気がするときは暖かくしたほうがいいですが、熱が上がって汗が出てきた段階では、過剰な厚着は避けましょう。体は汗をかくことで熱を下げようとするため、アクリルなどの熱がこもりやすい服を重ね着せずに、綿素材などの通気性のいい服で、汗をかいたらこまめに着替えることが大切です。

より詳しく知りたい方は、裴さんの著書『一流の人はなぜ風邪をひかないのか?――MBA医師が教える本当に正しい予防と対策33』を手にとってみてください。

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【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時−9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr

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