「老いを仕上げる」ための5つのヒントとは?鴨下一郎が語る“ロンジェビティ”という生き方

“一歩先を行く手の届く贅沢”をテーマにした情報紙「ビズスタ」から、社会で活躍するビジネスパーソンのウェルネスなライフスタイルに役に立つ最新情報をお届けするTOKYO FMのラジオ番組「ビズスタ THE REAL WELLNESS」(毎週土曜7:25~7:30)。「ビズスタ」編集長・佐原雅之がパーソナリティをつとめます。9月5日(土)の放送では、メディカルレビュー社 医学博士、元環境大臣・元厚生労働副大臣の鴨下一郎さんをゲストにお迎えして、鴨下さんの著書『LONGEVITY(ロンジェビティ)「老いを仕上げる」生き方』について伺いました。


メディカルレビュー社 医学博士、元環境大臣・元厚生労働副大臣の鴨下一郎さん



◆“老いを仕上げる生き方”とは?

佐原:近年、世界的に注目を集めているLONGEVITY(ロンジェビティ)。この言葉をタイトルにした書籍が、メディカルレビュー社から出版された『LONGEVITY(ロンジェビティ)「老いを仕上げる」生き方』です。そこで今回は、この書籍の内容について、著者の鴨下一郎先生に伺います。鴨下先生、よろしくお願いします。

鴨下:よろしくお願いいたします。

佐原:私もロンジェビティという言葉を耳にする機会が増えましたが、改めて、その意味を教えていただけますか?

鴨下:ヨーロッパではもうよく知られていますが、日本語に直訳すると“長寿”です。しかし、その概念の範囲は健康にとどまらず、高齢者の生き方全般に及んでいます。

佐原:領域は生き方全般なのですね。

鴨下:はい。見た目の若々しさはもちろん、生きるビジョンや生きがい、社会的な役割、他者からのリスペクトといったことを目指すものです。ロンジェビティが実現した社会では、老化への不安がなくなると思います。では、日本人がロンジェビティを実現するためにどうすればよいかというと、「肉体的な健康や若々しさ」「自己肯定」「人付き合い・人間関係」「多少のお金」「リスキリング(学び直し)」、これらをバランスよく追い求めることが大切だと思っています。

佐原:著書『LONGEVITY(ロンジェビティ)「老いを仕上げる」生き方』は、どのような内容になっていますか?

鴨下:先ほどの5つの項目のなかで「若々しさ」は医学がサポートします。また、「リスキリング」について私がお伝えしたいのは、学ぶことに手遅れはないということです。必要と興味があれば、最新のAIの使い方や若い頃にやりたかったことの学び直しをする時間は十分に与えられていると思います。

佐原:今回は鴨下一郎先生の著書『LONGEVITY(ロンジェビティ)「老いを仕上げる」生き方』を紹介しました。鴨下先生、ありがとうございました。

鴨下:ありがとうございました。

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<番組概要>
番組名:ビズスタ THE REAL WELLNESS
パーソナリティ:佐原雅之(ビズスタ編集長)
放送日時:毎週土曜7:25~7:30
ビズスタ THE REAL WELLNESS
放送局:TOKYO FM
放送日時:2026年9月5日 土曜日 7時25分~7時30分

※該当回の聴取期間は終了しました。

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「バスの運転士」の一言が、10年前の記憶を呼び覚ました―ラジオが結んだ、不思議な再会

先日、ニッポン放送では『上柳昌彦 あさぼらけ スペシャル ~あけの語りびと~』をお送りしました。実は8人の方を取材させていただいたのですが、皆さんのお話が、どれもドラマがあって、ご紹介しきれませんでした。

※イメージ画像

そこで、ご紹介できなかった4人の方を、4週にわたって、『あけの語りびと』でお届けしています。今週は3人目の方です。不思議なご縁で繋がるラジオネーム「すみちゃん」の物語です。

7月28日に発生した「令和8年熊本地震」。その翌日は水曜日だったので、いつもの『あけの語りびと』は、急遽お休みして、熊本からメールを送ってくださったリスナーさんに電話をつなぎました。

実はその方、10年前にもお話を伺っていたんですが、いただいたメールでは、同じ方だと分からなかったんです。お話の中で、『10年前、バスの運転士だった…』と聞いた瞬間、「あっ、あの時の!」

私の脳裏に、10年前の記憶が、鮮明に蘇ってきたんです。不思議なものですね。「バスの運転士」という言葉が、10年の時を経て、私の記憶の引き出しを開いてくれたんです。

熊本市にお住まいのラジオネーム「すみちゃん」は、50歳です。ラジオを聞くようになったのは、中学三年生の冬。受験前にインフルエンザで寝込んだ時、枕元で聞いたラジオが、とても面白かった。それが、ラジオとの出会いでした。

当時、熊本ではニッポン放送が聞けなかったので、窓際にラジオを置いて、向きを傾けたりして、雑音の中、聞いていたそうです。

「そうそう、上柳さんの声を初めて聞いたのは私が高校二年の時でしたね。こちらのローカル番組が始まる前の、夜7時10分から20分だけ、熊本放送(RKKラジオ)で、『花の係長 ヨッ!お疲れさん』がネットされていたんです。東京のラジオ局は、めちゃくちゃ面白い!と思って聞いていましたよ」

高校へ通う電車の中でもポケットラジオで聞くほど、ラジオ好きになったすみちゃんは、大学を卒業すると教員免許を取り、中学校の「技術」の教師になりました。本棚を作る木材加工や、電子製品のはんだ付けなどを教えていたそうです。

しかし、教師の仕事は勤務時間が長く、生徒や保護者への対応など、さまざまなことが重なり、別の道を考えるようになります。

子どもの頃から乗り物が大好きだったすみちゃんは、36歳のとき、市内バスの運転士になりました。始発バスを担当する日は、朝5時過ぎには発車前の点検作業を始めます。

「朝早く起きるのは、やっぱりつらいんです。眠い目をこすってラジオをつけると、あれ?上柳さんの声が流れてきたんです。『あ、うえちゃんの番組が始まったんだ!』と、朝の楽しみが生まれましたね」

ところが、番組スタートから3週間後、2016年4月14日夜9時26分、熊本地震が発生しました。その夜、地震の様子をメールで知らせてくださったすみちゃんに、翌朝、スタジオから電話をつないだんですね。

あの電話から10年が経った今、バスの運転士さんをされていないと伺って、どうされたのか、ちょっと気になって、お話を伺うと、体調を崩されたとのこと…。検査を受けると腎臓の機能が低下していて、今は週に3回の透析を受けています。昼間の仕事は難しくなって、夜、ガソリンスタンドの事務をされています。そこでは、ラジオが聞けます。

オールナイトニッポンから「あさぼらけ」へ…「明け方、ラジオから、うえちゃんの声が流れてくると、ああ、そろそろ今日も仕事が終わりだなぁ、って思うんですよ。今は、ラジオから聞こえてくる、うえちゃんの声が、ホッとする一日の締めくくりになっています」

ラジオネーム「すみちゃん」、今朝もお仕事、お疲れ様です!

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