BiSH セントチヒロ・チッチ「周りのことは気にしていない」 今後達成したい目標は?

J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』(ナビゲーター:ピストン西沢)。7月9日(木)のオンエアでは、BiSHからアイナ・ジ・エンドさんとセントチヒロ・チッチさんが登場。ニューアルバム『CARROTS and STiCKS』や今後の目標について訊きました。


■カラオケで歌うのは難しい

楽器を持たないパンクバンドBiSHは、アイナ・ジ・エンドさん(以下、アイナ)、セントチヒロ・チッチさん(以下、チッチ)のほか、モモコグミカンパニーさん、ハシヤスメ・アツコさん、リンリンさん、アユニ・Dさんの6人のメンバーで構成されています。個性的な名前が並んでおり、西沢は「覚えるのが大変」と戸惑いを隠せない様子。

西沢:ライブでお客さんがメンバーを呼ぶときに、この名前だと長くない? 「モモコグミカンパニー!」って。
チッチ:そういう場合は「モモコー!」ですかね。
西沢:省略されるわけね。「それはいかん!」「正式名を言ってください」って言ったらお客さんは困るよね。
チッチ:確かに。間に合わなくなりますよね。
西沢:ライブ中でお客さんが踊る振り付けとか決まってるの?
アイナ:決まっているというか、自分次第でやってくれるお客さんもいるし、コールをお客さん同士で決めていることもあります。
西沢:メンバーからはお願いしてないの?
アイナ:そうですね。でも、メンバーが振り付けをしているんですけど、サビになったらとりあえず手を挙げとけばマネできるような振りを作っています。だから、初めてBiSHのライブに来ても一体感を出してくれるような感じです。

一方で、西沢が「振り付けはお客さんと楽しむことができるけど、歌はそうはいかないんじゃない?」と質問すると……。

アイナ:歌うのは難しい曲も多いです。
チッチ:高い音も多いし、BiSHは6人で歌っているから、カラオケだと一気にひとりで歌うとなると疲れちゃいますね。
西沢:自分で自分たちの曲をカラオケで歌ったりするの?
チッチ:歌わない……。
西沢:それはBiSH愛を疑われるね。
チッチ:でも毎日のように6人で歌っているから、わざわざひとりになったときに歌わなくていいかなって(笑)。


■BiSHはまわりのことを気にしない

BiSHはニューアルバム『CARROTS and STiCKS』を7月3日にリリース。収録曲『MORE THAN LiKE』はTVアニメ『FAIRY TAIL』(テレビ東京)ファイナルシリーズの第4クールオープニングテーマになっています。

西沢:BiSHの見た目からして、アニメと相性がよさそうですよね。髪の毛の色といい、衣装の色といい、ちょっとだらしない立ち方といい、アイドルとは違った部分がアニメと合うような気がしますよ。
チッチ:ありがとうございます。衣装はずっと外林健太さんが作ってくれていて、いつもいいです。
西沢:女の子だけで歌うグループが少なくないなか、自分たちのカラーを出すのって重要でしょ。
チッチ:そうですね。でも、BiSHはまわりのことを気にしていなくて、6人とも個性があるので、ほかにはないなと思いますね。

番組ではニューアルバム『CARROTS and STiCKS』から『DiSTANCE』をオンエアしました。

チッチ:この曲は今までのBiSHになかった、壮大で、最後のサビでは高揚感を味わえる曲です。歌っているときに「新しい顔だな」と思います。
西沢:これは何人で歌うの?
チッチ:全部、6人全員で歌っています。
西沢:パートを間違えることはない?
チッチ:あんまりないですね。
西沢:自分のパートのとき「きたぞ」って感じになるの?
アイナ:そういう気持ちはあまりないですね。自分のパートの前に歌っているメンバーからうまくバトンをもらわないと、ひとりよがりになったりしちゃうので。


■BiSHは海外でウケる?

チッチさんが手がけるイベント「THAT is YOUTH!!!!FES curated by CENT CHiHiRO CHiTTiii」が7月16日(火)にZepp Tokyoにて開催されます。ほかにも、BiSHは単独公演や夏フェスの出演も控えています。

西沢:BiSHは大きな会場でもライブをするようになり、名前もどんどん上がってきたけど、今後の目標は?
チッチ:BiSHの一番の夢は、東京ドームでのライブです。あと、海外にも行ってみたいという気持ちがメンバーにはあります。
西沢:ウケるかもね。BiSHにある日本人の文化って海外にはないからね。アイドルとも違うし、メタルとも違うし、そこら辺が海外でウケる要素がたくさんあるんじゃないかな。
チッチ:ライブに海外のお客さんも来ますし、それがすごくうれしかったので、BiSHが海外に出向いてみたいなと思っています。

ますます勢いを増すBiSH。東京ドーム公演や海外公演が実現する日は近いかも!? 今後の活躍にも注目です。

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【番組情報】
番組名:『GROOVE LINE』
放送日時:月・火・水・木曜 16時30分−19時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/grooveline/

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藤井 風の『満ちてゆく』2週連続で首位!宇多田ヒカルのデビュー曲もTOP10入り【最新チャート】

J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』で藤井 風の『満ちてゆく』が2週連続1位を獲得した。

このチャートは、J-WAVE全番組のオンエア回数、Billboard JAPAN協力の各音楽ストリーミングサービス、ダウンロード、動画再生回数、CDセールス、SNSのポスト回数をポイント計算。番組では世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。ここでは4月14日(日)付のチャートを紹介!

10位:宇多田ヒカル『Automatic(2024 Mix)』

1998年にリリースの宇多田ヒカルのデビュー曲が26年の時を経てトップ10入りを果たし、先週から55ポイントのジャンプアップで今週の“Hot Popper”Songとなった。デビュー当時にJFL各局で放送されていた宇多田のラジオ番組が『TRÈS BIEN! BOHEMIAN! SPECIAL 2024』として特番で復活。J-WAVEでは、4月15日(月)22時からオンエアされた。4月22日(月)28時ごろまでradikoで再生できる。

9位:水曜日のカンパネラ『たまものまえ』

妖怪とオタクカルチャーをオリジナル脚本で描いたAmazon Originalドラマ『僕の愛しい妖怪ガールフレンド』の主題歌。作曲したケンモチヒデフミは、平安時代末期に日本にいたとされる伝説の狐の妖怪「たまものまえ」をテーマに制作したそう。

8位:Justin Timberlake『No Angels』

先週と変わらず8位に。3月13日にLAで一夜限りのライブを実施したJustin Timberlakeだが、NSYNCのメンバーも登場してパフォーマンスを披露した。この共演は2013年の「MTV Video Music Awards」以来。4月29日(月)からはニューアルバム『Everything I Thought It Was』を引っ提げた北米ツアーをバンクーバーからスタートさせる。

7位:竹内アンナ『最幸のふたり』

2018年にメジャーデビューし、5周年イヤーを迎えている竹内。3rdアルバム『DRAMAS』に収録されている『最幸のふたり』が、先週から2ポイントダウンしたもののトップ10圏内をキープした。竹内は4月21日(日)の『TOKIO HOT 100』にゲスト出演する。

6位:REMI WOLF『Cinderella』

先週から11ポイントアップで6位に。フジロックの出演も発表となっている、カルフォルニア出身のシンガーソングライターREMI WOLF。『Cinderella』は7月リリースになる2ndアルバム『Big Ideas』からの先行シングルとなっている。

5位:Shakira, Cardi B『Puntería』

先週から5ポイントアップで一気に5位にまで上昇。Shakiraは4月13日開催のコーチェラ・フェスティバルにサプライズで登場。2023年に一緒に作品をリリースしているDJのBizarrapのステージに出演し、11月からワールドツアーを実施することを発表した。

4位:Vampire Weekend『Classical』

エントリー3週目で先週に引き続き4位をキープ。コーチェラの2日目となる4月14日に出演し、5年ぶりとなるニューアルバム『Only God Was Above Us』をリリースしたVampire Weekend。北米ツアーもスタートしており、同ツアーは10月まで続いたあと、11月からはUK、ヨーロッパツアーも実施する。

3位:小沢健二とスチャダラパー『ぶぎ・ばく・べいびー』

今週最も高い順位で初登場のHigh Power Debut曲。『ぶぎ・ばく・べいびー』は、J-WAVEのスプリング・キャンペーン「PLAY IT BACK, BOOGIE BACK!」のテーマソングで、いまJ-WAVEでしか聴けない楽曲。小沢健二とスチャダラパーと言えば、名曲『今夜はブギー・バック』が誕生して30年。時代を超えて紡がれる音楽、言葉、ストーリーをシェアする同キャンペーンの詳細はJ-WAVEのウェブサイトをチェック。
https://www.j-wave.co.jp/special/playitbackboogieback/

2位:Beyoncé『Texas Hold 'Em』

3月10日に一度頂点に立った同曲が、再度2位にまで上昇。『Texas Hold 'Em』が収録されているBeyoncéのアルバム『COWBOY CARTER』にPost Maloneをフィーチャーした『Levi Jeans』という曲があり、この曲の影響によりアメリカでリーバイスのデニムの売り上げが20パーセント上昇。Beyoncé自身もInstagramでデニムの上下やデニムのバッグを持つ姿をアップしている。

1位:藤井 風『満ちてゆく』

先週、桜の開花に合わせるように『TOKIO HOT 100』の頂点に立った藤井の『満ちてゆく』。今週もJ-WAVEでオンエア好調に加えてサブスク、YouTube視聴回数など総合的なポイントを重ねて2週連続ナンバーワンを獲得した。藤井が先月出演したNHKの番組『tiny desk concerts JAPAN』の映像が、アメリカの公共放送NPRのYouTubeチャンネルで公開された。5月と6月にはLAとニューヨークの4か所で「Fujii Kaze and the piano U.S. Tour」を開催する。

1位:藤井 風『満ちてゆく』
2位:Beyoncé『Texas Hold 'Em』
3位:小沢健二とスチャダラパー『ぶぎ・ばく・べいびー』
4位:Vampire Weekend『Classical』
5位:Shakira, Cardi B『Puntería』
6位:REMI WOLF『Cinderella』
7位:竹内アンナ『最幸のふたり』
8位:Justin Timberlake『No Angels』
9位:水曜日のカンパネラ『たまものまえ』
10位:宇多田ヒカル『Automatic(2024 Mix)』


『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。放送は毎週日曜の13時から。

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