茂木健一郎「不登校の子に言ってはいけない言葉」とは? 親のNG言動を指摘

脳科学者の茂木健一郎がパーソナリティを務め、日本や世界を舞台に活躍しているゲストの“挑戦”に迫るTOKYO FMのラジオ番組「Dream HEART」(毎週土曜 22:00~22:30)。
当番組のスピンオフ番組「茂木健一郎のポジティブ脳教室」をTOKYO FMがお送りするポッドキャストポータルサイト「TOKYO FM ポッドキャスト」で配信中! リスナーの皆様から寄せられたお悩みに、茂木が脳科学的視点から回答して「ポジティブな考え方」を伝授していきます。

今回の配信では、「不登校の我が子」に関する相談に、茂木が脳科学と自身の経験からアドバイスを送りました。


パーソナリティの茂木健一郎



b><リスナーからの質問>
我が家には中学2年生の娘がおり、昨年から相談室登校をしています。相談室登校の日々のなかで、娘には早寝・早起きができるよう声をかけているのですが、娘は「健康になりたくない」と言います。理由を聞くと、早起きをすると「朝から学校に行きなさい」と言われるからだそうです。

しかし、一方で「健康でないと遊びにも行けないし、おいしいものも食べられない……」。その間で、娘は葛藤しているように見えます。脳科学的な視点から見て、このような娘の考え方を変えることはできるのでしょうか?

<茂木の回答>
まず、娘さんのことを思ってらっしゃる相談者さんの思いが伝わってきて、本当に素敵だなと思います。

そのうえで、学校へ行く・行かないということについて、娘さんが朝ちょっと早く起きて「学校に行きなさい」と言われるのが嫌だとおっしゃっています。もうこれは結論が出ています。行きたくないのです。

それを無理やり行かせるということは、脳の研究をしている立場から言うと、あまりお勧めできません。相談者さんの、やはり学校へ行ってほしいなという気持ちはわかるのですが、もう行かないという結論は出ているのです。

その理由は何か。「健康になりたくない」などといろいろと言ってらっしゃるのですが、その言葉をそのまま捉えても仕方がありません。脳の扁桃体とか感情の回路があるのですが、そこで今、娘さんは学校にちょっと行きたくないなと思ってらっしゃるわけです。

それはもう、待つしかないのです。思春期って本当に脳の回路、前頭葉を中心に繋ぎ変わっていくところなので、その感情の中枢である扁桃体、いろいろな判断をしたり、選択する前頭葉、前頭前野のバランスが良くないのですね。

私、実は通信制高校の校長をさせていただいているのですが、全国に1万2,000人の生徒さんがいらっしゃいます。中学校のときに学校へ行っていなかった方もいるのですが、高校へ来たら普通に元気で勉強頑張って、将来のことをいろいろと考えたりされています。

いわゆる不登校と言われていることは、あることなのです。特に今の日本では比較的多くのお子さんがそういうふうになっていらっしゃって、それはおそらく前からそういうことは潜在的にはあったけれど、今は、例えばインターネットでいろんなことを学ぶこともできるし、学校に通わなくても学ぶ方法はいろいろあるし、進学もいろんな方法があるし、あまり“学校に通うこと”にこだわる必要がなくなってきているのだろうと思います。

もちろん学校へ行って、お友達と話したり、学校の学びをすることは素敵なことなので、行けたら行ったらいいし、何か機会をみて学校の楽しさも伝えられればいいかと思います。

とにかく、娘さんの脳のなかでは結論が出ていて、その結論ってなかなか言葉では表現しきれないのです。言葉を文字通り捉えても仕方がないというところがあるので、焦らないことです。少しずつ少しずつご自身の道を見つけていかれると思うので。

親御さんの気持ちはわかるのですが、やってはいけないのは、例えば「健康になったら早起きする。そうしたら学校に行きなさい」といったことは、“言ってはいけないこと”とされています。待つしかないというか、子どもの判断を尊重する。娘さんが考えたり、感じたりする余裕、スペースを与えることですかね。そうでないと、思春期のときの脳回路の繋がり変わりが十分にできないのです。

あとは、一緒にね、例えば「ご飯おいしいね」とか「空がキラキラきれいだね」っていう、そういう何か小さな喜び、あるいは小さな成功体験、これを親子で共有するのもいいのかなと思います。

いずれにせよ焦らず、ゆっくり、ゆったり待てば、娘さんきっと素敵な学びのあり方を見つけられると思いますので、ぜひ相談者さんとしてもですね、見守っていただけたらなと思います。

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音声版「茂木健一郎のポジティブ脳教室」
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<番組情報>
番組名:茂木健一郎のポジティブ脳教室
配信日時:毎週土曜 22:30配信(予定)
パーソナリティ:茂木健一郎
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坂上忍「あんな化け物がいたら無理」元プロ野球選手・荒木大輔の衝撃を語る

テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」レギュラーコメンテーターの玉川徹とフリーアナウンサーの原千晶がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「ラジオのタマカワ」。「テレビではまだ出せていない玉川徹の新たな一面を発信!!」をコンセプトに、ビジネス、キャリア、マネー、カルチャー、エンタメ、音楽など、さまざまなジャンルをテレビとは違った角度から玉川が深掘りしていきます。今回の放送では、坂上忍さんがゲストに登場。ここでは、スポーツ選手への憧れとリトルリーグ時代について語ってくれました。


(左から)パーソナリティの原千晶、坂上忍さん、玉川徹



◆スポーツ選手への憧れが強い

原:これから坂上さんにお話を伺っていくんですけれども、坂上さんへの質問がたくさん届いていますのでご紹介したいと思います。「コトダマ」さんです。「坂上さんが今一番気になっている人は誰ですか?」

坂上:いません!

玉川:ああ、終わっちゃったじゃない。

原:一言で終わっちゃった。いらっしゃらないのですか?

坂上:気になっていることがあるとすれば、オリンピック。

原:オリンピックの中で、特にこの選手が気になっているとかありますか?

坂上:名前をど忘れしちゃった。スピードスケートの4連ちゃんで出ている方。

原:髙木美帆さん。

坂上:そう、あの人は本当にすごいと思っていて、プロ中のプロだと思っています。本当に頑張っていただきたいな。やっぱりスポーツ選手への憧れが強いので。

玉川:そうなんですか。

坂上:大好きですね。

玉川:もし、生まれ変わったらスポーツ選手になりたいとか。

坂上:僕、いまだに夢を見るんですよ。ずっと野球をやっていたので、それこそ大谷選手みたいにメジャーのマウンドに立って、バシって外角低めにストレートを投げて「ストライク!」って。チャンピオンリングをもらう夢をいまだに見たりするんです。だから野球を断念したことだけは後悔していますね。

原:おいくつぐらいまでやっていたんですか?

坂上:リトルリーグまでですね。自分で諦めたんですよ。そのときに荒木大輔さん(元プロ野球選手で調布リトル時代にリトルリーグ世界一に貢献)が先輩にいたんですけど、「あんな化け物がいるんだったら無理だ」と思って。やっぱり現実を知って、妥協を覚えていくんですよね。

原:じゃあ、生まれ変わったら野球選手に。

坂上:もう一回トライしてみたいですね、無理でも。

玉川:いいね。

<番組概要>
番組名:ラジオのタマカワ
放送エリア:TOKYO FM
放送日時:毎週木曜 11:30~13:00
パーソナリティ:玉川徹、原千晶
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/tamakawa/


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