秦 基博、「息を呑む」ほどの特別な瞬間を、ラジオを通じたライブで届ける【J-WAVE LIVE 2020】

秦 基博(撮影=三吉ツカサ)

J-WAVEが2000年から毎年続けてきたライブイベント「J-WAVE LIVE」。2020年は、9時間にわたる特番『J-WAVE HOLIDAY SPECIAL Takanawa Gateway Fest presents J-WAVE LIVE2020 #~音楽を止めるな~』をオンエアする形で開催した。出演したのは、ASIAN KUNG-FU GENERATION、KREVA、SIRUP、SKY-HI、スガ シカオ、東京スカパラダイスオーケストラ、秦 基博、ハナレグミ(※五十音順)の8組。

8月13日(木)に映像配信される前に、現時点で最新となる秦 基博のライブの模様をお届けしよう。(J-WAVE NEWS編集部)
 

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トップはJ-WAVE NIHONMONO LOUNGEから、秦 基博の弾き語りライブ。グリーンとイエローの照明がステージを染める中、「ひまわりの約束」でスタート。

映画『STAND BY MEドラえもん』の主題歌として、2014年に大ヒットした曲であり、その作品にリンクした歌詞であることは知られているが、今のこの世の中の状況で聴くと、その詞に、これまでなかった意味が新たに加わって届くように感じる。

歌い終え、軽くギターのチューニングを確かめてから、「こういう形での『J-WAVE LIVE』は、もちろん初めてですけど、みなさんにここから音楽が届くように、楽しんでいただけるように、僕も精一杯歌いたいと思います」と挨拶。

そして、2曲目「トラノコ」へ。当然、ライブで歌う現場はしばらくなかったはずだが、どこまでも届いていきそうなほど、声がよく伸びる。サビで声量がマックスになるところでは、オフ気味にマイクから距離をとったりしている。

 

 

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軽やかであたたかな曲のトーンに合わせて、ステージがオレンジ色の照明で照らされた「シンクロ」を経て、MC。昨年久々にアルバムをリリースしたこと、そのアルバム『コペルニクス』に入っている「在る」は、映画『ステップ』の主題歌として書き下ろしたこと、春先に公開される予定だったが、ようやく先日公開になったこと(7月17日)、映画からインスピレーションをもらって、「存在する」というテーマで作った曲であることを、説明する。

そして「在る」。「今はいない」ことが「かつては確かにいた」ことを浮き彫りにする、だから「いること」と「いないこと」は等価である──そんな思いを「僕の半分は君だから いつだって ここに在ると思うよ」という切り口で描いた曲。そんな感情を、ひとことひとことの意味を確かめるように、丁寧にメロディにのせていく。

 

 

 

 

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次は、一転してアッパーに転じた「鱗(うろこ)」、オリジナルは亀田誠治によるストリングスが施されたアレンジだが、歌とアコースティック・ギターだけになっても……いや、そうなるとよりいっそう、タフな響きを持っている曲であることがわかる。

「今年はこういう形での『J-WAVE LIVE』でしたけど、またもし呼んでいただけるなら、みなさんと会って、ライブを楽しめたらなと思います」という、今ならではの言葉をはさんでから、最後に歌われたのは「70億のピース」だった。最後のサビ「♪70億のピースが 描き出す〜」にさしかかり、ギターがブレイクし、歌だけになった瞬間の空気。「息を呑む」というのはこういうことだ、と言いたくなる、本当に特別なものだった。その感じは、ラジオを通して聴いていた人たちにも、きっと届いたと思う。

 

 

 

 

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(取材・文=兵庫慎司、撮影=三吉ツカサ)

■セットリスト
M1. ひまわりの約束
M2. トラノコ
M3. シンクロ
M4. 在る
M5. 鱗(うろこ)
M6. 70億のピース

 

 

映像配信情報

タイトル:J-WAVE LIVE 2020 ~#音楽を止めるな~
配信日程:2020年8月13日(木)20:00~
※この日はJ-WAVEの周波数「81.3FM」にかけた「J-WAVEの日」です。
※放送後にアーカイブ配信も行います。※2020年8月20日(木)23:59まで
配信プラットホーム:LIVE LOVERS https://livelovers.jp/(Streaming Plus)
・視聴料金
・視聴券(7月25日~8月20日18時)¥3,500(税込)
・グッズ付視聴券(7月25日~7月31日)¥4,500(税込・送料別)*グッズは8月上旬にお届け予定
・グッズ付視聴券(8月1日~8月20日)¥4,500(税込・送料別)*グッズは9月上旬にお届け予定

視聴券販売サイト:http://eplus.jp/j-wavelive2020/

配信/視聴方法に関するお問い合わせは↓
イープラスサポートサイト:https://eplus.jp/streamingplus-userguide/

公式グッズ情報

・オフィシャル“BIG-Tシャツ”(ユニセックス/アーミーグリーン)¥3,300(税込)
・オフィシャル“BIG-Tシャツ”(レディース/ホワイト)¥3,300(税込)
・J-WAVEオフィシャルマフラータオル ¥1,320(税込)*グッズ付視聴券のタオルとは別色
・J-WAVEオリジナル ecoバッグ ¥770(税込)
・J-WAVEオリジナル 洗えるフェイスマスク(クール素材)¥550(税込)

公式グッズ販売サイト:https://shop.eplus.jp/jwavespeciallive2020/

『J-WAVE HOLIDAY SPECIAL Takanawa Gateway Fest presents J-WAVE LIVE2020 #~音楽を止めるな~』とは

J-WAVEが2000年から毎年続けて来たライブイベント『J-WAVE LIVE』を、9:00~17:55の約9時間にわたり、J-WAVEのオンエアで開催しようという初の試み。出演アーティストは8組で、ナビゲーターはクリス・ペプラー、その8組以外の時間は、過去の『J-WAVE LIVE』におけるさまざまなアーティストたちの、貴重なライブ・テイクが放送された。

会場は、JR山手線高輪ゲートウェイ駅前特設会場にオープンした「Takanawa Gateway Fest」会場内のJ-WAVEプロデュースによるエンターテイメントレストラン、J-WAVE NIHONMONO LOUNGEと、この日が柿落しとなる東京・有明の8,000人キャパの新ヴェニュー、東京ガーデンシアターの2ヵ所。

東京ガーデンシアターのKREVA、ASIAN KUNG-FU GENERATION、東京スカパラダイスオーケストラと、J-WAVE NIHONMONO LOUNGEのSKY-HIとSIRUPは、ライブをリアルタイムで生中継。J-WAVE NIHONMONO LOUNGEの秦基博・スガシカオ・ハナレグミは、事前に行ったライブの音源がオンエアされた。

放送局:J-WAVE(81.3FM)
番組名:J-WAVE HOLIDAY SPECIAL Takanawa Gateway Fest presents J-WAVE LIVE 2020 ~#音楽を止めるな~
放送日時:2020年7月24日(金・祝)9:00~17:55
ナビゲーター:クリス・ペプラー(J-WAVEナビゲーター)
出演アーティスト:ASIAN KUNG-FU GENERATION、KREVA、SIRUP、SKY-HI、スガ シカオ、東京スカパラダイスオーケストラ、秦 基博、ハナレグミ(※五十音順)

radikoのタイムフリー:7月30日(木)28時59分までradikoのタイムフリーでオンエアが聴取可能。

(PART1)http://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20200724090000
(PART2)http://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20200724120000
(PART3)http://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20200724150000

番組公式サイト:https://www.j-wave.co.jp/special/live2020/
番組公式Twitter:https://twitter.com/jwavelive2000

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今まで乗って来た車は50台以上! 内藤剛志、オドロキの車遍歴

4月25日(木)、「くにまる食堂」(文化放送)の最初のコーナー「ニュース一番出汁」では、俳優の内藤剛志さんが、これまでの人生で乗って来た数々の車について語った。

野村邦丸アナ「今朝ピックアップするニュースはこちら。
『苦境テスラ、低価格に活路。生産前倒し、中国車に対抗』
日本経済新聞によると電気自動車市場をけん引してきたアメリカのテスラが成長戦略の見直しを迫られている。2024年1~3月期は低価格の中国EVにおされ、4年ぶりの減収減益。イーロン・マスク最高経営責任者は、撤退観測もでていた次世代の低価格EVについて、逆に投入を前倒しすることを表明した。ただ当初の仕様とは大きく異なる可能性もでており、挽回の道筋はまだ見えていないということです」

内藤剛志「テスラって、やっぱり未来の車っていうイメージでスタートして、そっちへ変わっていくことが新しいこと、オシャレなことであるようなことだったんだけど、低迷している原因は、価格が高すぎるってことですか?」

邦丸「まったくその通りですね。テスラは販売価格そのものが高い。当初はそれでも価格を抑えて、バーッと広まってったわけですね。アメリカの自動車を運転される方でも収入差はありますから、今ではどうしても、ある程度の収入が無いとテスラは買えない。そこにこの中国のBYD(比亜迪)、ここはですね、日本円で200万から300万円以内で買えるってことで、アメリカのドライバーさんて、どこの国の車ってまったく関係ないそうです」

内藤「僕で言えば、オール電化だとなかなか日本では乗りにくいのかなって気が、ちょっとします」

邦丸「充電という問題がありますもんね」

内藤「そうそうそう。実はですね、僕、めっちゃ車が好きで。18で免許取ってから約50年ぐらい? 今年69になりますから、そんなもんですね。BS日テレの『おぎやはぎの車遍歴』という番組に出た時に、全部思い出していくわけですよ。ずーっと思い出してたら、気が付いたら50何台で。そんなに乗ってたんです、僕」

邦丸「その内藤さんが乗って来られた車、一部抜粋しますと、いすゞ自動車……今一般的な自動車の販売はしていませんが、いすゞジェミニ、いすゞ117クーペ、トヨタランドクルーザー、三菱ジープ、ホンダCR-X、ユーノスロードスター、ジープラングラー、GMCユーコン、アルファロメオ、ポルシェ、メルセデス・ベンツ……色々乗ってらっしゃいますが」

内藤「まず、申し上げたいことがあるんですけど、別にお金があるからじゃないんですよ? 父、母……母はですね、昭和30年代から乗ってるんです。それから家内、子どもも乗ってる。で、一時期二世帯住宅に住んでましたんで、全員が免許を持っているから車の台数が増えたというのもある。基本的には俺が代表で買ってたっていうのもありますが、全部に乗ってたわけじゃないんです」

邦丸「あ、これは内藤家の車ということで!」

内藤「後半になると僕、なぜだか外車が多いじゃんって感じですが、CMの関係があってですね、あんまり日本車が好きだって言ってるとCMが来なくなるんですよ」

邦丸「これは役者としては、悩ましいところですね?」

内藤「そうなんですよ。日産のルネッサっていう車のCMをやらせていただいたんですけど、その時痛感したんです。やっぱり、他の日本車で撮影現場に行っちゃいけないんですよ、日産の車に乗ってますから。なので、前の事務所の方が、なるべくなら日本の車じゃないものに乗れと」

邦丸「そういうこともあるんですか!」

内藤「まだ僕、狙ってるんですよ、CMを(笑)」

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