失敗したくない、やる気を保ちたい! そんな人が考えるべきこと

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なにかに挑戦するとき、「失敗したらどうしよう……」と不安になってしまう人は少なくないはず。どうすれば失敗と上手に向き合えるのでしょうか。メンタルトレーナーの柊りおんさんに伺いました。

【4月22日(月)J-WAVE『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ・増井なぎさ)の新コーナー「SAWAI SEIYAKU SOUND CLINIC」】
http://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20190422105229

■挑戦するときは「負ける勝負ができるか」が大事

失敗したらダメだ、失敗したら終わりだ……そんなふうに考えている人は、まず捉え方を変えてみましょう。

:失敗を、避けるべきこと、恥ずかしいことと捉えている人が多いと思いますが、見方を変えると失敗が成功のタネになっていることもたくさんあるんです。

例えばエジソンも電球を発明するまでに、1万回失敗したと言われています。そしてインタビューで「苦労したのでしょうね」と聞かれると、「失敗じゃなくて、うまくいかない方法を1万通り発見しただけだ」と答えたのは有名な話です。

:何かに挑戦するときは、「失敗は当たり前」と考えてください。目標が大きいほど負ける回数も多くなります。挑戦するときには、いかに負ける勝負ができるかが大事。今成功している人を見ても、彼らは失敗しなかった人ではなく、失敗しても挑戦を諦めなかった人なんです。

ちなみに、何事も順調にいった人は、人生の満足度や幸福度が低く、健康状態も劣っているという調査結果も出ているそうです。


■失敗した未来をあえて想像しよう

とは言え、失敗すると、やる気がダウンしてしまうものです。どうすれば失敗を減らし、やる気を保てるのでしょうか。

:失敗した未来をあえて思い浮かべましょう。目標を達成したり、夢がかなった未来を想像するのではなく、その逆を考えるんです。例えば、「10年後、あなたは残念ながら目標をクリアできませんでした。その理由はなんですか?」と自問して、達成できなかった理由を想像してみるんです。そうすると、「ダラダラとネットしていて努力を怠った」とか、改善すべき課題が浮かび上がってきます。今すべきことだけでなく、今やめるべきことも見えてきます。

これは、行動経済学で死亡前死因分析と言われるものだとか。普通、死因は死んだ後に分析しますが、それを死ぬ前に分析して、最悪の結果を避けようとするワークです。ぜひ参考にしてみてください!

コーナー後半では、リスナーの悩みに音楽を処方。この日は「GWがあるため、仕事をその前に納品しないといけないですが、すでに時間が足りません。せめて音楽で癒されたいです」というリスナーに、歌詞の中で「レッツゴースロー」と言っているBoyz II Menの「I’ll Make Love To You」をお届けしました

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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時−13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/

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名古屋のディープタウン「今池」を音楽シーンと共に紐解く1時間

週替わり企画をお届けしている『SATURDAY NIGHT SPECIAL』。

4月27日(土)は、音楽と共に育ってきた名古屋のディープタウン「今池」をフィーチャー。

ライブハウスやレコードショップが立ち並び、古くから名古屋一番の音楽の街として知られている、「ブルースみたいな街・今池」。そこには全国に知られたブルースの店「open house」がありました。

店は、平成のはじめ頃に閉店しましたが、最後の店長を務めた人物が、今、この街の独特な音楽シーンと独特な街づくりの中心にいます。その人物の名前は森田裕。平成最後の冬に、森田氏が「open house」を27年ぶりに復活させました。

ブルース、パンクロック、フリージャズなど先鋭的なジャンルのライブを数々行っていた「open house」の歴史をたどり、70年代から80年代の名古屋の音楽シーンを振り返ります。また、今池の音楽の祭典「IMAIKE GO NOW」や「今池遊覧音楽祭」の立ち上げによる音楽に対する盛り上がりの機運から、open house再開までの道のりについてもインタビュー。

「今池」という街を、今池の住民とミュージシャンへのインタビューから紐解きます。

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