SOIL&"PIMP"SESSIONS・社長が人生で大切にしていることは? 『GRAND MARQUEE』初の公開収録で大盛り上がり

5月27日、28日に開催された野外フェス『GREENROOM FESTIVAL'23』で、J-WAVEが放送ブースを出展。その中で、J-WAVEの番組『GRAND MARQUEE』(毎週月~木曜、16:00~18:50)が初の公開収録を行った。同番組のナビゲーターは、音楽家で広告クリエイターのタカノシンヤと、シンガーソングライターのCeleina Ann(セレイナ・アン)。

公開収録のゲストには、ALIと、SOIL&"PIMP"SESSIONSの社長が登場。ここでは、社長のトークを一部レポートする。

観客の熱量を感じるライブに感謝

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神奈川・横浜赤レンガ地区野外特設会場にて開催された野外フェス『GREENROOM FESTIVAL'23』の無料エリアに、J-WAVEは放送ブースを構えた。天候にも恵まれた最高のロケーションの中、SOIL&"PIMP"SESSIONSのステージを終えた社長がブースに姿を現すと、タカノとセレイナもサッポロビール「パーフェクト黒ラベル」を手に取って、集まった観客と一緒に乾杯。お酒好きを公言するセレイナは「泡がなめらか〜」と笑顔を浮かべ、社長も「うまい!」と喜んだ。

同フェスには2018年以来の出演となったというSOIL&"PIMP"SESSIONS。社長は「そんなに間が空いていたっけ? また呼んでもらえて嬉しかったです。」と喜んだ。

最近は、ライブでの声出しも解禁され始めた。社長はコロナ禍のライブについて「この2年間は、ライブの火を消さないという考え方が優先されていたよね。声を出さない、ソーシャルディスタンスをとるなど、さまざまな制約がある中で、なんとか続けられてきた」と振り返りつつ、「でもやっぱり、この感覚ですよ。僕が煽ったら倍くらいの熱量で返してくれるようなエネルギーのやり取りが実際にできることが、どれだけ重要だったか……!」と熱を込めた。

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社長はさらに、「もっと言うと、僕は皆さんに声を出させる専門職だったわけで」「いわゆる『SAY YEAH』ができなかった中で、ひたすらひとりで喋ってどうしようもないことを言って、しーんとしている現状があった。滑っているわけではないと信じているんだけど、声を出せない以上、どうしても静かになってしまうんです。そんな2年間を経ての、皆さんとここでのコール&レスポンスだったわけだから、やっぱりこれでしょうと思ったよ。うれしかったです」と、アーティストとしての体感を明かす。この日、SOIL&"PIMP"SESSIONSのライブを鑑賞していたタカノは「本当に盛り上がっていました!」と伝えた。

20年続けてきて「ご褒美」と感じた出来事は?

今年、SOIL&"PIMP"SESSIONSは現体制で20周年を迎えた。タカノが「20年ってものすごい年月ですよね」と話すと、社長は「2003年のデビュー前に『FUJI ROCK FESTIVAL』に出させてもらっているんですけど、2004年に最初の作品を出してからだから、まさに20年目。あっという間……!」と振り返る。それから社長が「これまでずっと新人のつもりでやってましたけど、気づいたらだんだん楽屋で敬語を使わなくてもよくなっていた」と話すと、観客から笑い声が上がった。

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ここでセレイナが「長く続けてきたからこそ見えた景色というか、『ご褒美だな』と感じたことはありますか?」と質問。社長は「僕らは色んな国からオファーをいただける20年でした。旅行の目的地に並ばないような街からも呼んでもらえたりして、そういう場所で現地の人とコミュニケーションができたり、音を鳴らせたというのは掛け替えのない経験でした」と答えた。

海外ライブの中でも印象に残っているのは、ドイツのベルリンの郊外で開催されている『Fusion Festival』だという。「これは本当にすごいんです。それこそ、アーティストが発表される前にソールドアウトするようなイベントなんだけど、軍用の空港跡地で行われるんです。飛行機を隠すための格納庫一つひとつがDJブースになっていて、本当にこれがスゴい!」と話し、集まったオーディエンスは興味深そうに聞き入っていた。

楽曲制作において大事にしているのは「最終的に自分の判断を信じること」。「ある程度わがままでいて、自分がかっこいいと思えることを信じる。例えそれが否定されたとしても長い目で見れば、かっこよかったじゃんと言えるようになるので、常に自分を信じています」と答え、観客からは「かっこいい!」という声が上がった。

ここでタカノから「SOIL&“PIMP”SESSIONSは20周年ですけれど、メンバーだけでお祝いとかはあったんですか?」という質問が入ると、社長は「言われてみたら、していないかも」と回顧。続けてタカノが「普段メンバーだけで飲んだりとかは?」と聞くと、社長は「うちのメンバーって食いしん坊なんですよ。その土地、その土地で少しでもうまいものを食べようとする欲求が半端なくて。そういった意味では乾杯するケースは多いですね」と明かした。

社長が、人生で大切にしていること

SOIL&"PIMP"SESSIONSは、6月15、16日の2日間にわたり、彼らのホームグラウンドともいうべき東京・ブルーノート東京にて、アニバーサリーライブを開催する。15日は長岡亮介(ペトロールズ)、16日は向井秀徳(ZAZEN BOYS)がゲスト出演することが発表されている。

同ライブについて、社長は「長岡くんとはデビュー前から付き合いのあるミュージシャンなので、お互い手の内をわかっている。ある程度、事前にリハをするかもしれないけれど、そういう意味でもその範疇に収まらないセッションができると思います」と口に。続けて社長は「ご存知、向井秀徳は、リハをしても絶対にその想定通りにならないので、僕もどうなるのか楽しみです(笑)。ドキドキしていますね」と期待に胸を膨らませていた。

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最後に番組から質問したのは、「社長自身が人生で大切にしていること」。社長は「先人の誰かが、“変わらないために変わり続ける”って言っていたんですけど、これは僕も大事なことだと思っていて。ひとつのことに固執し続けるよりも、自分のやりたいことを具現化するためには、そのとき、そのときで変わっていかなくちゃいけないと思っている。なので、大切にしていることは変わっていくことですね」と真摯に話すと、オーディエンスからは拍手が起こった。

(取材・撮影=中山洋平)
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日向坂46金村美玖「『辞めたい』って丹生ちゃんに伝えたことがあって…」心に響いた丹生明里の言葉とは?

日向坂46の埼玉県出身メンバーがお送りしているTOKYO FMのラジオ番組「ベルク presents 日向坂46の余計な事までやりましょう」(毎週金曜 20:00~20:30)。ラジオならではのトークはもちろん、「やらなくてもよい!?」余計なことまでやってみる! がコンセプト。今後のアーティスト活動、タレント活動、すべてがつながる……未来を見据えたラジオ番組です。9月29日(金)の放送では、金村美玖が現在、腰の治療のために休養している丹生明里との往年のエピソードを振り返りました。


パーソナリティの金村美玖



金村:丹生ちゃんは、もともとすごいハッピーオーラというか明るいキャラクターなんですけど、私よりもしっかりしているし、物事の考え方とかもめちゃくちゃ大人なんですよ。ひらがなけやき(けやき坂46)時代のときなんですけど、私が「もう嫌だ、辞めたい」って丹生ちゃんに伝えたことがあって。そうしたら、「そんなに言うなら辞めたほうがいいよ」って言われたんです。それってめちゃくちゃ強くて良い言葉だなと思って。

(当時は)私の心が弱くて、誰かにそのことを吐露することで救われたいと思っていたんですね。「辞めないで」みたいな言葉が欲しくて、多分そう言ったと思うんですよ。だから、丹生ちゃんから(予想もしていなかった)言葉をもらったときに“(心に)グサッ”ときました。

それ以外にも「金村がやりたくてこの世界に入ってきたんだから」って、ちゃんと根拠もつけて話をしてくれました。だから、最初の頃とかは超能天気なキャラクターに見えたかもしれないけど、彼女なりにすごくめちゃくちゃ考えているし、相談をするときも信頼できる部分がすごく大きくて、今でもいろいろな相談に乗ってくれる存在ですね。

今はちょっと休養中ですけど、ファンの方にも安心してもらうために、たまに状況を聞きに行ったりできたらなと思っています。丹生ちゃん、また焼肉を食べに行こう!

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9月29日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年10月7日(土) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:ベルク presents 日向坂46の余計な事までやりましょう
パーソナリティ:日向坂46(金村美玖、丹生明里)
放送日時:毎週金曜 20:00~20:30
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/yokei/

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