みのり「蓮月ちゃんがすごく心を削って……」ブランデー戦記にとって「特に大切な曲」とは?

グランジ・遠山大輔、潮紗理菜がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生放送ラジオ番組「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」(毎週土曜 13:00~13:53)。5月17日(土)の放送は、3人組ロックバンド・ブランデー戦記のみのりさん(Ba./Cho.)とボリさん(Dr.)が登場! バンド結成の経緯やファーストアルバム『BRANDY SENKI』について伺いました。


潮紗理菜、みのりさん、ボリさん、遠山大輔



◆ブランデー戦記 結成の経緯

遠山:ブランデー戦記はどうやって結成したのですか?

みのり:私とボーカルの蓮月(はづき)ちゃんが中学と高校の先輩後輩で、2人ともラジオを聴いていたのをきっかけに仲良くなって、もともと音楽も大好きで仲良くしていたんですけど、ボリくんは滋賀県出身で(通っていた学校に)軽音部とかがなくて……。

ボリ:そうなんですよ。それで、バンドがしたくて大阪に通い出したときに蓮月と出会って、ニルヴァーナのコピバンをしたんです。そのときは違うベーシストだったんですけど、ありがたいことに僕のドラムが良かったようで「一緒にやらへん?」と言われて、蓮月とみのりと3人でバンドを組むことになりました。

遠山:それが3年前ぐらい?

みのり:そうですね。

遠山:そこから時を経て、5月14日(水)にリリースされたファーストフルアルバム『BRANDY SENKI』でメジャーデビュー!

遠山&潮:おめでとうございます!

みのり&ボリ:ありがとうございます!

遠山:メジャーデビューしてみて、いかがですか?

みのり:メジャーデビューしたからといって、別にやることが変わったとかじゃないので……そんなに重く感じないようにはしています。

遠山:ボリくんにとって、このアルバムはどういうものになりました?

ボリ:ジャンルの幅が広がったなと思いつつ、活動を始めてもうすぐ3年になるんですけど、改めて自分のドラムのパターンやったり、いろいろ変わってきた部分とかを「こういう感じでやってきたんやな」「これからも頑張ろう」って振り返ることができたいい機会になりました。

遠山:確かに、シングルとして出した曲もたくさん入っているし、アルバムのための新曲もあって。どれも大切な曲だと思うけど「Fix」はどういう曲ですか?

みのり:特に大切な曲です。ライブでこの曲をやるときに、蓮月ちゃんが「特別な曲です」って言ってからやる曲で、蓮月ちゃんの内省的なことが歌詞になっているので、そういう意味では、すごく心を削って書いた曲じゃないかなと……私は作詞作曲をしていないので、よそ者目線でしかないんですけど、そう思って演奏しています。


(左から)ボリさん、みのりさん


次回5月24日(土)の放送は、アイナ・ジ・エンドさんをゲストに迎えてお届けします。

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5月17日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2025年5月25日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:JA全農 COUNTDOWN JAPAN
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時:毎週土曜 13:00~13:53
パーソナリティ:遠山大輔(グランジ)、潮紗理菜
JA全農 COUNTDOWN JAPAN
放送局:TOKYO FM
放送日時:2025年5月17日 土曜日 13時00分~13時53分
公式X

※放送情報は変更となる場合があります。

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「リオで思うような演技が1つもできなくて…」元体操女子日本代表・村上茉愛が東京五輪を目指した理由とは?

藤木直人、高見侑里がパーソナリティをつとめ、アスリートやスポーツに情熱を注ぐ人たちの挑戦、勝利にかける熱いビートに肉迫するTOKYO FMのラジオ番組「SPORTS BEAT supported by TOYOTA」(毎週土曜 10:00~10:50)。5月17日(土)の放送は、元体操女子日本代表で東京オリンピック銅メダリストの村上茉愛(むらかみ・まい)さんをゲストに迎えて、お届けしました。


(左から)藤木直人、村上茉愛さん、高見侑里



村上さんは、1996年生まれ、神奈川県出身の28歳。3歳のときに母親に勧められて体操を始め、14歳のときには全日本体操種目別選手権ゆかで優勝。2015年に日本体育大学に入学、2016年のリオデジャネイロオリンピック(以下:リオ五輪)では団体総合に出場し、4位入賞に貢献します。

その後、2017年の世界選手権種目別ゆかで日本女子として63年ぶりとなる金メダルを獲得し、翌2018年の世界選手権では、個人総合で日本女子初の銀メダルを獲得。2021年の東京オリンピック(以下:東京五輪)では、女子個人総合で日本人歴代最高順位となる5位入賞、続く個人種目別ゆかでは日本の女子で史上初の銅メダルを獲得。そして、同年10月におこなわれた世界選手権種目別ゆかで2度目の金メダルを獲得し、現役引退を表明。2024年11月から日本体操協会 体操女子の強化本部長を務めています。

◆リオ五輪後も現役を続けた理由

藤木:村上さんは、実はリオ五輪のタイミングで引退を考えていたのですか?

村上:そうですね。当時は大学2年生だったので“リオに出てメダルを獲る”ということを目標にして、(五輪後は)体の調子も良ければあと2年ほどやって、大学生で(競技生活は)終わりかなと考えていました。あと、大学を卒業して社会人チームでやるという選択肢が、男子選手は結構あるんですけど、そのときの女子選手は主流ではなかったので……。

藤木:環境が整っていなかった?

村上:はい、そこがちょっと大きかったです。(大学卒業後も体操が)できるかどうかも分からなかったですし、やっぱり、オリンピックに2回も3回も出るって難しいことだと思っていたので、大学生という一番体の調子が良いときに終えるのがちょうどいいのかなと思っていました。

藤木:そこから“やっぱり現役を続けよう”と思ったきっかけは何でしたか?

村上:リオで思うような演技が1つもできなくて……団体戦はすごく良かったんですけど、個人戦のときはあまり練習も積めていなかったので、後悔が残る大会になってしまったんです。

それで、リオ五輪の数年前に東京五輪の開催が決まったものの、そのときは出場をまったく考えていなかったんですけど、(リオ五輪が終わって)次に目指せるものが目の前にあったので“これはやるしかない!”と思って決めました。


村上茉愛さん



◆夢の舞台“オリンピック”を経験して…

藤木:「オリンピックには魔物が住んでいる」などと言われたりしますが、実際に出場したオリンピックはどんなところでしたか?

村上:“夢のような場所だったな”とは思ったんですけど、1回目のリオのときは、オリンピックがどういう場所かわからない状況だったので(純粋に)挑戦者として挑めたんですけど、東京のときは、一度オリンピックの緊張感を経験しているからこそ「“魔物が住んでいる”と言われている意味がよく分かるな」と感じました。

東京は(全体で見ると)すごく調子が良かったんですけど、普段ならミスしないところを本番でミスしてしまったり、その原因もあまり分からなかったんですね。たぶん心の問題なんですけど、そこで“この魔物に打ち勝てなかったらメダルは獲れないんだろうな”と思いました。そして、打ち勝つことができたのが種目別のとき(ゆかで銅メダル獲得)だったかなと思います。

藤木:そして、最後の大会となった世界選手権では見事に金メダルで締めて……そうなると、周りからも「まだまだできるんじゃない!?」なんて言われるでしょうし、ご自身でも“まだいけるんじゃないか”とか考えたりしなかったですか?

村上:この大会のときに皆さんの前で「引退します」と言ったんですけど、その後、強化本部長をされていた方に「やっぱり……まだ続けない?」と言っていただいて。まだ期待されていることがうれしかったですけど、「すみません。もう辞めます」と言って、辞めさせてもらいました(苦笑)。

藤木:そこはもう未練がなかったというか、“やりきった”という思いがあったから?

村上:そうですね。この年(2021年)が一番良かったというか、自分の理想通りにいった1年間だったんです。なので、そこから上にいくことは難しいし、時間もかかるだろうなと思っていたのと、“もったいない”と(周囲から)思われるぐらいのタイミングで辞めようと考えていたので、自分自身はすごく良い終わり方ができたなと思っています。

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5月17日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2025年5月25日(日) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:SPORTS BEAT supported by TOYOTA
放送日時:毎週土曜 10:00~10:50
パーソナリティ:藤木直人、高見侑里
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/beat/

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