miletおすすめ! 雨の日に聴くと強い気持ちになれる曲

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』。6月20日(木)の「SONAR'S ROOM」のコーナーでは、miletが「雨の日のプレイリスト」をテーマに4曲紹介しました。

【『SONAR MUSIC』の「SONAR'S ROOM」(22:30-45頃オンエア)】

梅雨入りして天気が不安定な日が多くなりました。雨で憂鬱になるときだからこそ気分転換に聴きたい曲をmiletが紹介します。

・Carpenters『Rainy Days and Mondays』

milet:Carpentersは小学生のときにリコーダーで吹きました。親が好きで、家でもよくかかってました。雨が降って憂鬱になる人も多いと思うけど、実は私はそうでもなくて、むしろ晴れよりも雨のほうが好きです。そう思うようになったきっかけは、小学生のとき仮病で保健室で寝ていたときのこと。池に落ちる雨音とか、雨の日特有のジメッとしたこもった匂いとか、音の響きとかがすごく気に入ったんです。授業が終わってみんなが一斉に廊下に出て、おしゃべりをしはじめたりして。だけど、私はひとりだけ別世界にいるような気分になったんです。それからかな、雨の日は自分の世界にいられるような、特別な気持ちになれるような気がして、私は雨の日が好きです。

・Breaking Benjamin『I Will Not Bow』

milet:いきなりイカつい曲で「どこが雨にピッタリの曲なんだ」と思うかもしれないけど。小学校の修学旅行で京都に行ったんですけど、ずっと雨が降ってたんです。バスで窓の外を眺めながら、ずっとこの曲を聴いてました。これを聴きながら金閣寺に向かってたからね。気性が荒いと思うかもしれないけど、激しい雨にはこのくらいの曲がピッタリなんです。雨が激しい日に、打たれて弱くなるような音楽を聴いていると精神的にやられちゃうので、みんなもこれで強くなろう。

milet は、雨の日は強い気持ちでいたいと言います。

milet:このくらい曲に勢いがあると、ひとりの世界に浸ることができます。特に雨の日だといろいろなアンテナを張り巡らせるというか、考え事もたくさんするし、曲も自然と作りたくなるし、アイデアも湧いてくるし、絵も描きたくなるし、外にも行きたくなります。どんどん行動したくなるんですよね。私が特に好きなのは雨の日の匂い。いろいろな場所に行くと雨の匂いも変わります。川沿いの匂いも、土の匂いも、草の匂いも、その日によって変わります。そういうのも楽しめます。とにかくずぶ濡れになりたい。ずぶ濡れになると、生きている感じがします。

・Icona Pop『I Love It(feat. Charli XCX)』

milet:「I don't careって言いながら生きていきたい」というメッセージが私の人生にあります。私は、大雨のときに家の庭でタンクトップ姿になってシャンプーを持って、雨に打たれて自然のシャワーを浴びることに数年前からハマっています。とっても冷たいし、ただただ寒いけど、とにかく楽しくて、“I don't care 精神”が踊っちゃうんだよね。雨のシャワーでこれを聴いて踊りながらシャンプーをしていました。シャンプーをする必要はなかったけど、せっかくシャワーをするならシャンプーをしようと思って。やりたいと思ったことは、とりあえずやっちゃおうという気持ちを助長する勢いを持つ曲です。それ以来、この曲を雨の日に聴くと「レインシャワーをしたい」って、いろいろとうずきます。おすすめはしないですけどね(笑)。爽快感があって楽しいから、やってみてもいいとは思います。そのあと、すぐにお風呂に走るけど。これをやって何度風邪をひいたことか。去年も風邪をひいたけど今年もやりたい。雨の日に楽しむことは、とても大事だと思いますよ。

・Bob Dylan『A Hard Rain's a-Gonna Fall』

milet:この曲も雨について歌った曲ですけど、この雨はいろいろな解釈ができると思います。自然の雨だとも思うし、戦争の歌にも聴こえて、激しい雨は銃弾の雨かもしれないし、血の雨かもしれない。だけど、やっぱり自然の雨が持つ力強さを感じる歌で、雨といったらこの曲かなって私は思います。

また、milet にとってこの曲は特別な思い入れがあるそうです。

milet:発売中の私のEP『Wonderland EP』に収録されている曲『Wonderland』をつくっているときに『A Hard Rain's a-Gonna Fall』をリファレンスのひとつとしてエンドレスで聴きました。だからなのか、気付いたら『Wonderland』の歌詞の中にも「雨」という言葉が入っていました。この『A Hard Rain's a-Gonna Fall』はオーケストラアレンジされたライブがあります。『Wonderland』を挿入歌に使ってくれた映画『バースデー・ワンダーランド』の監督・原 恵一さんが、Bob Dylanが日本のオーケストラと一緒に歌っているときのライブ映像を見せてくださいました。原曲は知っていたけど、オーケストラアレンジがとにかく最高でした。最初は小雨だけど次第に大きな嵐になっていく感じがします。Bob Dylanの声は、空と天と自分がつながっていくような声でした。この曲のその感じを出したいと思ってつくったのが『Wonderland』でした。

この番組をラジコで聴く
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時ー24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

タグ

【西武】栗山巧選手インタビュー 今シーズン達成が期待される2つの珍しい記録とは?

3月13日放送のライオンズエクスプレスでは、埼玉西武ライオンズの栗山巧選手にインタビューした模様を放送した。今シーズン達成しそうな記録について訊いた。

――23年目のシーズンを迎えました。自主トレから順調でしたか?
栗山「そうですね。順調といえば順調です」

――B班の春野キャンプ(高知県立春野総合運動公園)ではどのような日々を過ごしていた?
栗山「普通に通常のメニューに入って、午後からは入らないメニューもあるのでマシンを打ってといった形でした。ちょっとした働き方改革で(笑)。時間短縮もしながら休む所は休んで、早上がりする時はしてという感じですかね」

――史上15人目の400二塁打まであと1本です。NPBで通算2000本安打、1000四球、400二塁打を全て達成した人は過去7人(王貞治、福本豊、張本勲、金本知憲、立浪和義、榎本喜八、福留孝介)しかいません。全員左打者ですが名前を聞いてどうでしょうか?
栗山「とんでもないメンバーですね。すごい……恐縮です。申し訳ないですね」

――二塁打を1本打つことは大変な事ですよね?
栗山「二塁打を打つのは結構大変です」

――フェンスに直撃したら二塁打にしづらいですか?
栗山「レフトのフェンス直撃であったらたぶん行けると思います。ライトのフェンス直撃は、ライトは肩が強い選手が守っているので(二塁での補殺を)狙ってきよるんですよね(笑)。レフトオーバーなら、ずっと打球を見ながら行けるのですが、ライトはもっと浅めに守ってくれたらという感じですね」

――中村剛也選手とのアベックアーチが見たいです。
栗山「可能性はゼロじゃないですからね」

――最後にアベックアーチを打ったのが、2019年8月17日、ソフトバンク対西武18回戦です。
栗山「僕が先に打って、1人で目立てると思ったら、おかわり(中村剛也)が打ってしまった。『あいつ! 』と思いました(笑) 」

――40代のアベックアーチは、2010年に阪神の金本知憲・桧山進次郎、2013年に中日の谷繫元信・和田一浩、この2組が記録しているだけです。栗山巧・中村剛也がアベックアーチを放つと、パ・リーグ初40代コンビのアベックアーチになるそうです。
栗山「すごいですね。パ・リーグでいないのですか? おかわりはホームランを打つでしょうけど、僕がそこについていけるかどうかですね」

――まず2人が試合に出ないといけないです。
栗山「代打でもいいですよね? 打ちたいです」

※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナウンサー

Facebook

ページトップへ