松岡昌宏のジェントル過ぎる振る舞い。満月の夜、戸塚祥太に見せた行動とは?

WOWOW『連続ドラマW 密告はうたう 警視庁監察ファイル』(8月22日午後10:00スタート)の完成報告会が17日都内で行われ、主演の松岡昌宏、共演の泉 里香、池田鉄洋、戸塚祥太、そして内片 輝監督が参加した。

警視庁捜査一課の刑事・佐良正輝(松岡)は、ある殺人事件の捜査中に後輩刑事の斎藤康太(戸塚)を殉職で失い、警察職員の不正を取り締まる「人事一課監察係」に異動する。そんな中、一通の密告文が人事一課に届く。捜査一課所属時の元同僚・皆口菜子(泉)が不正に機密データを漏らしているというのだ。かつての仲間を洗うことに葛藤を覚えながらも、上司の能馬(仲村トオル)から監察を命じられ、係長の須賀透(池田鉄洋)とともに皆口の行動確認を開始するのだが……。

連続ドラマW 密告はうたう 警視庁監察ファイル/特報

主演の松岡は「今回のドラマは、ちょっと僕らが知らないような世界が舞台。撮影前にどんな世界なのかの資料をいただきました。普段は演じる役の自分に似た部分からヒントをもらって繋いでいって芝居をするけれど、今回は全く見つからずゼロから。今まで使ったことのないような材料で芝居をしたので、すごく楽しかった」と熱の入った役作りを回想。

上司役の仲村との共演には「目が合った瞬間に『トオルだ……』と心の声が出てしまいました。僕ら世代は仲村さんのドラマを観て育ったようなものなので、感動してついつい声が出てしまいました。仲村さんはとても大きくて優しい素敵な先輩」と念願の顔合わせに嬉しそう。

一方、事務所の後輩・戸塚は先輩・松岡との共演に「勉強することばかり。松岡昌宏さんは撮影現場でもずっと松岡昌宏さんとして存在していて、でもいざ本番に入ると役に入る。それってどうやるの?と。これがスターかと、リアルに感じました」とリスペクト。それに松岡は「彼は的確にいいところを見てますね。僕の辞書には謙遜という文字はないので、彼の言葉をそのまま受け取ります」と笑わせた。

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また戸塚は、松岡との撮影を振り返り「満月の夜に撮影した際に、松岡さんが『満月だな』と。それに僕も『見えますね』と話を合わせたんですが、実は僕の場所からは上半分しか見えなかった。そうしたら『そこからじゃ全部見えないだろ』と僕の手を引いて見える場所に移動してくれました。これ僕が女性だったら完全にオチています」と松岡のジェントル過ぎる振る舞いを明かしていた。

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(文・写真=石井隼人)
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