平井 堅などの“歌まね”で人気! 松浦航大が考える「オリジナリティ」とは?

ものまねタレント・YouTuberの松浦航大が、ソロファーストシングル『オリジナリティ』を紹介し、リスナーから多数のリクエストをもらった楽曲を生歌唱した。

松浦が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『~JK RADIO~TOKYO UNITED』(ナビゲーター:ジョン・カビラ)のワンコーナー「MUSICLICK」。ここでは6月18日(金)のオンエア内容をテキストで紹介する。

先生のまねがきっかけでものまねを開始

変幻自在の七色ボイスの持ち主である松浦は、YouTubeチャンネル登録者数64万人、100万回再生以上の動画も30本を超えている。そもそも野球少年だった松浦だが、なぜものまねの道に進んだのだろうか。

松浦:中学校3年間は野球をやっていたのですが、高校に上がって高校の先生の授業を聞くにつれて、学校の先生はクセの強い人が多いなと思って。友だちの前で、学校の先生が言わなさそうなことを、その先生のものまねで披露するみたいなことをやったらすごく好評だったんですよ。気づけばそこから始めたのかなと。
ジョン:特徴を捉えるのが1つの技、それを再生するのがまた大きなポイントですが、歌まねはどこから始まったんですか?
松浦:歌まねもちょいちょい友だちの間でやってたんですけど、最初は平井 堅さんですね。
ジョン:鉄板中の、そこですか。
松浦:声深い系が得意なので、他にもSkoop On SomebodyのTAKEさんとか馬場俊英さんとかも高校時代やっていたんですけど、やっぱり平井 堅さんは最初に始めましたね。

3ピースユニット「aoiro」でも活動をしていた松浦(現在は活動休止)。ものまねレパートリーの増やし方についてカビラは質問した。

松浦:最初は平井 堅さん1本で動画を出していたんですけど、動画の伸び方をもっと増やすにはどうしたらいいかなということで、高校時代に好きだった『ハモネプ』って番組のドリームチームみたいなのを自分のものまねで再現したらどうなのかっていうのをやってみたんですよね。ボイパがHIKAKINさんで、ベース玉置(浩二)さん。コーラスにスキマスイッチ、ミスチル、マッキー(槇原敬之)さん、平井 堅さんみたいなチームを作ってやった動画が、Twitterでドカンとヒットしました。

オリジナリティとは…メッセージ込めた自作ソロ曲も発表

松浦は6月23日(水)に、ソロファーストデジタルシングル『オリジナリティ』をリリースする。作詞・作曲も手掛けたこの曲に込めた思いとは。

松浦:誰かの真似をしてしまうことって、オリジナリティに欠けてしまうみたいに思ってしまう人がたくさんいるんじゃないかなと思うんですけど、僕は誰の真似だっていいじゃないかってすごくいいたくて。ヘアスタイルとか服の趣味とか、恋愛とか仕事とかもそうだと思うんですけど、日常生活はみんな誰かの真似をして過ごしていて……。
ジョン:モデルがいたりとかしますしね。ロールモデルにモチベーションを高めてもらえるってこともありますからね。
松浦:というのもあって、そういう好きだったり憧れだったりを突き詰めることによって、そのなかでこそつかめる自分らしさ、オリジナリティがあるっていうメッセージ性をこの曲に込めました。
ジョン:先を見据えるのが難しい昨今ですが、このぐらいのスカっとした明快な主張が今欲しいですよ。こうやって歌い上げてなおかつお仲間とも一緒になってステイホームの皆さんを鼓舞するYouTubeの企画も最高だし。
松浦:おうちソングメドレーですね。
ジョン:そして紅白メドレーもやってくれましたし。この企画もオリジナルだと思います。

今回の「MUSICLICK」の候補曲は平井 堅『瞳をとじて』、Mr.Children『365日』の2曲。松浦はそれぞれのアーティストの魅力を、以下のように語った。

松浦:平井 堅さんはすごく熱唱されているイメージがあると思うんですけど、ライブとかを聴くとサビの熱唱のなかにも、いい意味で切なさが組み込まれていて、その強弱の引き算のバランスがライブだとすごくいいんですよね。(『365日』は)すごい純愛な曲だと思うんですけど、桜井さんの歌声が本当にエロいんですよ。
ジョン:独特のブレスというか、呼吸感っていうのがすごいですよね。
松浦:最後の吐息が、色気があって好きなんですよね。

番組のラストソングでは、リスナーから多数の投票があった平井 堅の『瞳をとじて』を披露した。

【radikoで聴く】松浦航大『瞳をとじて』(2021年6月25日28時59分まで)
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