五十嵐亮太が今年の“日本シリーズ”を振り返る!下馬評を覆して日本一になったホークスの勝因とは?

藤木直人、高見侑里がパーソナリティをつとめ、アスリートやスポーツに情熱を注ぐ人たちの挑戦、勝利にかける熱いビートに肉迫するTOKYO FMのラジオ番組「SPORTS BEAT supported by TOYOTA」(毎週土曜 10:00~10:50)。11月8日(土)の放送は、プロ野球解説者の五十嵐亮太(いがらし・りょうた)さんが登場! ここでは、今年の「SMBC日本シリーズ」(以下:日本シリーズ)を振り返った模様をお届けします。


(左から)藤木直人、五十嵐亮太さん、高見侑里



◆今年の日本シリーズを振り返り!

藤木:今年の日本シリーズは、セ・リーグ、パ・リーグともにリーグ優勝したチームの戦いになりましたね。

五十嵐:セ・リーグは阪神タイガースが圧倒的でしたね! 強かったです。(福岡ソフトバンク)ホークスに関しては、クライマックスシリーズで日本ハムファイターズと当たるんですけれども、レギュラーシーズンでも互角の試合を続けていて、勝率もそれほど変わらなかったので、どうなるかなと思ったんですけれども、結果的にはホークスが勝ちましたね。

僕は解説者なので、日本シリーズが始まる前に「何勝何敗でどっちが勝つか」みたいなことを絶対に言わされるんですよ(笑)。それで、レギュラーシーズンを比べたときに、投打に安定しているし、打順も固定できていて、先発、中継ぎ、抑えもしっかりしているというところで「若干、阪神が上かな」と思ったんです。

藤木:強さが目立っていましたよね。

五十嵐:でも、クライマックスシリーズの試合を観ると“これは、ホークス強いわ!”となったんですよ。なので、僕は最後の最後で「ホークスが4勝2敗で勝つ」と予想したんです。そのときの解説者で「ホークスが勝つ」と言った解説者はほとんどいなかったんですよ。4勝2敗で予想した解説者は、僕と元ダイエーホークスの選手で、ロッテ(千葉ロッテマリーンズ)で監督をされていた井口(資仁)さんの2人だけでした。

藤木:しかも惜しかったですね!(結果は4勝1敗だったから)あと少しでピタリ賞。

五十嵐:そうなんですよ! それで、何が違ったかと2人で話したときに「やっぱり、山川(穂高)だな」ってなったんです。レギュラーシーズンは少し苦しかった山川が覚醒してホームランを打ちまくった、その結果なんですよね。あとは、ホークスも中継ぎや抑えはしっかりしているので“ある程度、先発陣が試合をつくってくれれば”というのが課題でしたが、(日本シリーズは)本当に良い野球をやったなと思います。


五十嵐亮太さん


藤木:第1戦で阪神が村上(頌樹)投手で勝ち、「やっぱり、阪神が強いのかな」と思いましたが、ソフトバンクの選手層の厚さ(が勝因)。

五十嵐:結局そこなんですよ。でも、今年に関していうと、ホークスは打順を固定できなかった。というのも、ケガ人が多かったんです。だから、序盤で小久保(裕紀)監督のプランが全部崩れて、一つひとつの試合を勝つために、その場その場で(打順を)組み替えていって、レギュラーシーズンをしのいでいった。

それが日本シリーズでも続くだろうと話していたんですけれども、結果的に、打順を組み替えながらやっていくうちにケガ人も戻ってきましたし、いろんなことがうまくかみ合った結果なのかなと思います。

藤木:今シーズンは、中継ぎとして阪神の石井(大智)投手が大活躍しましたが、第5戦で、その石井投手が柳田(悠岐)選手に2ランを打たれてしまいました。

五十嵐:ポストシーズンも決して状態は悪くなかったんですけれども、「野球って、こういうことがあるよな」と……僕もピッチャー出身なので、中継ぎピッチャーが打たれたときは、すごく苦しい思いで見ています。でも、柳田は僕が(日本シリーズの)キーマンに挙げていた選手でしたし、実際に状態がすごく上がっていました。あと、(解説者のなかで)佐藤輝明選手を阪神のキーマンにする人が多かったんですよ。

藤木:今シーズンは覚醒しましたね! もともと素晴らしい選手だと言われていましたけれども、本当に一皮むけましたよね。

五十嵐:そうですね。開幕前に(ロサンゼルス)ドジャースと試合をしたときに、(ブレイク)スネル投手からホームランを打ったんです。スタートから“サトテルがちょっと違うぞ!”ってみんなざわざわしていたら、レギュラーシーズンもずっと活躍し続けたので、これはもう本当に覚醒しました。守備も安定していたし、バッティングもすごかったし、阪神の4番として固定されていたので、良いシーズンだったと思います。

----------------------------------------------------
この日の放送をradikoタイムフリーで聴く
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
----------------------------------------------------

<番組概要>
番組名:SPORTS BEAT supported by TOYOTA
放送日時:毎週土曜 10:00~10:50
パーソナリティ:藤木直人、高見侑里
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/beat/
番組公式X:@SPORTSBEAT_TFM

SPORTS BEAT supported by TOYOTA
放送局:TOKYO FM
放送日時:2025年11月8日 土曜日 10時00分~10時50分
公式X

※該当回の聴取期間は終了しました。

タグ

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』は“予算”との戦いだった!? CGI監督が制作秘話を明かす

TOKYO FMの番組「FM EVA 30.0」。『エヴァンゲリオン』シリーズにゆかりのあるクリエイターや歌手・声優の方々をお迎えして、知られざる制作秘話を伺ったり、作品をこよなく愛するアーティストの方々をお招きして、ご自身の『エヴァンゲリオン』体験を語っていただきます。

今回は、『エヴァンゲリオン』シリーズでCGを手がけたスタジオカラー デジタル部に所属するCGI監督・鬼塚大輔さんと、CGIアニメーションディレクター・松井祐亮さんの対談の様子をお届け。ここでは、2007年に公開された『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』でCGI監督を務めた鬼塚さんが、制作当時のエピソードを語りました。


左から:鬼塚大輔さん、松井祐亮さん


鬼塚:最初は新しく作るのではなく、フィルムを再編集して作る予定だったんですよ。「短い期間でざっと作ります」と聞いていたので、「何が手伝えるのかな?」みたいな感じで思っていたんですけれど、ラッシュチェックの日に、庵野(秀明)さんが「これだと商売にならんな」って言い出しまして(笑)。とりあえず作り直すことになり、結果、描き直しもおこなうことに……。リアルタイムで見ていましたけど、話がどんどん変わっていくみたいな感じでした。

松井:あるあるですよね。

鬼塚:たぶん、ガンダム方式でやろうとされたんだと思うんですけど、やっぱり、見直したらいろんなことが気になり始めてしまって。人の作品はそれでいいと思ったんだけど、自分のはたぶんそれでは許せなかったんだと思います。だから、作画も最初はレイアウト兼用と言っていたけど、「結局これ、全部描き直してるよね」みたいな(笑)。比べていただいたら分かりますけれど、TVシリーズと新劇場版だと絵が全然違う。

松井:全然違います。

鬼塚:だから、最終的に作画も流用じゃなくて描き直しているし、最後の第6の使徒のシーンなんて、もう全部CGに変わっちゃって「おっと!?」っていう感じでした。そういう意味でいうと、僕は結局、人を集めたり、お金の計算をしたり、クオリティコントロールもしたり、いろいろなことをやっていました。

松井:そうですね。

鬼塚:人もいないし、立ち上げたばっかりの会社で、ひと月で拘束できないくらいの予算でやっていたから、外注するにも(作成する)モデルごとに単価でお願いしていくわけだけど、それは監督には関係ないから、どんどんリテイクが来るんですよね(笑)。

松井:ハハハ……(笑)。

鬼塚:それをどう調整するかっていうのが一番大変でした。なので、ある種『:序』は予算との戦いだったわけですよ。「庵野さんのやりたいことを、この予算でどうやって再現する?」みたいな。当然クオリティを確保しながら、人の確保と予算のなかにどう収めるか、その戦いが『:序』だったみたいな感じはします。

----------------------------------------------------
『FM EVA 30.0』は、Amazon Musicでポッドキャスト番組として独占配信中!
放送では時間の都合でお届けできなかった部分も含む特別編集版を、どうぞお楽しみください。
『FM EVA 30.0』ポッドキャスト配信:https://music.amazon.co.jp/podcasts/e95cde96-1566-49a9-ade5-ea4acc03d0af/fm-eva-30-0
----------------------------------------------------

Facebook

ページトップへ