江原啓之「夫婦関係を取り戻したい」相談にズバリ助言! “別れないで”は逆効果?

スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
今回の放送では、夫から「出ていってくれ」と言われたというリスナーの悩みに、江原がアドバイスを送りました。

江原啓之



<リスナーからの相談>
結婚8年目の夫婦です。旦那はとても真面目で、趣味や友達も多い素敵な人です。今、その旦那から「出ていってくれ」と言われました。原因は私のガサツな性格と、自分でも気が付かなかった怠惰です。約2ヵ月間ほぼ会話もなく、もう旦那のなかでは、私とはやっていけないと結論が出ている状態なのかなと思います。今までどれだけありがたかったのか、とても遅いですが、言われて気づかされました。

私は修復を図ろうと、1からやり直すつもりで生活や仕事の面を見つめ直しています。自立ができていない状態で、旦那に生活面で甘えていたなと思っています。私は旦那が大好きなんだと、そして、経済面で助けてもらっていたんだと、あらためて気づかされました。どうか、また夫婦関係を取り戻すアドバイスをお願いいたします。これは私の勝手なわがままなのでしょうか。

<江原からの回答>
この文面を見てね、素直に非を認めている、と思うけれども、だからといって、変えようとしていないな、と思っているのです。やはり自分のことを分かりきっていないのではないでしょうか。

結婚8年目で2ヵ月ほぼ会話もなくて、こういうふうなことを言われたわけでしょう? 急にこんなことってあるかな、って思うのですよ。急ではないでしょう。ということは、それより以前から、そういうサインはあったはずですよ。男の人だって、この結論を出すまでには、いろいろ葛藤があるはず。急にね、思うことはないと思う。

「自分は怠惰だった」とか、いろいろ言ってね、「1からやり直すつもりで」とか「見つめ直しています」とか言う割には、「助けてもらっていたんだと改めて気づかされました」って。そこまで気づかされて、それでも「自分はその旦那が好きだった」「夫婦関係を取り戻す」って、何かちょっとインスタントかなって思いませんか?

そこまで思っているのだったら、私が彼女なら、「取りあえず私は甘えていました。だから、もし離婚をするとか、出ていくというのだったら、私がちょっと自立できるまでお待ちいただけますか」「働きに行ったりとか、自立できるように努力します」と言います。もしかしたら旦那さんが、その過程を見ているなかで「もう出て行かなくて良い」って言うかもしれない。

何でも男女ってそうだけれど、「もう別れよう」とかね、「出ていってくれ」とか言われて、それで「やっぱりあなたが好きだった」とかやると、余計にだめなんです。あの、「北風と太陽」の状態でね。やっぱり、(「北風と太陽」のお話のように)どちらかが“コートを脱がしたほうが勝ち”だとしたときに、「脱げ」と言っても脱がないんですよ、余計に。燦々(さんさん)と太陽が照らしたほうが、暑くて脱ぐ、という結果が出るでしょう?

昔から男女って、すがったら負け、終わりじゃない? だから、余計に嫌になるのです。「別れないで!」とか言うと、余計別れたくなるのが人間の心情。やはり、人というのはみんな追いかけたいもの。

そうだったらば、「わかった。頑張る。すぐ出て行っても生きていけない。これは私が悪い。だけども、なるべく自立する期間を与えてくれませんか?」と言ってやっていたら、「お前変わったな」となる可能性がある。そして、日々働きに行ったりして「お金って稼ぐのが大変ですね」とか、「あなたがどれだけ仕事場で苦労なさったかよく分かりました」とか、いろいろ言っていくうちに、何かこう(修復できる可能性があるかもしれない)。

分かりませんよ。逆に、相談者さんが外に出て働いて「これが良いな」って思うようになるかもしれない。自立できたら「別にこの旦那と一緒にいなくてもいいわ~」って思うかもしれないし(笑)。いずれにしても、そういうチャンスを与えてもらったということですね。

あなたは、まだ46歳でしょう? それでいて結婚8年目。ここは一旦、車検のように(笑)、定期的にこういうのがあったほうが良いと思う。だから、そういった意味では、そこで何か言われたからといって、急にまた何か「よりを戻す」「何とか変わる」とか、そういう観念的精神論はよろしくないかなと私は思いますよ。

パートナーの奥迫協子、パーソナリティの江原啓之



●江原啓之 今夜の格言
「大切なのは、形ではなく“心”なのです」


<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/
Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送局:TOKYO FM
放送日時:2025年10月12日 日曜日 22時00分~22時25分

※該当回の聴取期間は終了しました。

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【西武】滝澤夏央選手インタビュー 試合に出続けることでの気持ちを切り替える難しさを語る

11月7日放送のライオンズエクスプレスでは、埼玉西武ライオンズの滝澤夏央選手にインタビューした模様を放送した。試合に出続けることでの気持ちを切り替える難しさ、バッティングで手応えを感じた部分について訊いた。

――昨シーズン、1軍での出場が68試合でしたが、今シーズンは125試合とほぼ倍になりました。これだけ多くの試合に出ると、見えてくる景色、身体への負担は全然違いましたか?
滝澤「全然違います。いいことも悪いことも、次の日にはまた試合があるので、切り替えの難しさも感じましたし、悪かったからといって引きずっていたら、次の日も結果が出ないというのも分かりました。どうやって気持ちを切り替えていくかというのは課題かなと思っています」

――今シーズンはどうやって気持ちを切り替えてきたのでしょうか?
滝澤「正直うまく切り替えられたというのはあまりなくて、次の日は絶対にやり返そうという気持ちでやっていたので、切り替えるためにこうしたというのはあまりないですね」

――試合後に室内でバッティング練習をおこなっていたかと思いますが、試合後に復習や確認をする作業はかなり取り組んでいたのでしょうか?
滝澤「確認という気持ちでやっていたのではなく、これから野球やる上で日々の積み重ねが大事だと思っているので、少しでもレベルアップできるようにと思ってやっていました。確認動作というよりは、レベルアップのために振り込んでいた感じです」

――今年は特にバッティングがよくなったかと思いますが、バッティングフォームなどを変えたのでしょうか?
滝澤「バッティングフォームはあまり変えていないです。考えかたですかね。今までやってきたことがだんだんとできるようになってきて、それが自信になり「この球はこうできたから、じゃあ考えかたを変えてとか、この球は狙っていなくてもファウルにできた」という感じで、少しずつ打席も多く立たせてもらったので、自信になった部分を活かせたかなと思います」

――昨シーズンの打率は.186でしたが、今シーズンは.234でした。ご自身のなかで1番バッティングの手応えを感じた部分はどの辺りでしょうか?
滝澤「僕はバントです。ここぞという時にバントを決めれば、次の打席に心の余裕だったり、気持ちが乗ってきて楽になります。状況に応じて、アウトやヒットは関係なく満足できる打席が増えたというのが、一打席凡退してからの負の連鎖はあまりなかったのかなと思います」

――昨シーズンの犠打数は10で、今シーズンの犠打数は23でした。犠打数も倍になりましたね。
滝澤「送りバントでヒットになったのも多かったですし、自分のイメージした通りのバントが増えたかなと思います。そのなかでミスはありましたけど、自分みたいな打者は100%バントを決めないといけないと思っているので、継続できるようにやっていきたいと思います」

※インタビュアー:文化放送・長谷川太アナウンサー

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