羽生善治×落合陽一の対談も! 豪華イノベーターが繰り広げるトークも魅力の「イノフェス」見どころは

日本最大級のデジタル・クリエイティブフェス「J-WAVE INNOVATION WORLD FESTA 2019」(通称「イノフェス」)が、9月28日(土)、29日(日)に六本木ヒルズで行われます。AR三兄弟の川田十夢さんがナビゲーターをつとめるJ-WAVEの番組『INNOVATION WORLD』(金曜20時)から派生したリアルイベントで、今年で4回目です。

出演するのは、筑波大学准教授でメディアアーティストの落合陽一、将棋棋士の羽生善治、ジャーナリストの田原総一朗、芸人でピコ太郎プロデューサーの古坂大魔王、音楽プロデューサーの亀田誠治など。

さらに、第二弾の出演者として、株式会社ZOZO執行役員の田端信太郎さん、No.1バーチャルユーチューバーのキズナアイ、モデル・ユーチューバー・NMB48の吉田朱里さん、Active8代表取締役の大坂武史さん、メディアアーティストの市原えつこさん、テレビプロデューサーの土屋敏男さん、起業家・デザイナーのハヤカワ五味さんなども発表しました。

イベントの魅力を、川田さんが語りました。

【6月18日(火)J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ・増井なぎさ)のワンコーナー「MUSIC+1」】


■予想の斜め上を行く!? 第二弾出演者は…

出演者の一覧を見て、サッシャは「今回も豪華ですね!」とコメントしました。

川田:ZOZOの田端さんは著書も絶好調だったり、日々SNSで炎上されていたり(笑)。キズナアイさんはVチューバーの中ではトップで260万人に登録されています。
サッシャ:たしか、2位のVチューバーは100万達していないから、キズナアイさんは圧倒的なんですよね。
川田:テレビも出たり、中田ヤスタカさんが曲を書いたり、そんなキズナアイさんが、何やら現実でも動けるみたいなことを今考えています。
サッシャ:現実でも動ける?
川田:今のところバーチャルのチューバーだったんですけど、仕掛けを考えて現実でも動けないかと考えています。
サッシャ:2日目に関してはどうでしょう?
川田:メディアアーティストの市原えつこさんが出てきます。セクハラ・インターフェースという、大根を擦ると喘ぎ声を発する作品を作っている頭おかしい人です(笑)。
サッシャ:いい意味でね?(笑)。
川田:あとは土屋敏男さんやハヤカワ五味さんなど起業家の方もいます。女性が結構出てくる印象です。


■トークセッションの見どころ

番組では、トークセッション内容を一部発表しました。

亀田誠治さん×AmPm他による「スマホとSNS時代の音楽のイノベーション」、本間希樹さんによる「ブラックホールと異次元空間への旅」、羽生善治さんと落合陽一さんのスペシャル対談「AIと人類の未来」、宇野常寛さん×箕輪康介さん×土屋敏男さん×平井理央さんによる「マスメディアとデジタルメディアのイノベーション」、モーリー・ロバートソンさんによるアナログシンセサイザーLIVEなどなど。

他にもAR、VR、AIなど最先端アトラクションが六本木ヒルズに集結。さらに、川田さん率いるテクノコントのお笑いライブも登場するなど文字通り盛りだくさんです。川田さんに1日目、2日目のトークセッションの見どころについて訊きました。

川田:1日目では、亀田誠治さんとAmPmが出てくるのが楽しみです。あと、ブラックホールを撮影している本間希樹さん。すごくチャーミングな方です。ご自身のSNSか何かで、ブラックホールに顔ハメパネルを出していましたね。宇宙の話をしてもらおうと思っています。。あとは、古坂大魔王さん。一貫してピコ太郎のプロデューサーと言い続けているスタミナのすごみが、田原総一朗さんに通じるのか(笑)。そこに田端信太郎さんも入って、3人で「令和になっての新時代の生き方」をガチで話し合ってもらいます。
サッシャ:あえて昭和時代の人たちが喋るのが面白いですね。
川田:意地の張り合いというか。
サッシャ:(笑)。2日目はどうでしょうか。
川田:羽生さんと落合さんの年をまたいでの対談実現です。この一年間でAIが進化していて、将棋を指すにあたってAIの力も羽生さんは借りていたりするので、将棋だけじゃなくてAIとの共生という意味で、次の一手が示されるんじゃないかと思います。
サッシャ:さすが先々を読める棋士だけあって。
川田:そうですね。あとは、編集者の佐渡島庸平と建築家の谷尻 誠と僕でテクノロジーの会社を作ったんですよ。テクノロジーで建築を刷新するようなアイデアとシステムを創っています。
サッシャ:スマートハウス的になるということ?
川田:スマートハウス的もあるし、建築を建てたり壊したり、古い建物をどうやって残すかとか、技術的に残したいと思っています。そういうことができるものをAIと絡めて創っています。そういった建築分野に関する話もあるし、土屋さん、箕輪さん、宇野さんのメディアに関する話もあります。

「イノフェス」の詳しい情報やチケット詳細は公式サイトをご覧ください。また川田さんがナビゲーターを務めるJ-WAVEの番組『INNOVATION WORLD』(金曜20時)もお聴き逃しなく!

この番組をラジコで聴く
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/

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「ベートーベン=才能の人」ではなかった!?

4月24日「長野智子アップデート」(文化放送)、午後4時台「ニュースアップデート」は毎日新聞論説委員の小倉孝保さんが、「ベートーベンに音楽の才能は確認できなかった」というニュースについて解説した。

長野智子「(ベートーベンに音楽の才能がないって)大谷翔平選手に野球の才能は確認できなかった、というぐらいビックリします(笑)。ベートーベンですよ?」

小倉孝保「ベートーベンって相当、音楽的には能力高いですよね」

長野「それはそうですよ(笑)」

鈴木敏夫(文化放送解説委員)「宮廷音楽を我々、大衆の音楽にしてくれた功労者ですよ」

小倉「ベートーベンって18世紀の末から19世紀の初めにかけての、ドイツで生まれた人なんですけど、髪の毛がまだいくつか残っているんです。5、6箇所にあるらしくて。その髪の毛を集めてきて、数年前からDNAの鑑定検査というのが、あちこちの大学で行われているようです。去年でしたか、最初に発表されたのは、どんな病気にかかっていた可能性があるのか、体調はどうだったのか、という話で」

長野「はい」

小倉「彼は鉛中毒で難聴になったんじゃないか、という説があったんですけど、それは否定されたんです。髪の毛からまったく鉛は出なかった。むしろ遺伝子的には肝臓が悪かったんじゃないか、と。恐らくB型肝炎にかかっていて。ベートーベンってすごくお酒を飲んでいたらしいんです。お昼からワインを大体ボトル1本飲んでいた」

長野「そうなんですか(笑)」

小倉「難聴云々というよりも飲みすぎだった感じらしいんです。それは既に発表されているんですけど。今回発表されたのが、また別の大学なんですけど、いろいろDNA検査していても、これという音楽的才能が見つかっていないんです」

長野「音楽的才能はDNAでわかるものなんですか?」

小倉「10年ぐらい前からDNA鑑定の能力が上がるなどして。今回は1万4000人ぐらいのDNAのデータがあって、その中から、リズム感の高い人はこういう集団だとか、そういうデータがあるらしいんですよ」

長野「データが集積されているから……」

小倉「そのデータと合わせたところ、遺伝子的に、特にリズムやビートに関しては、ベートーベンは劣っていたんじゃないか、という。もともと音楽才能が飛び抜けて高かったわけじゃないかもしれないんです。彼の場合はお父さんも音楽家でしたから、音楽を聴いたときにどういう行動をしなさい、とか。彼はピアノもしていて、すごく上手でした。彼の音楽的才能というのは、生活習慣のほうで、生まれたあとから培われていったんじゃないか、という見方が強まっているらしいんです」

長野「それってうれしい情報というか。本当に一握りの限られた天才がいて、ほかは一般人みたいな。天才は特別な遺伝子を持っているのかと思いきや、むしろ生まれたあとの環境から天才が育まれる、という」

小倉「そういう学説のほうが強まっているみたいですね」

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