BE:FIRST リーダーをつくらない理由とは? RYOKI「メンバーそれぞれが自立しているから、話し合いができる」

きゃりーぱみゅぱみゅがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「CHINTAI presents きゃりーぱみゅぱみゅ Chapter #0 ~Touch Your Heart~」(毎週日曜12:30~12:55)。この番組では、きゃりーが自身の趣味や興味のあることについて語ったり、いま輝いているゲストをお迎えしたりしながら、さまざまなエピソードを1冊の本に見立て、紐解いていきます。今回の放送では、7人組ダンス&ボーカルグループ・BE:FIRSTのJUNONさんとRYOKIさんをゲストに迎えて、お届けしました。


(左から)JUNONさん、パーソナリティのきゃりーぱみゅぱみゅ、RYOKIさん



◆2人は似たもの同士?

BE:FIRSTのメンバーとは何度か会ったことはあるものの、面と向かってじっくりと話すのは今回が初めてというきゃりーは、2人の登場を前に「どんな話が聞けるのかとても楽しみです」と胸を躍らせます。

そして、JUNONさんとRYOKIさんの登場とともに、まずは自己紹介をしてもらうことに。

4月26日(金)に25歳の誕生日を迎えたばかりのRYOKIさんは、「20代後半になってきちゃうこともあり、やりたいことや叶えたい夢がたくさんあるので、若いうちにやりたいことをやっていきたいと思いながら最近過ごしています」と自己紹介。以前からずっとやりたいと思いつつも、まだ叶えられていないことのひとつとして「スカイダイビング」を挙げます。

とはいえ、もともと高いところが好きというわけではなく、「ジェットコースターも大人になるぐらいのタイミングでやっと乗れるようになったんです」と告白。「だけど、男たるもの“空を征服したい”みたいな(笑)」とその理由を明かします。

そんなスカイダイビングの話題から、知り合いがスキューバダイビングのライセンスを取得したことを思い出したというJUNONさんは、「ウミガメとかリアルで見てみたい」と願望を口にします。

和気あいあいとした雰囲気でトークが弾むなか、今回は「個性の磨き方」をテーマにトークを展開。

まずはお互いが思う魅力的な部分を尋ねると、JUNONさんは「彼(RYOKI)はすごく真っ直ぐなんですよね」と即答。対して、RYOKIさんは「JUNONは、7人を見たときに一番離れた性格のように見えるけど、実はすごく近いかもしれない」と言います。

どういう部分が“近い”と感じるかというと、「JUNONもすごく真っ直ぐ」と笑うRYOKIさん。そんな2人のやり取りに、思わずきゃりーは「何だよ、どっちも真っ直ぐなんじゃん(笑)。2人とも、(真っ直ぐすぎて騙されないように)気をつけて」と案じる場面も。

RYOKIさんいわく、“こう”と決めたら曲げない性格は2人して似通っていたこともあって、オーディションでの合宿で意気投合し、「JUNONは最初に仲良くなったメンバーですね。(グループ結成前から)2人でドライブに行ったりしていました」と話します。

そんな性格もあって、自身の強みについては「あまり人の意見を飲み込まないかも(苦笑)。そこは、良くも悪くも強みなのかもしれない」とJUNONさん。これを受けて、RYOKIさんは「良くも悪くもじゃなくて、良いんだと思う。結局、人生はその人の選択によると思うし、それが悪いって“誰が決めるの?”って。自分が後悔することがあっても、それはそれで学びになるし、何でもかんでも“ポジティブに捉えれば良くね?”みたいな。っていうのが、俺らじゃない(笑)?」と笑顔をのぞかせます。


(左から)パーソナリティのきゃりーぱみゅぱみゅ、JUNONさん、RYOKIさん



◆個性の強さが自分たち7人の強み

ここできゃりーから「メンバーが7人いて、それぞれの個性が強いと、グループをまとめたり、まとまったりするのは大変じゃないですか? みなさん、すごく仲が良いですけど、そこのバランスってどうしているんですか?」との質問が。

JUNONさんが「まとまってはいないですね。まとめないです、逆に」と答えると、RYOKIさんも「まとめたら終わりというか、まとめちゃいけないんだと思います」とうなずきつつ、そう語る理由について言及します。

RYOKIさんは、「それこそ最初にグループができたときもリーダーをつくらなかったし、(メンバー)それぞれが自立しているから、(リーダー的まとめ役がいなくても都度)話し合いができるというか。ちゃんと7人で話し合って、それをSKY-HIさんや会社に提出することが自前でできてしまうのが、僕たちの強みだと思う」と自己分析。

さらには「(メンバーそれぞれが)まとまらなかったとしても、各々をリスペクトするというか。全部がゼロヒャク(0-100)で答えを出す瞬間でないときもちゃんとつくるし、きちんと選択をしなきゃならないときは7人でちゃんと話し合っています」と明かしました。



また、フリートークでは、きゃりーが「もし、1日お休みだったらどう過ごしますか?」と質問を投げかけると、2人して「(1日だけじゃ)足りないよ~!」と本音が。

“自然が大好き”というRYOKIさんは、「温泉とか避暑地とか。(普段は)都心にずっといるから、人が少なくて自然のあるところでそっとしてほしい、みたいな(笑)。静かな場所で、川のせせらぎを聞きながら温泉に入りたい。ペットも一緒にコテージに連れて行くのもいいね」と話すと、JUNONさんも「(休みが1日だけなら日帰りで)温泉に行って星を見て帰ってくるのもいいかも」と次々に妄想が膨らんでいく2人でした。

2週に渡るJUNONさんとRYOKIさんとのトークを振り返り、きゃりーは「今回はいろいろとプライベートなお話が聞けてよかったです。2人ともアウトドアだったり緑が好きだったりと共通点もあって。(忙しそうなので)休めるときにゆっくり休んでほしいなと思いました」と話していました。

次回6月2日(日)のゲストは、女優の本田望結さんです。

<番組概要>
番組名:CHINTAI presents きゃりーぱみゅぱみゅ Chapter #0 ~Touch Your Heart~
放送日時:毎週日曜 12:30~12:55
パーソナリティ:きゃりーぱみゅぱみゅ
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/heart/
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“法×テクノロジー”で世界へ! アメリカ進出を果たしたLegalOn Technologiesが見据える展望とは?

笹川友里がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「DIGITAL VORN Future Pix」(毎週土曜 20:00~20:30)。この番組では、デジタルシーンのフロントランナーをゲストに迎え、私たちを待ち受ける未来の社会について話を伺っていきます。5月25日(土)の放送は、前回に引き続き、株式会社LegalOn Technologies(リーガルオンテクノロジーズ)代表取締役 執行役員・CEOで弁護士の角田望(つのだ・のぞむ)さんをゲストに迎え、お届けしました。


(左から)角田望さん、笹川友里



角田さんは2010年に京都大学法学部を卒業後、旧司法試験において論文全国1位で合格し、2012年に弁護士登録。2013年に森・濱田松本法律事務所に入所し、同期で弁護士の小笠原匡隆(おがさわら・まさたか)さんとともに2017年に法律事務所ZeLoと株式会社LegalForce、現在の株式会社LegalOn Technologiesを創業しました。

同社は“法とテクノロジーの力で、安心して前進できる社会を創る。”とのパーパス(存在意義)のもと、いわゆる“リーガルテック”といわれるビジネス領域で、法務業務を総合的に支援するAI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud(リーガルオンクラウド)」をはじめ、契約審査の品質向上と効率化を図るAIレビューサービス「LegalForce(リーガルフォース)」、AI契約管理システム「LegalForceキャビネ」など、法務にまつわるさまざまなサービスを展開しています。

◆LegalOn Technologies起業に至ったきっかけ

学生時代は弁護士になることが目標で、その夢を叶えて2013年に森・濱田松本法律事務所に入所しましたが、その後“起業しよう”と考えるきっかけになったのは、2016年に“米・グーグル傘下の企業が開発したAI囲碁ソフト「AlphaGo(アルファ碁)」が世界トップクラスのプロ棋士に勝利した”というニュースを目にしたことだそう。

角田さんいわく、当時の日本における法務業務といえば“リーガルテック”という言葉自体がなく、契約書のチェックをはじめとするさまざまな業務を人の目と手(アナログ)でおこなっていたこともあって、「よくケアレスミスをしては、へこんでいた」と振り返ります。

そんなときに目にしたアルファ碁のニュースに、「“コンピュータは絶対に人に勝てない”と言われていた領域で勝ってしまったことに“それだけテクノロジーが進んでいるんだ”と衝撃を受けました。そして(自身の業務に)テクノロジーを組み合わせると、すごくポテンシャルがあるんじゃないかなと思ったのが、起業のきっかけです」と語ります。

◆起業から7年目にして従業員500人を超える規模に成長

LegalOn Technologies社を立ち上げた初年度は2~3人で業務をこなしていましたが、その翌年には従業員数が二桁、3年目で三桁、現在は7年目にして500人を超える規模にまで成長を遂げています。

さらには、ここ1年半ぐらいで、いろいろな国籍や、さまざまな経歴を持つ人たちが在籍することで、社内のグローバル化が急速に進んだそうで、「彼らから生まれてくるアイデアや考え方、価値観の多様性というものがマイナスに働くのではなく、プラスになる形でコラボレーションできるのが1つの特徴かなと思います」と角田さん。

また、業績が順調に上向いていると同時に課題もたくさん見えてきたと言い、「法も社会のインフラみたいなもので、すべての人や企業がそのなかで営みをしています。ただ、法というものは複雑化しすぎているので、テクノロジーの力を使って、企業や人々にとってもっと身近に扱えるものにしていくところをサポートできたら(もっと成長する)」と先を見据えます。

しかし、それを解決するのは容易ではないため「世界も含めて“社会”として捉えると、今の価値貢献としてはごくわずか。もっとテクノロジーの力で社会を支えられるようなところを目指そうと思うと、まだまだできること、やるべきことはたくさんあります」と気を引き締めます。

とはいえ、創業5年目で137億円の資金調達に成功し、2022年9月には米国に進出。2023年4月には、現地向けにAI契約書レビュープロダクト「LegalOn Global」をリリースするなど海外での事業展開も積極的に進めており、今年度はアメリカに続いてイギリスでの事業展開も開始しているとのこと。

最後に、今後の展望について伺うと、「願わくば、すべての国で私たちのサービスが“法とテクノロジー”の部分を担うところまで価値貢献できるような存在になれたらと思います」と力を込めていました。

次回6月1日(土)の放送は、株式会社クレディセゾン 取締役兼専務執行役員CDO兼CTOの小野和俊(おの・かずとし)さんをゲストに迎えてお届けします。多岐にわたる事業内容、そして、2019年より進化させているDXについてなど、貴重な話が聴けるかも!?

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5月25日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年6月2日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:DIGITAL VORN Future Pix
放送日時:毎週土曜 20:00~20:30
パーソナリティ:笹川友里

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