ももクロ百田「見たことのない数のお客さんが…」印象深く記憶に残っている「SUMMER SONIC 2012」を振り返る
ももいろクローバーZのメンバーがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ももいろクローバーZのハッピー・クローバー!TOP10」。この番組は、ももクロとナビゲーターの清野茂樹アナウンサー、そして全国のリスナーが一緒に作る“選曲テーマ別オリジナルTOP10チャートプログラム”です。毎回テーマを設けて、みなさんからのリクエストを集計した“番組オリジナルTOP10チャート”をカウントダウン形式で発表していきます。
6月22日(日)の放送では“かなこ”こと百田夏菜子、“れに”こと高城れに、清野アナウンサーの3人で「心躍りだす! 音楽映画ソングTOP10」をお届けしました。
(左から)ももいろクローバーZの“あーりん”こと佐々木彩夏、“かなこ”こと百田夏菜子、“しおりん”こと玉井詩織、“れに”こと高城れに
◆第5位:「Around The World」(Red Hot Chili Peppers)
かなこ:第5位は、2010年公開の映画「BECK」からRed Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)で「Around The World」です。
清野:映画「BECK」は、ハロルド作石さんの漫画を映画化したもので主演は水嶋ヒロさんでした。野外コンサートのシーンでは、フジロックフェスティバルが終了した翌日に、そのままステージを借りて撮影されたという逸話も残っています。
<リスナーからのリクエスト・メッセージ>
「本作では、高校生バンド『BECK』がフェスで観客約500人の狭い第3ステージに出演することになりましたが、演奏を始めると、機材トラブルや雨の影響で中断したメインステージから大量の観客が第3ステージに移動してくる、という感動のラストシーンがあります。
ところで清野さん! このシーンと同じような奇跡を起こして“『BECK』の再現”と絶賛されたアーティストをご存知でしょうか? そうです、ももクロです! 『SUMMER SONIC 2012』(以下:サマソニ)に初出演した際、メインステージの歌手が出番直前で出演キャンセルになり、メインステージを観に来た客が、ももクロがおこなっていたサブステージに押し寄せたのです。完全アウェー状態にもかかわらず“なんだあの子たちは!?”と評判を呼び、それ以降の快進撃につながっています」
清野:そうなんですか! 知らなかったです。
かなこ:いただいたメッセージの通り、急遽メインステージのアーティストの出演がなくなったんです。そうしたら、見たことのない数のお客さんが……。
清野:サブステージにやってきたと。
かなこ:そのアーティストの少し後が私たちの出番だったから、お客さんは私たちのステージに来るしかなかった、という感じもありつつ(笑)。でも、だからこそ本当にたくさんの方に観ていただけたし、そもそも、当時はアイドルがサマソニに出ることを受け入れられない方もいらっしゃったので。
清野:もともと洋楽のイベントとしてスタートしましたから。
れに:当時は、アイドルがサマソニに出ることがあまりなかったよね。私たちも完全アウェー状態を感じて“大丈夫ですか?”って思いながら……。でも“音楽好きに悪い人はいない”って言いますけど本当にその通りで、皆さんが盛り上げてくれて。
かなこ:そう! ジャンル関係なく“なんだか曲が面白い“みたいな感じで、私たちの音楽を好きになってくれた方も結構いらっしゃって。それがすごくうれしくて、私たちにとっても印象深い1日でした。
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<番組概要>
番組名:ももいろクローバーZのハッピー・クローバー!TOP10
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時:毎週日曜 16:00~16:55
パーソナリティ:ももいろクローバーZ、清野茂樹
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/clover/
番組公式X:@happyclo
※該当回の聴取期間は終了しました。
「ワールドシリーズ連覇」に貢献!ドジャース・大谷翔平&佐々木朗希のピッチングを五十嵐亮太が解説
藤木直人、高見侑里がパーソナリティをつとめ、アスリートやスポーツに情熱を注ぐ人たちの挑戦、勝利にかける熱いビートに肉迫するTOKYO FMのラジオ番組「SPORTS BEAT supported by TOYOTA」(毎週土曜 10:00~10:50)。11月8日(土)の放送は、プロ野球解説者の五十嵐亮太(いがらし・りょうた)さんが登場! ここでは、アメリカ・大リーグ(MLB)でワールドシリーズ連覇に貢献したロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手、佐々木朗希投手について振り返りました。
五十嵐亮太さん
◆佐々木朗希の“魂の3イニング”
藤木:ワールドシリーズも盛り上がりましたが、メジャーリーグ30球団あるなかでワールドシリーズを連覇することが、どれだけ難しいことなのかを実感しましたね。
五十嵐:MLBでの連覇は、(ニューヨーク)ヤンキースが1998~2000年に3連覇して以来ですから。
ブルペンでは、佐々木朗希投手が見事にハマりました。もともと先発ピッチャーなのですが、シーズンの後半にケガから戻ってきた後、中継ぎで2試合だけ投げました。そのピッチャーが、ポストシーズンに入ってから抑えに抜擢されたんですよね。1年目のルーキーが、シーズン終わりから中継ぎをやって、いきなり大事な場面でクローザーを任されるってすごくないですか!?
藤木:そうですよね。しかも、強敵といわれていた(フィラデルフィア)フィリーズ相手に3イニングを完璧に抑えた。あの魂の3イニングがなかったら、もうフィリーズに負けていたんじゃないかと。
五十嵐:おっしゃる通りです。ディビジョンシリーズ(地区シリーズ)でフィリーズと対戦して勝ったこともすごいけれど、勝ち切るためには、抑えがしっかりしていないといけないなかで、そこに佐々木投手が見事にハマりましたよね。ワールドシリーズを連覇した凄さもあるけれども、その前もしっかり勝たないといけないわけで。だから、佐々木投手がいなかったら行けなかったのかなと僕は思います。
◆大谷翔平、最終戦のピッチングを分析
藤木:ワールドシリーズの最終戦、大谷翔平選手が中3日で先発しました。しかも、ヒットやフォアボールで塁に出て、走塁もして、(バッティングでも)頑張っていたじゃないですか。その影響もあってか、制球が定まらずなかなか苦しい展開でしたよね。
五十嵐:中3日ですから、もちろん疲れがあるなかでの登板だったということと、あのときの大谷選手が、今までの登板と何が違うかというと、あの試合は先発ピッチャーをブルペンに入れていたので、長いイニングを投げる必要がなかったんです。つまり、序盤から飛ばしていくピッチングスタイルで良かった。でも、疲れもあって“飛ばしていこう”という気持ちと、うまくかみ合っていなかった。そこで、ちょっと“力み”が生まれてしまい、ストライクとボールがはっきりしてしまったんです。
“ストライクが取れない”となると、スライダーやスイーパーもそうでしたが、変化球が甘めに入ってしまうんですよ。それを捉えられてホームランにされるというところがあったので、試合の流れやチーム状況によってピッチングスタイルは変わりますが、そういったところで“うまくいかなかったのかな”と見ていて感じました。
――ほかにも、ワールドシリーズMVPを獲得した山本由伸投手の活躍を振り返る場面もありました。
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<番組概要>
番組名:SPORTS BEAT supported by TOYOTA
放送日時:毎週土曜 10:00~10:50
パーソナリティ:藤木直人、高見侑里
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/beat/
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