大原櫻子「まずいと思っています」 相撲嫌いな記者の役を演じるのに…

伊藤健太郎と大原櫻子が21日、都内で行われた舞台『両国花錦闘士』の製作発表会見に大鶴佐助、紺野美沙子、りょうと参加した。

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明治座・東宝・ヴィレッヂというそれぞれ歴史もカラーも異なる三社から、同じ年齢の男性プロデューサー3名が立ち上げた“三銃士企画”の第一弾公演。人気漫画家・岡野玲子による相撲をテーマにした同名漫画を舞台化する。2020年12月5日から23 日まで明治座での東京公演を皮切りに、来年1月には大阪・新歌舞伎座、福岡・博多座で上演される。

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(c)2020『両国花錦闘士』

伊藤の半裸姿を写したポスターが話題。しかし当の伊藤は街中でのポスター掲示に「ぜひやめていただきたい!友だちからも『すごいビジュアルだね!』と言われた」と大テレで「ポスターの撮影中は全裸なんですけど、顔だけはファッション誌を撮っている顔をしてほしいと言われて……。情緒不安定な形でやりました」と舞台裏を明かして笑わせた。

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まわし姿で舞台に立つことへの抵抗感は「まったくございません! この仕事をしていると感覚がおかしくなって、裸でいても恥ずかしいという抵抗感も感覚もなくて」と余裕。現在体作りのためにジムに通っているそうで「今現在も筋肉痛の毎日で大変ですが、もっともっと頑張らなければ。まわし姿で舞台に立った時に恥ずかしくない姿にしたい。今は体重68キロくらいですが、72キロくらいまでは増やしたい」と意気込んだ。

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ミュージカル場面もあり「舞台で歌うのも踊るのも初めて。歌への苦手意識は強いけれど、音楽自体がロックでカッコいい。個人的にロックの曲が好きなので、そんな楽曲が多いことで自分の歌う歌が好きになれるのは大きなポイント。歌稽古も楽しくやっています」と充実した表情だ。

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一方、相撲嫌いの記者役の大原は「実際に相撲を見たら、面白いスポーツだと思ってファンになりました。相撲について勉強をしている途中ですが、相撲嫌いな記者役なのにどんどん相撲を好きになってしまい……。マズイと思っています」と苦悩。歌唱シーンでは「いまだかつて挑戦したことのないラップを歌います。非常に新しい挑戦になっているので楽しみ。みなさんに負けないように頑張ります」と新境地開拓を宣言していた。

(文=石井隼人、撮影=田中亜紀)
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