スガ シカオ、穏やかな日常を祈って…「Progress」も熱唱したJ-WAVE LIVE 2020レポート

スガ シカオ(撮影=三吉ツカサ)

J-WAVEが2000年から毎年続けてきたライブイベント『J-WAVE LIVE』。2020年は、9時間にわたる特番『J-WAVE HOLIDAY SPECIAL Takanawa Gateway Fest presents J-WAVE LIVE2020 #~音楽を止めるな~』をオンエアする形で開催した。出演したのは、ASIAN KUNG-FU GENERATION、KREVA、SIRUP、SKY-HI、スガ シカオ、東京スカパラダイスオーケストラ、秦 基博、ハナレグミ(※五十音順)の8組。

8月13日(木)に映像配信される前に、現時点で最新となるスガ シカオのライブの模様をお届けしよう。(J-WAVE NEWS編集部)
 

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ボーカル&アコースティック・ギターの自身に、ギターDURANとドラムFUYUが加わった変則3ピース編成で、2020年の『J-WAVE LIVE』に臨んだスガ シカオ。2006年に発表して以降、彼のライブにおけるハイライトであり続ける「19才」でスタート。まずスガがひとりでリフを奏で、歌い始め、1コーラス回ったところでDURANとFUYUの音がガツンと加わり、音の温度が一気に上がる。

「どうもスガ シカオです!」と挨拶のMCをしながら、何度もフットペダルを踏み、拍手&歓声のSEを出すスガ。「いつもの『J-WAVE LIVE』のように、『もう夏だぜ!』という感じで、最後まで盛り上げていきたいと思います!」という宣言から、その言葉どおりのアップテンポな曲調、ただし歌詞はそのカラーとは逆なところが彼らしい「真夜中の虹」を聴かせる。

 

 

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3曲目は、スガとDURANの2人で、最初期の名曲「黄金の月」(セカンド・シングル/1997年リリース)。前半は弾き語り状態でスガの独壇場、間奏からDURANが演奏に加わっていく。

次は「Progress」。「いつか今のこの状況が収まって、穏やかな日常が来ることを祈って、一歩一歩やっていくしかないんじゃないか、と、今は思っています。そんな気持ちをこめて、ひとりで歌いたいと思います」と、この曲を弾き語りにした理由を明かしてから歌う。「誰も知らない世界へ向かっていく 勇気を“ミライ”っていうらしい」「“あと一歩だけ、前に 進もう”」というこの曲を歌うことは、今のスガにとってガソリンになっているのかもしれない。

 

 

 

 

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続いては、リズム・マシンの音から始まった「アストライド」。うまく前へ進めない自分の心の葛藤を、さまざまな角度から描きながら、「君が思う世界へ まず君が歩き出すんだ」という最後のラインに辿り着くこの曲を選んで、「Progress」の次に歌うことにしたのは、やはり、今のこの社会状況の中で行うライブだからだろうか。

 

 

 

 

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こんなに長いこと歌わなかったのは初めてだし、密になるので誰かと一緒に演奏することも禁じられていた、だから今日はどうしても誰かと一緒に演奏したかった──と、DURANとFUYUを紹介しながら、拍手&歓声のSEを鳴らす。そのSEに「嘘ってわかってても心が躍るね。なんかあがる。よし、あがってるうちに次にいこう!」とギターを弾き始める。「アシンメトリー」だ。この曲ではFUYUはカホンを叩く。

ラストは、スガ屈指の「ライブ後半の発火曲」である「Party People」。DURANがすさまじいギター・ソロを聴かせ、それに呼応してスガがシャウトをキメる。曲を締めくくったスガは、「ありがとうございました! スガシカオでした!」と右腕を上げ、腕を倒し、カメラを指差してみせた。

 

 

 

 

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(取材・文=兵庫慎司、撮影=三吉ツカサ)

■セットリスト
M1. 19才
M2. 真夜中の虹
M3. 黄金の月
M4. Progress
M5. アストライド
M6. アシンメトリー
M7. Party People

 

 

 

 

映像配信情報

タイトル:J-WAVE LIVE 2020 ~#音楽を止めるな~
配信日程:2020年8月13日(木)20:00~
※この日はJ-WAVEの周波数「81.3FM」にかけた「J-WAVEの日」です。
※放送後にアーカイブ配信も行います。※2020年8月20日(木)23:59まで
配信プラットホーム:LIVE LOVERS https://livelovers.jp/(Streaming Plus)
・視聴料金
・視聴券(7月25日~8月20日18時)¥3,500(税込)
・グッズ付視聴券(7月25日~7月31日)¥4,500(税込・送料別)*グッズは8月上旬にお届け予定
・グッズ付視聴券(8月1日~8月20日)¥4,500(税込・送料別)*グッズは9月上旬にお届け予定

視聴券販売サイト:http://eplus.jp/j-wavelive2020/

配信/視聴方法に関するお問い合わせは↓
イープラスサポートサイト:https://eplus.jp/streamingplus-userguide/

 

 

公式グッズ情報

・オフィシャル“BIG-Tシャツ”(ユニセックス/アーミーグリーン)¥3,300(税込)
・オフィシャル“BIG-Tシャツ”(レディース/ホワイト)¥3,300(税込)
・J-WAVEオフィシャルマフラータオル ¥1,320(税込)*グッズ付視聴券のタオルとは別色
・J-WAVEオリジナル ecoバッグ ¥770(税込)
・J-WAVEオリジナル 洗えるフェイスマスク(クール素材)¥550(税込)

公式グッズ販売サイト:https://shop.eplus.jp/jwavespeciallive2020/

『J-WAVE HOLIDAY SPECIAL Takanawa Gateway Fest presents J-WAVE LIVE2020 #~音楽を止めるな~』とは

J-WAVEが2000年から毎年続けて来たライブイベント『J-WAVE LIVE』を、9:00~17:55の約9時間にわたり、J-WAVEのオンエアで開催しようという初の試み。出演アーティストは8組で、ナビゲーターはクリス・ペプラー、その8組以外の時間は、過去の『J-WAVE LIVE』におけるさまざまなアーティストたちの、貴重なライブ・テイクが放送された。

会場は、JR山手線高輪ゲートウェイ駅前特設会場にオープンした「Takanawa Gateway Fest」会場内のJ-WAVEプロデュースによるエンターテイメントレストラン、J-WAVE NIHONMONO LOUNGEと、この日が杮落しとなる東京・有明の8,000人キャパの新ヴェニュー、東京ガーデンシアターの2ヵ所。

東京ガーデンシアターのKREVA、ASIAN KUNG-FU GENERATION、東京スカパラダイスオーケストラと、J-WAVE NIHONMONO LOUNGEのSKY-HIとSIRUPは、ライブをリアルタイムで生中継。J-WAVE NIHONMONO LOUNGEの秦基博・スガシカオ・ハナレグミは、事前に行ったライブの音源がオンエアされた。

放送局:J-WAVE(81.3FM)
番組名:J-WAVE HOLIDAY SPECIAL Takanawa Gateway Fest presents J-WAVE LIVE 2020 ~#音楽を止めるな~
放送日時:2020年7月24日(金・祝)9:00~17:55
ナビゲーター:クリス・ペプラー(J-WAVEナビゲーター)
出演アーティスト:ASIAN KUNG-FU GENERATION、KREVA、SIRUP、SKY-HI、スガ シカオ、東京スカパラダイスオーケストラ、秦 基博、ハナレグミ(※五十音順)

radikoのタイムフリー:7月30日(木)28時59分までradikoのタイムフリーでオンエアが聴取可能。

(PART1)http://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20200724090000
(PART2)http://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20200724120000
(PART3)http://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20200724150000

番組公式サイト:https://www.j-wave.co.jp/special/live2020/
番組公式Twitter:https://twitter.com/jwavelive2000

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■監修者プロフィール:小林みなみ(こばやし・みなみ)
編集・ライター。出版社、大手占いコンテンツ会社勤務を経て、フリーランスに。会社員時代に占いに初めてふれ、その世界にはまる。現在は、雑誌・Webで占い記事をメインに執筆している。

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