名波 浩、監督辞任の理由を赤裸々に語る…「しんどかった」と振り返るのは

J-WAVEで放送中の『~JK RADIO~TOKYO UNITED』のワンコーナー「WORDS FROM THE FIELD」(ナビゲーター:GAKU-MC)。10月11日(金)のオンエアでは、ジュビロ磐田元監督・名波 浩が登場。監督辞任の経緯を語った。

この番組をラジコで聴く



■監督辞任「勝てなかった責任をとる」

名波は、6月にホーム川崎戦を終え、ジュビロ磐田の監督を辞任した。

名波:直近のリーグ戦でセレッソ大阪にアウェイで2-0で負けました。また、JリーグYBCルヴァンカップで北海道コンサドーレ札幌とアウェイで戦う直前にクラブがHPに謝罪文を掲載しました。僕は2年連続クラブに謝罪文を出させてしまっているので、その責任は大きいかなということと、リーグ戦の結果が出なかったので、辞任を決断しました。

GAKU-MCは、名波がJFA 公認S級ライセンス(日本サッカー協会が公認する指導者の免許)を取得する前の努力も知っているため、「いろいろなドラマがあったので、辞任会見は涙なしでは観られなかった」と明かす。名波は、詳しく辞任理由を話した。

名波:クラブの社長、強化部、選手など、なにか問題があったのではなく、確実に大きいのは勝敗。ただ勝てなかったので、その責任をとるということです。チームマネジメントのなかでまとまっているとか、ひとつの方向性とか、年月を重ねるうちに自信はついていたので、そういうことが自分のなかで辞めるきっかけになったわけじゃなく、単純に勝てなかったのが大きいですね。
GAKU-MC:結果って難しいですよね。まとまらなくても勝てるときが、もしかしたらあるかもしれないし。
名波:正直、正解はないんですよ。
GAKU-MC:ないですよね。「これはなあ......」と、予想外で残念に思うこともありましたか?
名波:「ありましたね」というほど、数はなかったです。振り返ってみると......、GAKUさんもライブでステージに立つとき、ひとりではなくバンドがいますよね。一般の会社員の方がグループでプロジェクトを動かすときも。そういう例えをすると、僕はサッカーのなかでは、ひとつの異物というか、ノイズが......結果的に悪い方向に行ってしまった。そのノイズは「自分は正しい。チームはこっちにいってほしい」と思って積極的に言動しているかもしれないけれど、それがチームにとってはマイナスになるということは多々ある。ちょっと言葉でうまく説明するのは難しいけど。
GAKU-MC:わかります。よかれと思ってやっても、それがハマらなくて、どんどん逸れていくときもありますよね。
名波:その舵取りを戻すのが、ちょっとしんどかったですね。


■「家族は名波 浩の一番のサポーターだよ」と...

名波はサポーターからの思いを、しっかりと感じ取っていた。

名波:僕は何があってもついてきてほしいし、ついてきてくれるんだなという信用・信頼を強く持ってずっとやっていました。最後の川崎戦まで毎試合、試合前に僕の応援チャントを歌ってくれてたんです。監督の歌があるなんて、監督として異例だと思うんですけど、それが川崎戦前だけなかったんですよね。ということは、そこで信用・信頼の鎖が切れたという意味合いだったと思うんです。見放された感がね。
GAKU-MC:その日、サポーター席に行かれたんですよね。どういう話をしたんですか?
名波:大ブーイングだったので......。辞めると決めていたので、行って最後の挨拶をしようと。ゴール裏の応援席に「コールリーダー」がいるんですけど、彼に「ここで大きい声で言うとうまく伝わらないから、きみがちゃんと伝えてくれ」「僕はここで辞めるけど、これからも選手の後押しをしてくれ」と。その彼から「こういう結果になったことを真摯に受け止めてくれ」と言われて「それは十分にわかってる。責任は全部僕にあるよ」「あとは頼むね」と言って、そこを離れたんです。大ブーイングを受けているその背中をみながら6歳と9歳の我が子たちが大号泣している姿はちょっとかわいそうでしたけどね。
GAKU-MC:子どもたちは、そうですよね......。でも、「監督になるというのは、そういうものだから」と以前に伝えてあった、ということを覚えています。

苦しい状況に立った名波を、家族がしっかりと支えていた。

名波: 2018年のプレーオフを東京ヴェルディとやって、その前にも辞める決意をしていたので、家族会議をして「俺は辞める」と言ったら、息子以外は泣いてましたね。
GAKU-MC:奥さまは何と言ってました?
名波:「家族は名波 浩の一番のサポーターだよ」と。


■今後は「ファイティングポーズはずっととっている」

名波は4年半の監督業をこう振り返った。

名波:選手とともにチームを強くしていこうという切磋琢磨感はチームの雰囲気として出せたと思う。周りも評価してくれたので、そのへんは自信を持っています。でも、ことごとく勝ち点を拾えなかったのは非常に大きい。

GAKU-MCの「監督をやれてよかったと感じたことは?」という質問には、次のように答えた。

名波:選手の成長を身近で感じたり、思ってもいないプレーや発言をしたり、リーダーシップのなさそうな選手が切羽詰まったゲームのなかやゲーム前に大きな発言をしていて「成長したな」と思ったり、ポジションをコンバートしたときに「思いのほかやれているな」と明るい選手の未来が見えたときですね。

「また監督をすることは?」と訊くと、名波は「もちろんファイティングポーズはずっととっている。元日本代表監督の岡田武史さんが電話で『ファイティングポーズはとっとけよ』と言ってくれました」と意欲も見せた。

次回、10月18日(金)のオンエアでも、引き続き名波に話を訊く。放送は毎週金曜の6時30分頃から。お楽しみに!

この番組をラジコで聴く
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『~JK RADIO~TOKYO UNITED』
放送日時:毎週金曜 6時-11時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited/

タグ

残業が多く、仕事に見合った給料がもらえない…フリーに転身したエンジニア「もっと早くフリーになっておけばよかった」

AKB48の向井地美音がパーソナリティをつとめ、公認会計士の澤昭人から身近にある経済の仕組みをわかりやすく学んでいくTOKYO FMの番組「ジュグラーの波~澤と美音のまるっと経済学~」。8月27日(木)、9月3日(木)放送の「美音のまるっとエコノミー supported by PE-BANK」のコーナーでは、株式会社PE-BANK所属のITエンジニア・伊藤研(いとう・けん)さんを迎え、これまでの経歴や現在の仕事ぶりについて伺いました。


向井地美音、伊藤研さん(タブレット端末・画面内)


◆ゲーム好きが高じて訪れた転機
向井地:現在、どんなお仕事をされているのですか?

伊藤:流通金融業界の電子マネー分野で、インフラ構築をしています。コンビニやスーパーに行ったときに(電子決済で)携帯電話をかざしますよね? その売上データを集約するようなサーバを作り上げるような仕事です。

向井地:すごい! たぶん1番お世話になっています(笑)。伊藤さんがエンジニアを始めたきっかけは、ゲームだそうですね。

伊藤:中高生くらいのときにインベーダーゲームが流行り、それにハマりました。ゲームセンターでやると1回100円するので、相当かかってしまうなと。それで“自分でゲームを作れないかな?”と、当時マイコン(マイクロコンピュータ:小型のホビーパソコン)で自作したのが、高校2年の夏休みの頃でした。

向井地:どんなゲームを作ったのですか?

伊藤:「海底宝探し」というゲームを作りました。シンプルですが、ハマるゲームでしたよ。

向井地:ゲームの自作がきっかけでエンジニアになられたんですね。

伊藤:そうですね。高2の夏までは、やりたいことがなかったのですが、“これだ!”と確信して、そこからITの道へ進みました。

向井地:エンジニア歴33年、フリーランス歴は12年ということですが、フリーになったきっかけは?

伊藤:サラリーマンからスタートしたのですが、とにかく転勤が多い会社でした。あちこち行っては戻っての繰り返しで……会社に振り回されていたということと、やりたい仕事をなかなかやらせてもらえませんでした。インフラ構築が得意なんですけど、ちょっと分野が違った。

あとは残業が多かったのですが、それに見合った給料がもらえないということもあって、いろいろと不満が溜まってPE-BANKのドアを叩いたのが12年前でした。今となっては、もっと早くフリーになっておけばよかったなと(笑)。

◆趣味が高じて通販サイトの運営も
向井地:伊藤さんは多趣味で、フリーランスで空いた時間を趣味にあてているそうですね。無類のコーヒー好きとか。

伊藤:親の影響なんですけどね。中学生くらいの頃から、自分で豆を挽いて淹れて飲み続けています。大人になってからは、いろいろなコーヒー豆を買ってきては飲み比べをして、それがどんどんエスカレートして“自分で焙煎したほうがおいしいんじゃないか?”という域に到達しました。

向井地:すごい!

伊藤:生豆を買ってきて、透明なガラス蓋のフライパンに入れて20分間、一生懸命振り続けて(自分で焙煎を)していました。最初は、自分で飲むためにつくっていたのですが、友達にわけていたら「売ってくれ」と言われるようになって、“じゃあ商売をしてみようかな”ということで、2014年からコーヒー豆の販売をしています。

向井地:お店を出されているんですね!

伊藤:名前が“研”で、“ケニー”と呼ばれているので「Kenny's Cafe」という名前で、コーヒー豆のネット通販をしています。イベント出店をして、コーヒーやスイーツを提供することもあります。

向井地:こだわりは?

伊藤:生豆の在庫(or ストック)があるので、注文を受けてから焙煎してお渡しすると、香りがものすごくいいんです。少量生産でやっているからできることなんですけどね。あとは、お客さんの好みを聞いて、オリジナルブレンドをつくったりもしています。例えば……「オリジナル美音ブレンド」とか。

向井地:できるんですか!?

伊藤:ラベルも作って。1回お渡しした(ブレンドの)レシピはずっと保存しているので、1年後に注文を受けても同じものを出せます。

向井地:すごい! そういう仕組みのお店ってめずらしいですよね?

伊藤:なかなかないと思います。

向井地:あと伊藤さんは、地元・仙台のコミュニティFMの番組スポンサーにもなっているそうですね。

伊藤:毎週金曜の18時からの生放送番組「ともかずのハッピーアワー」です。たまたまご縁があって、1回番組に遊びに行ったことがきっかけで、“なにか応援できることはないかな?”ということで、かれこれ4年くらいになります。ちなみに、スポンサーはいつでも番組に出られるという話になっていまして(笑)。

向井地:プライベートも充実しているみたいですね! あらためて、お仕事の話になりますが、エンジニアになってよかったことは?

伊藤:自分の興味のある仕事なので、スキルをフルに発揮できることです。自分としては、まさに天職だなと思います。

向井地:フリーランスのいいところは?

伊藤:自分のライフスタイルに合わせて仕事をコントロールできるところが大きいなと思います。今は、仙台に住みながら東京の仕事をしているのですが、サラリーマンでは、なかなかできないことだと思います。フリーならではの働き方ですね。

向井地:仙台から東京まで通っているのですか?

伊藤:週4日、月曜に(東京に)行って、木曜に(仙台)帰ってくる。金土日は、仙台で過ごす生活を続けています。

<番組概要>
番組名:ジュグラーの波~澤と美音のまるっと経済学~
放送日時:毎週木曜 21:30~21:55
パーソナリティ:澤昭人、向井地美音(AKB48)
番組Webサイト:https://park.gsj.mobi/program/show/46993

Facebook

ページトップへ