今さら聞けない「QRコード決済」を解説! どのくらいお得なの?

J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「LIFE IN SMART」(ナビゲーター:サッシャ・増井なぎさ)。このコーナーではスマホ周りのお役立ち情報をシェアしている。11月26日(火)のオンエアでは、マネーコンサルタントの頼藤太希さんが登場。お得なキャッシュレス決済について紹介した。


■「QRコード決済」ってどうやるの?

頼藤さんは、まずスマホで行う「QR決済」の基本的な部分を紹介した。

頼藤:専用のアプリをダウンロードして、銀行口座やクレジットカード情報を登録して使います。スマホに表示させたQRコードをお店側が読み取るか、逆にお店側のQRコードを読み取って支払いができるようになります。慣れるまでは少し時間がかかるかもしれないけど、現金払いよりは早いかなと思います。

キャッシュレス決済は現状、支払額の一部がポイントで還元されるというメリットがある。

頼藤:たとえばPayPayであれば支払額の1.5%が付与されます。クレカだと1%くらいじゃないですか。そういった中でスマホ決済はたびたびキャンペーンを実施していて、20%還元のときもあります。
サッシャ:PayPayもクレカを接続させることができるので、そうすると合わせて2.5%くらい還元されるんですよね?
頼藤:そうです。あと政府が最大5%のキャッシュレス還元事業を推進しているので、スマホ決済ももちろん対象なので使わなきゃ損ってことですね。
サッシャ:だから、たとえば1.5%に加えてクレカが1%、それにさらに政府のコンビニだったら2.5%だと4.5%戻ってくると。100円のものを買ったら実質95.5円になるということですよね。


■PayPayかLINE Payか、どっちがいい?

さまざまな種類があるキャッシュレス決済。実際にどれがお得なのか。PayPay、LINE Payをそれぞれサービスごとに説明した。

頼藤:PayPayは1.5%と他より還元率が高く、ヤフーのクレジットカードを使うと二重取りが可能で、合わせて2.5%還元となります。利用可能店舗数は150万箇所、キャンペーンも充実しています。12月1日からは20回に1回最大1000円戻ってくるキャンペーンが始まります。あとは公共料金の請求書払もできるようになって、これもポイントが貯まります。これは0.5%ですね。
サッシャ:すごいですね。公共料金を払ってポイントが貯まるって、今まで絶対なかったですよね。これはソフトバンクユーザーだとさらに特典あったりしますよね?
頼藤:長期継続特典で初回は3000円、2回目以降は1000円というのがありますね。
サッシャ:ちなみに個人間のお金のやりとりもできるんですよね?
頼藤:個人間送金も無料でできますし、出金もできます。他のスマホ決済よりも手数料が安いですね。

頼藤さんは続いてLINE Payを解説。

頼藤:LINE Payは利用額に応じて0.5〜2%付与されます。利用店舗可能数が170万箇所でスマホ決済の中で一番多いですね。あとは公共料金の請求書払もできて、ポイントも貯まります。LINE Payのほうが個人間のやり取りは強いですね。
サッシャ:LINEのアカウントを知っていればできるってことですよね。
頼藤:無料で作れるLINEPayカードも発行できまして、QR決済は使えないけどカード決済ができるときに使えます。
サッシャ:そうするとLINE Payから引き落とされるということですよね。このカードは無料で作れるんですか?
頼藤:作れます。

最後にキャッシュレス決済がたくさんある中で何を基準に選べばいいかをアドバイスした。

頼藤:選ぶ基準は3点あります。1つ目は普段活動するエリアで利用できるかどうか。2つ目は普段使っているポイントと相性がよいかどうか。3つ目は還元率が高いかどうか。そういう風に考えるとPayPayはマストかなって思います。
増井:いくつか持っていたほうがいいですか?
頼藤:2つくらいに絞るといいですね。PayPayと何かもう1つって感じになると思います。

J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「LIFE IN SMART」では、スマホ周りのお役立ち情報を紹介される。放送は月曜~木曜の11時20分頃から。次回もお聞き逃しなく!

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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/

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春風亭一之輔が能登にエール「復興のために行動に移そう」

4月19日(金)、落語家・春風亭一之輔がパーソナリティを務める「春風亭一之輔 あなたとハッピー!」(ニッポン放送 金曜朝8時~)が放送。能登半島地震で多大な被害を受けた能登地方にある牧場主がスタジオ出演し、一之輔が能登をはじめとした被災地へのエールを送った。

春風亭一之輔

1月1日の能登半島地震から109日、この日東京・有楽町のニッポン放送のスタジオへ、石川県能登町の西出牧場の西出穣(にしで・みのる)さんが来訪した。

西出さんと同番組との縁は、約4年前に番組内の抽選コーナーで電話がつながったことから始まった。西出さんの牧場で生まれた子牛に一之輔が名前をつけたことで一気に距離が近づき、今に至る。

ついに初対面となったが、前職が観光人力車の俥夫(しゃふ)だったからか、その滑らかなトークに、一之輔も「ラジオパーソナリティができるんじゃないかな?」と感心。

西出穣さん

地震発生の瞬間の状況や、それによるダメージ、自身や家族の生活の苦労はもちろん、牧場の牛たちへの水の確保も大変だったことなどや、搾乳したものの泣く泣く大量に廃棄せざるを得なかったことなど、“これまで”を丁寧に語った西出さん。

そして、“いま”と“これから”については……

ボランティアの状況については、西出さんの仲間であり、輪島市の中でも特に被害の大きかった地域の町野町の復興プロジェクト実行委員長に聞いたこととして「能登の人達って、なんとなく人に頼るのが……なにか『助けて』って言いにくい、そういう気質の人が多くてですね、おじいちゃん、おばあちゃんたちが自分ひとりでタンスを立てようとしてたり、雨漏りで濡れた畳を運び出そうとしてたりということで。『ボランティア使ったらどう?』って勧めても、『自分たちでやるからね』って言ってしまう」と話した。結果的に、必要だとして声が上がってくる人数がかなり少なくなっているが、現実はまったく足りていないという。以前のボランティアは金沢から能登に移動してきて、活動時間が2~3時間ほどしかないということもあったとのことだが、今では珠洲市や七尾市などにボランティアが泊まれるテント村も開設されてきているとのことで、これによる活動時間の増加に西出さんは望みを見せた。

また、「絶対に能登に行きます」というリスナーからのメールを一之輔が紹介すると、「これから少しずつですけど、復興、進んでいくんで。少しずつ、元気にしようっていうイベントとか、町も企画していくと思うのでね、徐々に徐々に、まずは金沢ぐらいから」と、段階的な観光での来訪による復興についても期待を寄せた。

そして、西出さんなど奥能登の酪農家を含めた能登の地乳(じにゅう)『能登ミルク』は、東京でも味わうことができる。東京駅前にある石川県のアンテナショップ「八重洲いしかわテラス」で販売されているが、人気商品ということで、「おかげさまで連日完売ということなので、もしなかったら次の入荷を店員さんに確認していただければありがたいと思います」と話した。

西出さんのお話に耳を傾けるスタジオ一同

一之輔は、「西出さん、本当に体に気をつけて……頑張ってくださいって言うのも、まあ東京にいて口で言うのは簡単なんだけれども……本当に牛乳、おいしい牛乳のためにも、ご家族のためにも」とエールを送り、「いつか本当に能登のほうで落語をやらせていただけるといいなと」と語りかけて、大変ななか上京して出演した西出さんに感謝しながら送り出した。

その後「行けないかなあ?」と、自身のびっしりとスケジュールが記された手帳を開き、「この日、行けるかもしれない? だめだったらごめんね。でもちょっと考えよう。いろいろ検討し、西出さんと連絡をとり合いながら」と話した一之輔は、「能登の復興のためにいろいろ行動に移そうじゃないですか」と呼び掛けた。

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