二宮和也「連続ドラマ」に対する向き合い方に変化!?「今までだったら“ずっと演じなきゃいけないんだな”って思っていたけど…」

TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。今回のお客様は、秋元康さんと二宮和也さん。ここでは、二宮さんが「ドラマ」に対する向き合い方の変化について語りました。

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(左から)秋元康さん、二宮和也さん



◆連続ドラマは「贅沢な時間」

秋元:俳優のニノとして今もいろんなオファーがあると思うけど、本来は、そのなかから“どれをやろうか”と吟味したり、逆にマンガやアニメを観て“これ、映画化したら面白いんじゃない?”っていうような時間を取るんだよ、普通はね(笑)。

二宮:普通はそうですよね、めちゃくちゃスケジュールを入れまくっているからなぁ(苦笑)。

秋元:でも今、ニノに運が巡っているから、良い作品ばかり(オファーが)いっているはず。

二宮:本当ですか! うれしい。

秋元:でもそうでしょ?

二宮:例えば今、主役ではないキャラクターを10日とか2週間前ぐらいの(準備期間で)出演することもあるんですけど、そっちのエンジンのかけ方とか、ドライブしていくスピード感みたいなものが、自分にはまだ足りていなかったなと思って。それをこれから調整していけると、新しい感じが見えてくる気がしていますね。

それこそ今度、久々に連ドラをやるんですけど、今までだったら“期間中、ずっと演じなきゃいけないんだな……”って思っていたけど、今は“この期間、ずっと(演技のことに)集中できるんだ!”っていう考えになってきて。

秋元:うん。

二宮:みんな「連ドラは大変」って言うけど、いろいろな現場を踏んでみると、「この期間ずっと、この作品のことだけを考えてください」って、ドカっと(時間を)もらえていたって考えると、連続ドラマってわりと贅沢な時間ですよね。

秋元:贅沢だよ。だって、あれだけ嵐の活動で忙しいなかでも、クリント・イーストウッドと(映画「硫黄島からの手紙」を)作ったり、いろいろな良い作品に関われたわけじゃない? だけど、あのときって向こう(制作サイド)も、ニノの日数を何日もらえるのか、それによって役の大きさや台詞を変えていくわけだからさ、それがもったいないというか。

二宮:うん。

秋元:仮に、そのときは嵐じゃなくてフリーランスだとして、「俺は全部をこの作品にかけるから1年間空けてもいい!」って言ったら(ニノの使い方も)違ってくるじゃない。そういうのが、やっぱり俳優業なんだよね。

二宮:別に(仕事に)順位をつけるわけじゃないけど、すべて尊い仕事ですよね。

秋元:だから、ニノはすごく良い人生を送っていると思うよ。アイドルを極めて、バラエティもやり、そこで良い作品にも出会って評価も受けて、それからフリーランスになり、それが今も(順調に)継続しているっていうのは。

二宮:本当にすごい経験……ですよね!

秋元:すごい経験だよ。

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<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜 25:00~26:00
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